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COLUMN

レポート:Rainbow Ski Weekend in Urabandai 2019

2019年3月9日(土)~10日(日)、裏磐梯レイクリゾートホテルで「Rainbow Ski Weekend in Urabandai 2019」が開催されました。お楽しみ満載なスキーツアーは大好評で、来年もぜひ!との声が聞かれました。

レポート:Rainbow Ski Weekend in Urabandai 2019

 東北のゲイスキーツアーは、2015年、福島・裏磐梯のグランデコスノーリゾートで初開催されました。東日本大震災の風評被害で客足が激減してしまったグランデコの販促セクションで働いていたGENTAさんが(のちに自身もゲイであることをカミングアウトするのですが)LGBTのお客様に来ていただくことで復興につなげたいという思いでLGBTツーリズムを学び、IGLTAに加盟し、Out Asia Travelとタッグを組んで始めたのでした。回を重ねるごとにお客様も倍々で増えていき、2017年には120名規模のイベントに成長。しかし、GENTAさんがイベントにタッチできない部署に異動になってしまい、中止となりました。
 しかし、復興支援のためにも、また、毎回楽しみにしてくれていたお客様のためにも、Out Asia TravelとGENTAさんがなんとか裏磐梯で開催できないかと働きかけを行い、今回、裏磐梯レイクリゾートという豪華ホテルで実現する運びとなったのでした。
 
 3月9日(土)は暑いくらいの陽気でした。今までは、裏磐梯エリアに近づくと一面の雪景色が広がっていたのですが、今年は道にも雪がなく、新宿から貸切バスで向かっていた一行も、果たしてスキーができるのだろうか?と心配していました。が、幸い、前日にはゲレンデにたっぷりと新雪が積もっていたので、良好なコンディションでスキーやスノーボードを楽しめました。
 ホストホテルである裏磐梯レイクリゾートには、レインボーフラッグをあしらった特設カウンターが設けられ、お客様を出迎えました。

 夕食はバイキングでした。ステーキはあるわ、カニはあるわ、刺身はあるわ、地元の特産品を使った郷土料理やらカレーやら、サラダバー、スイーツバー、たいへん豪勢でした。さすがは4つ星ホテル。お腹いっぱいになりました。

 19時から3F「桃源」で、パーティがスタート。二丁目で行われているような本格的なゲイナイトが、福島で開催されました(実はこれが東北で唯一のLGBTのクラブパーティです)
 「桃源」は玄関の真上にあるパーティスペースで、バーやカラオなどがあるエンタメエリアから入って行くちょっと奥まったところにあるのですが、入口がレインボーのアーケードになっていて、レインボーカラーの風船が通路を彩り、ゲイナイトっぽい雰囲気を演出していました。
 普段はレセプションパーティや結婚式、コンサートなどに使われるスペースに、20人くらい乗れそうなステージが設けられ、DJさん(福島在住で、二丁目でかかるJ-POPリミックスの多くを手がけているtoHruさんと、東京で活躍するAsakoさん)が軽快なJ-POPや歌モノHOUSEをspinし、プロの方たちがライティング(照明)するクラブ空間に変身していました。お客さんはバーカウンターでビールやワイン、ウィスキーなど好きなドリンクを注文し、友達と乾杯しあっていました。
 20時からGOGOショーがスタート。細マッチョ、がっちり系マッチョ、ゴリマッチョな3名のGOGO BOYSが登場し、セクシーに盛り上げました。
 20:30からショータイムがスタート。最初に小泉社長がご挨拶。続いて、レイチェル・ダムールさんのラテンビートに乗せたダンスショー、G.O.Revolutionのフレディ・マーキュリー(英語の朗読付き)、そしてエスムラルダさんのマジック・ショーと生歌ライブ(彼女は八方不美人というユニットで歌手活動もしています)。みなさん、とても喜んでくださいました。
 お客さんは広いフロアで思い思いにダンスしたり、シンガポール航空の女性CAさんのコスプレで楽しんでる方もいたり、ステージでGOGOのように脱ぎ始めるラテンなイケメン・マッチョさんがいたり、自由にのびのび、楽しんでいました。
 2回目のGOGOは、法被と六尺という、日本の伝統的なお祭りのスタイルでした。お客さんも「それそれ~」とお祭り風のかけ声をかけたりして、たいへん盛り上がりました。
 そして2回目のショウタイム。エスムラルダさんはドレミの歌(お客さんに「ド」や「レ」の札を上げさせる)でほのぼのと。そしてレイチェルさんは、クイーンアミダラみたいなオリエンタルビューティ(でも曲はBLACK&PINKの「BOOMBAYAH」)で圧倒したあと、メイクを落として素顔になり、男の格好でストリップするという、ショウを披露。グランデコ時代から裏磐梯のレインボースキーイベントを頑張って支えてきた弦太さんもご挨拶しました。
 ラスト30分くらいDJタイムで出演者総出でフィナーレを迎え、アンコールで大ヒットした「U.S.A.」をみんなで踊り、記念撮影をして終了となりました。
 おみやげとして、今回協賛してくれたBS365のアンダーウェア、仙台のやろっこ(東北地区でHIV予防啓発を行う団体)が提供するタオルとコンドーム(SからLLまでサイズが揃っています。LLだけ残ってました)がプレゼントされました。

※トップ画像はパーティ終了後の記念写真です。途中で帰られた方もいらっしゃって、トータルではこの3倍くらいのお客様がいらっしゃいました。





 
 24時から大浴場が貸し切りになりました。本当に広くて素敵な大浴場で、階段を降りたところに外の雪景色を望む露天風呂があります。GOGOの方も一緒にお風呂に入ってました。そして、雪見酒(雪景色を眺めながら日本酒を飲むという、日本の冬の風物詩。東北のような雪国でしか味わえないので、スペシャル感があります)を楽しみました。

 続いてゴージャスな別館・猫魔離宮のプレミアムジャパニーズスイート(ヘタなハッテン場より広い、いったい何部屋あるのか、と思うようなマジでプレミアムなお部屋でした)を使って「浴衣ミーティング」が催されました。お部屋に備え付けられた浴衣を着て集まり、お酒を飲んだり、語らったりしよう、オプションでGOGOさんが褌を締めてくれます(褌は差し上げます)という趣旨の宴会だったのですが、海外から来られた方も含めて20人くらいは褌姿になり、instagram用の写真を撮ったり、セクシーにじゃれあったりして楽しんでいました。初めての方と知り合ったり、出会いが生まれたり、楽しい宴会になりました。
 
 翌朝、みなさん眠い目をこすりながら、バイキングの朝食(地元の野菜を使った漬物やお粥など、体に優しいメニューもたくさんあって、本当に美味しかったです)をいただいて、チェックアウト後はまた、スキーやスノーボードを楽しんでました。
 帰りのバスは、お互いに顔見知りになった人も多く、行きよりも和気藹々と盛り上がりました。
 みなさん、来年もぜひ参加したい!とおっしゃっていました。
 
 こちらにGENTAさんが作ってくれたレポート動画が掲載されています。ぜひご覧ください。
 

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