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カナダで来年、同性愛合法化50周年を記念した新しいコインが発売されます

 カナダで来年、同性間の性行為が非犯罪化されて50周年になるのを記念して、新しい1ドルコインがリリースされることになりました。

 カナダでは1969年まで同性間の性行為が違法で、多くのゲイやレズビアン、バイセクシュアルの人たちが公職(政府の職や軍隊など)を追放され、数千人が影響を受けたとされています。政府、軍、連邦警察は、疑いをかけた同僚を職場の内外で見張り、プライベートな性行動について尋問を行うとともに、友人や知人を通報するよう強制していました。1969年、おそらくNYのストーンウォール暴動をきっかけとした世界的なゲイ解放運動の勃興によって、ようやく撤廃されました(来年、NYでは、ストーンウォール50周年を記念してワールドプライドが開催されます)
 昨年11月、ジャスティン・トルドー首相は国会で、過去の同性愛者迫害について公式に謝罪しました。トルドー首相は、かつての政府の行動を「魔女狩りそのものだ」と非難し、涙をぬぐいながら「この国がかつてしてきたことを恥と思い、悲しみと深い遺憾の意を込めて、私は今日ここに立って、こう申し上げる。私たちは間違っていた。謝ります。申し訳ない。私たち全員が申し訳ないと思っている」と語りました。 
 今回のコインの発売は、この公式な謝罪を受けて、造られることになったものだそうです。

 すでに新しいコインのデザインは、首相にも承認され、お披露目を待っている状態です。
 カナダ造幣局はまだ、そのデザインを公表していないのですが、「2人の人間の顔が大きな円の中でオーバーラップしている。左半分は正面を向き、右半分の顔は左を見ている。2つの顔は全体として1つの顔を構成し、2つの目、2つの眉、鼻、口、2つの耳が見えて…」といったデザインになるそうです。また、1969-2019という文字と、「Equality」という文言が英語とフランス語で刻まれるそうです。

 これは世界初の、セクシュアルマイノリティについての記念コインになるのでしょうか?

 2015年、カナダ建国150周年を記念するコインのデザインが公募され、ゲイペアレンツのデザインが最終候補に残ったというニュースを記憶している方もいらっしゃることと思います。ストレートカップルとその子ども、レズビアンカップルとその子ども、ゲイカップルとその子どもが1枚のコインの中にデザインされたものでした。投票の結果、残念ながらそのデザインは選ばれませんでした…(採用され、販売された実際のセットはこちら

 実はそれよりもさらに前の2012年、カナダ造幣局がGary Taxaliというトロントのイラストレーターに委嘱した記念コインのシリーズがあり、その1つが、同性婚を意識したものでした。「アメリカのゲイ&レズビアンは今、同性婚を実現するための大きな闘いに挑んでいるけど、カナダではとっくに同性婚できるってことに気づいたんだ。これを図柄にしなきゃ、と思った」「2人の結婚指輪のキャラクターが互いにつながっているというアイデアが降ってきた。彼らにはジェンダーがなく、どんなカップルも含まれるんだ」とGary Taxaliは語っています。
 

 


Canada will issue new $1 coin to commemorate end of laws against gay sex(GAYSTRANEWS)
https://www.gaystarnews.com/article/canada-will-issue-new-1-coin-to-commemorate-end-of-laws-against-gay-sex/#gs.ATy2938

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