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台湾のツァイ・ミンリャン監督が、同性婚をめぐる住民投票を前に、初恋のエピソードを初披露しました

 この11月24日、台湾で同性婚をめぐる住民投票が実施されますが、その直前の22日、台湾映画界の巨匠であるツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督が、自身の初恋にまつわるエピソードを語りました。

 ツァイ・ミンリャン監督は、ホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンなどと並び、台湾映画界の第2次ニューウェーブ世代を代表する存在で、『愛情萬歳』(1995)でベネチア国際映画祭の金獅子賞(グランプリ)を受賞し、世界的な巨匠の仲間入りを果たしました。4年前にゲイであることを公表しています。
 11月22日、台湾のアカデミー賞にあたる「金馬奨」のクロージング作品に選ばれた映画『你的臉(Your Face)』(ツァイ・ミンリャンの最新作。自身のことを描いたドキュメンタリーのようです)の上映に参加したツァイ・ミンリャン監督は、小学3年生の時、同じクラスの男子生徒に恋をしたこと、学校の長期休暇では彼に会えず悲しい思いをしたこと、5年生の時に転校したため、その後は会えなくなったことなどを語りました。初恋の思いは、「大人になって誰かを愛した時と同じように強烈なもの」で、50年が過ぎても忘れられないといいます。相手の名前もよく覚えており、「今はどうしているかと、たまに思い出す。相手がゲイかどうかなどは関係なく、ただ幸せであってほしいと願っている」と語り、観客に深い感動を与えたそうです。
 
 相手が異性であっても同性であっても「愛する権利」は変わらないと訴えたツァイ・ミンリャン監督の言葉は、こうしてメディアにも取り上げられ(海を渡って伝えられるほどのインパクトを持ち)、24日に実施される同性婚をめぐる住民投票にも少なからず影響を与えそうです。おそらくツァイ・ミンリャンは、台湾での同性婚実現を願い、自身の初恋にまつわるエピソードを披露したのだろうと見られています(いい話ですね)
 投票の結果が果たしてどうなるか、心配な方も多いことでしょう。無事に台湾で結婚の平等(同性カップルの結婚の権利)が認められるようになることを祈りましょう。
 
 

 

同性愛公表のツァイ・ミンリャン監督が「初恋」エピソード、同性婚合法化への住民投票にも影響か―台湾(niftyニュース)
https://news.nifty.com/article/world/china/12181-664742/


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