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【平昌五輪】エリック・ラドフォードとガス・ケンワージーがプライドハウスを表敬訪問

 プライドハウスは、LGBTの選手や観客が安心して過ごせる場所として、LGBTカルチャーの祝福として、スポーツにおけるLGBTのインクルージョン(排除せず、包摂すること)への意思表示を行う施設として、2010年バンクーバー冬季五輪で初めて設けられました。以後、2014年のソチ五輪を除き(ロシアで反同性愛法が施行されていたからです)、すべての大会でプライドハウスが設けられてきました。2020東京大会についても、グッド・エイジング・エールズの松中権さんがプライドハウスの設置に向けて動いているところです。
 今回の平昌でも、プライドハウスが設けられ、空港でLGBTの選手や観客に向けて歓迎の横断幕を掲げたりもしました。韓国では、同性愛を禁じる法律は存在せず、若い世代を中心に受容度が高まってきたものの、陸軍における弾圧や、狂信的な宗教団体の反対運動などもあり(プライドハウスにも「ホモは罪。悔い改めよ」というプラカードを持った人が数名押しかけたそう。恐ろしいです…)、一概に寛容とは言えない、複雑な状況がありますが、政府としては認めているようです。
 
 オリンピックに参加している選手たちの多くは、プライドハウスを知らなかったり、無視したりしがちだそうですが、今年はプライドハウスがカナダチームの横に設けられ、カナダのエリック・ラドフォード選手が活躍したこともあり、訪れる人が多かったようです。
 エリック・ラドフォード選手もアメリカのガス・ケンワージー選手とともに、21日に表敬訪問を行いました。
 なお、すでにブライアン・オーサーも立ち寄っていたそうです。

 ブライアン・オーサーはかつて「ミスター・トリプルアクセル」の異名を持ち、サラエボとカルガリーで銀メダルを獲ったフィギュアスケート選手で、現在はご存じのように羽生結弦選手のコーチをつとめており、60年ぶりの2大会連続金メダルという輝かしい記録に貢献した方です(羽生くんがジャンプ後に転びそうになったのを堪えた瞬間、飛び上がって喜んでいた姿が話題になりましたね)。1998年にゲイであることをカムアウトしています。今大会では5人のフィギュア選手のコーチをつとめ、羽生くんの金メダル、スペインのハビエル・フェルナンデスの銅メダルを導き、「信じられないくらいの成功を収めた」と讃えられています。

 

Eric Radford and Gus Kenworthy visited Pride House at the Olympics(Outsports)
https://www.outsports.com/2018/2/21/17036314/eric-radford-gus-kenworthy-pride-house-olympics

Brian Orser is wildly successful figure skating coach at 2018 Winter Olympics(Outsports)
https://www.outsports.com/2018/2/22/17034280/brian-orser-figure-skating-coach-winter-olympics-pyeongchang

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