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クロエ・グレース・モレッツが主演した同性愛矯正施設の映画がDVD化されることになりました

2018年12月01日

 サンダンス映画祭2018グランプリ獲得作品は「治療」施設に入れられた同性愛者の物語でもお伝えした映画『The Miseducation of Cameron Post(原題)』ですが、来年2月2日に『ミスエデュケーション』の邦題でDVDとして発売されることになりました。
 
 『ミスエデュケーション』は、2012年に出版されたエミリー・ダンフォースのヤングアダルト小説を映画化したものです。舞台は1993年のアメリカ。両親を亡くした後、保守的な叔母と一緒に暮らすことになった少女キャメロンは、プロムの夜、車の後部座席で親友の女性とセックスに及ぶが、同級生に目撃されてしまい、叔母によって矯正治療施設「神の約束」に入所させられ…というストーリーです。
 あの『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツが主演し、サンダンスでグランプリを獲ったにもかかわらず、日本では配給がつかなかったというのは、ちょっと寂しいものがあります。映画館で観ることができないのは残念ですが、DVDを楽しみに待ちましょう。
 
 クロエ・グレース・モレッツは『ミスエデュケーション』に主演したことについて、「この映画は全てが私にとって完璧だったの」と語っています。
「このプロジェクトは芸術という私の愛するものと私の(LGBTQの)活動を一緒に実現できたから。社会的意識を高く持つことができたし、社会にとっても革新的なプロジェクトになったの。それも人を喜ばせ、おもしろくて、達成感がある方法でできたのよ」
 実はクロエの4人の兄のうち2人がゲイで、自然とLGBTQをサポートする気持ちが生まれたといいます。

 そんなセクシュアルマイノリティへの偏見のない環境で育ったクロエは、はっきりとバイセクシュアル(あるいはパンセクシュアル、セクシャル・フルイディティ)であるとカムアウトしたわけではありませんが、自身も現在、モデルのケイト・ハリソンと交際しており、手をつないだりキスしたりしている様子が伝えられています。あたたかく見守りましょう。

 



クロエ・グレース・モレッツが同性愛の少女演じた未公開作ソフト発売(映画ナタリー)
https://natalie.mu/eiga/news/307658

クロエ・グレース・モレッツ、監督デビューへ(TechInsight)
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12239-128625/

クロエ・グレース・モレッツに新恋人の存在が浮上!(ELLE)
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a25426500/chloe-grace-moretz-181207/

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