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REACH Online 2015がスタート!

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 毎年恒例となっているゲイ・バイセクシュアル男性のためのアンケート調査「REACH Online」が今年も始まりました。
 今回はスマホで回答するシステムとなっており(公式サイトにもURLとQRコードが載っていますので、PCで閲覧中の方はそちらをご参照ください)、「エッチのときにアレ使ってる? ーコンドーム編ー」「エッチのときにアレ使ってる? ー危険ドラッグ編ー」「検査に行く人・行かない人 ーHIV検査編」という3つのカテゴリーのそれぞれで回答を終えるとキーワードが表示され、3つのキーワードを登録すると、抽選で50名様にTOOTのアンダーウェアがプレゼントされることになっています。また、もれなくSUVさん、一十さんのオリジナルスタンプ(LINEスタンプ風イラスト)がもらえます。設問数も少なく、短時間でできるアンケートになっていますので、ぜひ回答にご協力ください。

 さて、長年「REACH Online」を通じてゲイ・バイセクシュアル男性のセクシュアルヘルスやメンタルヘルスについて研究を続けてきた日高庸晴・宝塚大看護学部教授(社会疫学)が今年、「わが子の声を受け止めて ー性的マイノリティの子をもつ父母の手記」という11人の親御さんの思いを綴った冊子を製作しました。世間のセクシュアルマイノリティへの無理解ゆえに自分で自分を肯定できないことがリスクの高い性行動の一因になっているとの問題意識から、日高氏が厚生労働省エイズ対策政策研究事業の一環として取り組んだものです。
 手記を書いた一人、40代の母親は、高校2年の我が子から手紙で、女として生まれたが心は男だと告げられた。「今までそうとも知らず傷つけるようなことをずいぶん言ってしまったと、自分を責めました」。修学旅行や水泳を休もうとするなど気づく機会があったことから、「教師も親も知識を得られる機会を設けて欲しい」と訴えています。同性愛者の子どもを持つ50代の母親も「子どもが自殺まで考えていたとわかる先生は多分いない」とし、「悩み相談の件数が少ないのではなく、声が上げられないのです」と対応を求めています。教師から「男か女かわけのわからないものは登校の必要はない」などと言われ、追い詰められたという悲しすぎる話もありました。Xジェンダーの子を持つ50代の親は「教員養成課程で正しい知識を身につけることを必修にしなければ、教師の言葉に傷つく子はなくせない」と指摘しています。
 日高氏が2011~2013年に教員約6000人を対象に実施した調査では、6割超が同性愛や性同一性障害について教える必要を感じながら、授業で取り上げたことがあるのは14%に過ぎなかったということが明らかになっています。日高氏は「思春期に最も多くの時間を過ごす学校で、性的指向を含む多様性について正しい知識と肯定的メッセージを受け取れる仕組みづくりが必要だ」と語っています。
 この手記が、少しでも多くの教育関係者の方に読まれることを願います。

娘から「心は男」と告げられて… 11人の親が手記(朝日新聞)
http://digital.asahi.com/articles/ASH2K45KYH2KUTFK00G.html

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