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最上もがさんと東小雪さんが、お茶の水女子大でのLGBT特別授業に登壇しました

 2月19日、元でんぱ組.incの最上もがさんと、元タカラジェンヌの東小雪さんが、お茶の水女子大のLGBT特別授業(課外セッション)に登壇しました。
 
 お茶の水女子大学は昨年7月、2020年度の学部・大学院の入学者からトランス女性の学生を受け入れることを発表し、大きな話題を呼びました。今回の課外セッションは、大学側が作った制度を単に受け入れるのではなく、学生ひとりひとりが自ら考え、自己の意識を変化させていくことが大切だと考えた学生らが、映画『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』の内容に共感し、企画したものです。
 まず、最上もがさんがこの映画について「希望がある映画だなと思いました。10代は自分のセクシュアリティがいちばんわからなくなってしまって、孤立しちゃう子が多いと思うんです。この映画は(主人公が自分の)居場所を見つけられて、前向きな結末を迎えて、ほっこりした気持ちになれてよかったなと思いました!」と語りました。
 東小雪さんが「10代の頃にセクシュアリティに悩んだことは? (バイセクシュアルであることは)悪いことなんじゃないかっていう葛藤はなかった?」と尋ねると、「全然悩んでなかったですね(笑)。綺麗なお姉さんっていいなっていう気持ちがずっとあって。自分の中では自然なことでした。人を愛するって性別は全く関係ないって思ってます!」と笑顔で答えました。
 さらに最上さんは、自身の人生を振り返り、「高校2年の時に、クラスの中ですごいかわいい女の子がいて、写真を待ち受けにしていたら、女友達に『レズなの?』と言われて。でもそれは差別とか偏見じゃなく『だと思ってた。女の子好きだよね』と言われて。周りにも女子のカップルが普通にいたので、“ボク”にとっては自然なことだった」と語りました。
 また、登壇したバイセクシュアルの学生からは、テレビなどのメディアでのLGBTの扱いが、悲劇性だけを強調したり、デフォルメしたコメディとして描いたり、二極化しているのではないかという問題提起がなされ、東さんは「10年くらい前は、カミングアウトの大変さや苦しみが取り上げられてきて、わかりやすくマイノリティを強調することがありましたが、かなり社会も変わってきていますね」とコメントしました。
 別の学生からは、「2020年度から、いざトランスジェンダーの学生が入学してきたら、差別はしたくないし、友達として付き合いたいけれども、自分の中に引っかかるものがあって戸惑うかもしれない」との声が上がり、その学生に対しても、東さんは「私はレズビアンなんですが、バイセクシュアルの方の痛みやトランスジェンダーの方の気持ちが全部わかるかといったら、そんなことは絶対にないし、相手の気持ちがわかると決めつけてしまうことこそが危険。決めつけは、以前問題になった議員のように、セクシュアルマイノリティ全体を切り捨てるような発言につながると思います。大切なのは、ひとりひとり考え方が違うということを理解すること。どう接したらいいのだろう、と気を遣いながらモヤモヤと向き合うのは、ものすごくエネルギーが要るけれど、様々な生き方の人たちと向き合い続けるエネルギーこそが“教育”なのでは」とコメントしていました。
 
 それぞれバイセクシュアルである、レズビアンであることをオープンにして活躍していらっしゃる最上もがさん、東小雪さんという、華やかな女性タレントお二人による夢の競演を、学生さんたちもとても喜んでいたようです。たいへん貴重で、素敵なセッションでしたが、これはトランス女性の受入れを決めたお茶の水女子大学だからこそ実現したと言えるかもしれません。
 
 


でんぱ組.incの元メンバーの最上もが、LGBTイベントに登壇!映画『サタデーナイト・チャーチ』公開直前イベント(CINEMATOPICS)
http://report.cinematopics.com/archives/45307

最上もが、女子大で「LGBT」の特別授業! 「人を愛することに性別は関係ない!」(RBB)
https://www.rbbtoday.com/article/2019/02/19/167888.html


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