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セザール賞、リュミエール賞で最多6部門を受賞した映画『BPM ビート・パー・ミニット』が公開されました


左からプロデューサーの方、
「Act Up」現代表の方、
ロバン・カンピヨ監督

有望若手男優賞に輝いた、主演の
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート
 アカデミー賞の受賞結果が世界を駆け抜ける2日前の3月2日、フランスのアカデミー賞とも言われる第43回セザール賞の授賞式が行われ、『BPM ビート・パー・ミニット』が作品賞、助演男優賞、脚本賞、有望若手男優賞、編集賞、音楽賞の最多6部門を受賞しました。
 受賞作品は、前年にフランスで公開されたフランス資本の映画を対象に、俳優や監督、プロデューサー、技術者からなる約4200人の映画芸術技術アカデミー会員の投票によって決まりますが、今年は642本の対象作品の中から、見事に『BPM ビート・パー・ミニット』が作品賞に選ばれました。
 取っつきやすいとは言い難いテーマで、出演者の多くが無名の若き役者たち…それでも、2017年カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得して以来、評判が評判を呼び、フランス国内だけで80万人以上の観客を動員しました。
 この映画の成功を『レクスプレス』誌は、「フランスの知られざる歴史の扉を開けた」「この時代を知らない若い人々の心をがっちりと掴んだ」と分析しています。
 有望若手新人賞を受賞したアルゼンチン出身の主演俳優ナウエル・ペレーズ・ビスカヤートは、トロフィーを手に「この賞を今日も闘い続けている人々に。賞なんかもらえなくても、人知れず闘っている人々に。たとえば、アルゼンチンではいま、人工中絶が合法になるよう闘っている女性たちがいるんだ」とスピーチしました。
 
 また、セザール賞に先立ち、フランスのゴールデングローブ賞とも言われるリュミエール賞の授賞式が2月に行われ、『BPM ビート・パー・ミニット』は作品賞、監督賞、男優賞、脚本賞、音楽賞、新人男優賞の史上最多6部門受賞の快挙を達成しました(『アデル、ブルーは熱い色』の4部門受賞という記録を塗り替えました)

 『BPM ビート・パー・ミニット』は3月24日から公開が始まりました。
 例えば東京の上映館3館は、いずれも毎週サービスデーを設けており、お得にご鑑賞いただけます。
・新宿武蔵野館:水曜サービスデー(1,000円)
・ヒューマントラストシネマ有楽町:水曜サービスデー(1,100円)
・渋谷ユーロスペース:火曜サービスデー(1,200円)

 公式サイトには、浅田彰さん、モーリー・ロバートソンさん、橋口亮輔さん、北丸雄二さん、よしひろまさみちさん、ブルボンヌさん、ナジャ・グランディーバさん、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんらの応援メッセージが寄せられています(こちらをご覧ください)

 ぜひぜひ、劇場でご覧ください。




BPM ビート・パー・ミニット 120 battements par minute
2017年/フランス/監督:ロバン・カンピヨ/出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アーノード・バロワ、アデル・エネルほか/ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペースほかで公開中


<参考記事>
オスカーもいいけどセザール賞にも注目を! 全仏が感動した『BPM』|フランスメディアを騒がせた最旬映画(クーリエ)
https://courrier.jp/news/archives/114974/

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