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「サタデー・チャーチの母」と呼ばれたジェナ・タイン・メイヤー

映画『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』で描かれたLGBTQ支援プログラム「サタデーチャーチ」を実際に手がけていた方のインタビューです。

「サタデー・チャーチの母」と呼ばれたジェナ・タイン・メイヤー


 映画『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』で描かれたニューヨークの有色人種クィア・ユースの支援プログラム「サタデー・チャーチ」。実際に「サタデー・チャーチ」で約10年にわたってプログラム・ディレクターとして活動したジェナ・タイン・メイヤー氏へのインタビューの映像が届きましたので、ご紹介します。

 「サタデーチャーチ」プログラムは、家族や周囲から理解を得られずに居場所がなくなって家出をし、ストリートチルドレンとなり、生き延びる手段として何度も売春をせざるをえなくなり、薬物乱用に苦しむ LGBTの若者が後をたたず、ニューヨーク市が宿泊施設を開放するも、粗悪な環境が原因で寄り付かなくなり、ホームレス化が進んでいたなか、2001年10月にグリニッジビレッジ(ゲイタウン)にある聖ルカ教会が始めたものです。24歳までの若者たちに食事や衣服、セーファーセックスの指導やHIV検査、ダンスやバスケ等のスポーツをする場、その他個々の相談に乗る機会を提供したことが始まりです。最も盛んだった時期には、このプログラムを約100もの教会が実施しており、今でも約30の教会が続けています。参加しているのは約9割が有色人種のクィアであり、白人は少ないのが現状です。それは、有色人種のクィアがいわゆるダブル・マイノリティ(人種的マイノリティと性的マイノリティの両方)であることが要因で、LGBTQの中でも特に困難に直面しがちだからです。 
  映画『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』が公開された今、約10年にわたって「サタデーチャーチ」のプログラム・ディレクターとして活動したジェナ・タイン・メイヤー氏にインタビューした映像が届きました。まさに「サタデーチャーチの母」のような方です。
 映画をこれから観る方も、すでにご覧になった方もぜひ、ご覧ください。




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