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国勢調査2015:同性カップルの扱いは?

 みなさんのお宅に国勢調査のオンラインIDが届いていると思います。すでに記入送信した方もいらっしゃることでしょう。
 ご存じのように、国勢調査は、国民生活の実態を把握する目的で、日本に居住するすべての人(外国籍の人を含む)を対象に調査し、集計結果は行政施策に反映されます。その目的からプライバシーは尊重され、回答内容が住民基本台帳や戸籍と照合されることはありません。
 従来の国勢調査では、同性カップル世帯でパートナーを配偶者として回答した場合、続柄をエラー(誤記扱い)と処理してきました。2010年の国勢調査の際、このことを問題だとする声が上がっていました。たとえば世田谷区議の上川あや氏が区の担当課を通して国に問い合わせを行ったり、民主党の松浦大悟参議院議員は国会でこの件に関する質問を投げています(ご参考:http://togetter.com/li/54744http://news.yahoo.co.jp/pickup/6142650http://npn.co.jp/article/detail/44199072/
 そうした流れで、昨年11月26日、「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」「EMA日本」「共生社会をつくるセクシュアルマイノリティ支援全国ネットワーク」「特別配偶者(パートナーシップ)法全国ネットワーク」「LOUD」「レインボー金沢」の6団体が連名で、今年の国勢調査について、同性カップルも集計するよう、総務省統計局に改善の要請を行いました(こちらにあるような要望書を提出しました)
◼︎要望の概要
(1) 現実の多様な家族形態を統計的に正しく把握できる調査となるよう要望します。
(2) 同居の同性カップルからの回答を誤記入扱いせず、当人たちの意向を損なわずに集計してください(また後日再集計できるようにデータを保管してください)
(3) 同居の同性カップルを含む、性的マイノリティに対して、プライバシー侵害や困惑を与えることなく、円滑に調査がなされるように運営・監督してください。
 
 この要請を受けての総務省からの正式な回答はまだありませんが、上川あや氏が「9月10日から始まった国勢調査のネット回答。同性同士、配偶者で入力してもエラーにはなりません。但し!届出通り処理するかどうかは未定。区の担当課長に確認すると、この点は国の統計処理の指示待ち。従来通り「誤記」扱いの可能性も有るそうですよ」とツイートしています。今回の国勢調査では、同性カップルもトランスジェンダーも実態どおり回答できるようにはなっているようですが、それがそのまま採用されるかどうかは未定(総務省統計局の判断待ち)ということのようです。
 そうした現状を踏まえ、今回は以下のような回答もアリですよ、とお伝えしたいと思います。 
・同居の同性カップルは、「世帯主・代表者」と「その配偶者」というように回答できます
・性自認が戸籍上の性別と異なる方は、性自認通りの性別で回答できます(まだ男/女しか選べませんが)
※インターネットよりすでに回答済みの場合でも、登録したパスワードを使用して、10月20日までWeb上から入力を訂正できます。
※インターネット回答後のアンケートに要望を書いてみてはいかがでしょうか?(例:「同性カップルの数を集計して公表してください」「性別欄に”該当せず”を加えてください」など)
 

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