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世田谷区職員の互助会が同性婚カップルに祝い金を出すことに

 今年7月、渋谷区に続き、世田谷区も同性カップルに公的書類を発行する要綱案を発表しました(11月5日から、生活を共にする区内の同性カップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓書」の受付が始まります)が、その流れを受けて、このたび、世田谷区の区職員互助会が、同性のパートナーを持つ職員に「結婚祝い金」に相当するお祝い金を出す方針を決めました。来春から実施する予定だそうです。

 世田谷区職員互助会(会員約5800人)は、他の特別区と同様、区に勤務する職員の福利厚生を目的として設立された会で、会員の会費で運営されています。ですから、この祝い金は、区の施策の話とは別に(税金は使われず)、職員の方たちが、男女の夫婦と同様に同性パートナーのいる職員にもお祝いをしてあげようという、プレゼントのようなものです。

 この祝い金の話は、10月16日の世田谷区議会決算特別委員会で、上川あや区議の質問に岡田篤総務部長が答えるかたちで明らかになりました。区職員厚生課によると、同性をパートナーとして届け出た職員に、異性カップルと同様に祝い金3万円を一度支給するそうです。互助会は今後、必要書類など具体的な手続きを定め、年度内に会員の同意を得る予定です。
 互助会の名誉会長を務める保坂展人区長は「祝い金制度は職員全体で決めることだが、不平等な環境を見直す機運が出てきたことは歓迎したい」と語っています。 
 上川あや区議は「2月、同性をパートナーとする職員にも処遇の平等をと求めて以降、職員厚生課長が誠実に検討を重ねて下さっていた。今回のキーパーソン。心から感謝」「課長の原案を否定せず支持した上層部の懐も深い」「私は区の職員の同性カップルに特別なことをせよとは求めていない。職員は皆、等しく扱われるべきだと話してきた。今後、報じられた結婚祝金だけでなく、弔意金、人間ドック補助、就学祝金なども同性パートナー適用可に見直されることになるでしょう。それが同性カップル公認の「当然の理」なのだから」とツイートしています。
 
 結婚祝い金は、日本IBMが国内では初めて、現行の制度の下でできる福利厚生として社内に導入しましたが、自治体職員では極めて異例(初めて)のケースとなります。上川区議が語るように、弔意金、人間ドック補助、就学祝金などについても異性カップルと平等になれば、さらに画期的なケースとなります。
 地道に話し合いや実績を積み重ね、区の職員の方たちの気持ちを動かした上川あや区議、本当に素晴らしいと思います。



世田谷区職員の互助会、同性婚に祝い金 来春開始の予定(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASHBJ5R8HHBJUTIL049.html

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