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イタリア上院がシビルユニオン法案を可決しました

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同性パートナーの権利保障を求める
イタリアの人々
 イタリア上院が2月25日、同性カップルに結婚に準じた法的権利を認めるシビルユニオンを合法化する法案を賛成多数で可決しました。
 マッテオ・レンツィ首相はFacebookで「今日はイタリア史に残る日だ」「希望が恐怖に、勇気が差別に打ち勝った。愛が勝ったのだ」とコメントしました。
 法案は今後、下院を通過する必要があるが、レンツィ政権は下院で上院以上の過半勢力を握っており、2ヵ月以内に可決される見込みです。

 オランダや北欧諸国、スペイン、フランス、イギリス、アイルランド(イタリアと同様のカトリックの国)など、欧州の主要国が次々に同性婚を承認してきたなか、イタリアは、同性婚をタブー視するカトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)のお膝元ということもあり、唯一、同性カップルの法的権利が保障されてきませんでした。昨年夏には欧州人権裁判所がイタリアの同性婚禁止を人権侵害と見なす判決を下していました(詳しくはこちら
 
 シビルユニオン法案の上院審議入りを控え、1月23日にはイタリア全土の98の市町村で同性愛者や支援者ら約100万人が「イタリアよ、目を覚ませ」をスローガンに掲げ、「議会は国民の声に耳を傾けるべきだ」と訴えるデモを繰り広げました。
 1月28日に法案が審議入りすると、反対派議員は修正動議を議会に提出。イタリア司教協議会のパオロ・ジェンティーリ神父は「法案では、同性パートナーが前の異性配偶者との間にもうけた継子が養子となるケースが想定され、受け入れられない」と、フランシスコ・ローマ法王も「神の望む家族との混同があってはならない」と述べました。1月30日にはローマで法案の撤回を要求する大規模なデモが行われました。
 レンツィ首相は、法案を通すことを優先させ、養子条項削除の要求に応じるとともに、自身の政権を危険にさらす信任投票を25日に実施することを決断。その結果、法案は賛成173、反対71で可決されました。
 しかし、修正後の法案に対しては、同性愛者団体から怒りの声が噴出しています。約30の団体が共同声明で、同法案は「同性カップルの子どもたちの存在や需要を完全に無視している」と厳しく批判しました。
 修正案で保持された内容には、カップルが精神的・物質的に支援し合う義務や、外国人パートナーの居住許可、姓を相手のものに変える権利が含まれます。また法案成立後も、同性のパートナーを持つ人が個人として養子縁組を申請することは可能です。国内ではこれまでに、子どもにとって最善の利益になるとして、こうした申請が裁判所により認められたケースが複数あるそうです。



イタリア 同性カップルの権利法案提出前、国論二分(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160125/dde/041/030/026000c

ローマ 「同性婚」法案の撤回デモ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160201/k00/00m/030/035000c

イタリア上院、同性カップル権利法案可決(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ2V5DP6J2VUHBI014.html

イタリア 上院で同性婚法案可決(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160227/k00/00m/030/051000c

同性カップル権利法可決 イタリア上院(産経新聞 共同通信)
http://www.sankei.com/world/news/160226/wor1602260014-n1.html

伊上院、同性カップルの権利法案を可決 養子縁組認めず批判噴出(AFP)
http://www.afpbb.com/articles/-/3078378

イタリア上院、同性カップル権利法を可決 レンツィ首相「歴史に残る日」(The Huffington Post)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/25/italy-civil-union_n_9322762.html

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