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大阪府堺市が、来年4月から同性パートナーシップ証明制度の導入を検討

2018年10月31日

 大阪府堺市で来年4月1日から「堺市パートナーシップ宣誓制度(案)」を施行する方向で検討が進んでいることが明らかになりました。実現すれば、大阪府では大阪市に続く2番目の導入、政令指定都市としては札幌、福岡、大阪に続く4番目となります(なお、千葉市も来年度から施行、さいたま市も来年度の早い時期の実現を目指しています)

 堺市では今年5月、竹山市長が府立泉北高校(スーパーグローバルハイスクールとしてグローバル課題の研究に取り組んでいるそうです)を訪れ、LGBTをテーマとした課題研究班と懇談が行われました。その場で同性パートナーシップ条例の必要性についても議論が行われたそうです(詳しくはこちら
 今年9月、堺市議会において、ソレイユ堺の木畑議員の質問に対し、竹山市長が「同性パートナーシップ制度を導入を検討する」と表明しました。
 10月には、堺市人権施策推進審議会において同性パートナーシップ証明制度について議論が行われ、「(仮称)堺市パートナーシップ宣誓制度(案)」の概要が示されました。この制度案は、性的マイノリティでない方は利用できませんが、戸籍上の性別については制限がなく、同居していないパートナーシップ関係でも利用することができ、またすでに「養子縁組」をしている同性カップルを除外する要件も無いとのことです(その視点は大事ですね)。森田堺市議がFacebookで報告しました。
 
 今年の7月から同性パートナーシップ証明制度を導入している大阪市では、9月27日時点ですでに45組のカップルが制度を利用しており、堺市でも多くの方の制度利用が予想されます。

 同性パートナーシップ・ネットが全面的にバックアップしている「自治体にパートナーシップ制度を求める会」が請願・陳情を出している自治体も続々と請願・陳情を採択しています。

 


堺市がパートナーシップ制度4月開始目指し検討(同性パートナーシップ・ネット)
https://www.samesexpartnershipjp.org/blank-7/%E5%A0%BA%E5%B8%82%E3%81%8C%EF%BE%8A%EF%BE%9F%EF%BD%B0%EF%BE%84%EF%BE%85%EF%BD%B0%EF%BD%BC%EF%BD%AF%EF%BE%8C%EF%BE%9F%E5%88%B6%E5%BA%A64%E6%9C%88%E9%96%8B%E5%A7%8B%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%97%E6%A4%9C%E8%A8%8E

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