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レポート:Shangri-La 42 "BLACK BALL”

Shangri-La冬の定番パーティ「BLACK BALL」が3月8日(土)、開催されました。寒さなんて関係ない!とばかりに、新木場ageHaは内外から集まったイケメンたちでにぎわい、朝まで盛り上がを見せていました。

レポート:Shangri-La 42

 2014年3月8日(土)、この日の夜の気温は2~3度。まだまだ冷え込み厳しいなか(しかも海風とか超寒そう)、果たしてお客さんは来るのだろうか…と思いきや、会場は、あふれんばかりの人、人、人。通路はまるで新宿駅並みに人でごった返しており、やっぱりShangri-Laはスゴいな…と感嘆。

 今回のShangri-Laがいつもと違ったのは、昨年、六尺ナイトが開催されたときに会場中を六尺野郎たちが闊歩していたのと同様、レスリングパンツ姿の方、パン一の方、はたまた股間を布で覆っただけの方など、さまざまな露出スタイルの方たちを会場のあちこちで見かけたことです(それでいてみなさん、Black Ballだけにちゃんと黒の衣装をコーディネートしていて、エラい!と思いました)
 
 では、今回もエリア別に、レポートをお届けしたいと思います。

■ARENA


 鳴り響くクラブサウンド、きらめくライティングはそのままに、Black Ballのアリーナはいつも以上のエロティックさを演出していました。1回目のGOGO SHOWでは、大ステージにソファがしつらえられ、GOGO BOYたちが幕の後ろから登場。思わずウォーっと歓声が上がるほど、壮観でした。やがて、各々がお立ち台に移動しますが、ステージ上には4人のレザー兄貴(「BULK MEN IN BLACK」)が残り、エロティックなカラミを見せていました(それをキャーキャー言いながら見ていたのが女子だったりして)。そんなレザー兄貴たち、2回目はセンターの丸いステージに陣取り(衣装も替えて)、3回目はDJブース横に登場。スポットライトに照らされた4人の鍛え上げられた肉体は、ギリシャ彫刻のように美しく、シビれました。
 そして、今回、GOGO BOYSのキャスティングには、ビックリするほど大胆なメンバーチェンジがありました。「え、あの人が出てないの?」とか「この人、初めて見たけど、素敵」という声も聞こえてきましたが、きっと新鮮に感じた方は多かったはず。
 もちろん、いつものように体自慢な裸族のみなさんも多数で、朝方までアリーナはエロく盛り上がっていました。

■TK GROOVE 2 [WATER]

 WATER(プールサイド)はいくらなんでも、さすがに寒いだろうな…と覚悟していたのですが、ゲストのマーク・パンサーさんのDJタイムには、フロアに入りきらないくらいのオーディエンスが詰めかけ、逆に熱いくらいでした。マークさん、「departures」「freedom」「sweet pain」といったglobeの名曲を次々にプレイし、生ラップまで披露。「楽しいね!」「こういうのもっとやろうよ!」などとMCも入れてくれて、フロアは否応なしに盛り上がりを見せました(床が揺れてる!と感じたのは初めてかも)
 ゲストのtohkoさん(ふわふわふるーるー♪)のライブも素敵でした。歌もさることながら「このTK Grooveのためにシングルを作りました。ここで先行販売します!」と、素晴らしいサービスっぷりを見せてくださり、愛を感じました。
 SHOW TIMEではミョウガさんや大勢のクイーンの方たちが楽しませてくれました(フーチ葉さんのショーにはマークさんも思わず笑っていたとのこと)。そして朝方にはクイーンのみなさんが総出演し、まるでAMRのようなハッピーな盛り上がりを見せていました。
 
■CIRCUIT PARADISE 6 [ISLAND]

 みんな大好きな定番〜最新のヒット曲がかかり、ガチムチ系GOGOが盛り上げ、バーカウンターの上の壁には9monstersのプロフ画像が映し出され、常にイケメンたちでごった返しているという、安定のクオリティを見せていたISLAND。喫煙スペースもあるし、アリーナほど轟音でもないので、しゃべりやすいエリアということもあり、いろんな友達と会って(プロフ画像を横目で見ながら)話がはずんだりして。そういう感じも楽しかったです。
 
■露出狂ナイト [BOX]

「ArcH」の平日の人気イベントとなった露出狂ナイトが、ついにShangri-Laに登場!ということで、「いったいどんなイベントなんだろう?」と、今回のBlackBallのいちばんの話題になっていた気がします。BOX(テント)は誰でも入れるフロアと、脱いだ方のみ入場可能な「淫行ゾーン」と、大きく二つに仕切られていました。フロアの方は、真ん中にポールが設置され、ポールダンサーの方のショーが繰り広げられていたほか、ステージではGOGOショーやSEXYツイスターなども行われ、露出スタイルの方と着衣のお客さんがいっしょに楽しんでいました。
 さて、レポートとしては、やはり「淫行ゾーン」がどうなっているかお伝えしなければ…と思い(友達に「みんなそこがいちばん知りたいのよ!」とカツを入れられたこともあり)、勇気を出して入ろうとしたのですが、あまりの混雑のため、入場規制がかかっており、あきらめました…(残念!)。が、中から出て来た方に話を聞いたところ、「照明明るめな中、エロい恰好の人がいっぱいで、あちこちで○○○を○○…(以下自粛)」とのことでした(ご想像にお任せします)。もちろんレギュラーの「行列ができる」ダークルームも大人気だったようですが、今回は2つもそういうゾーンがあって楽しめたということで、たいへんお得だったのでは?と思います。

 
 数千人が集まり、これだけいろんなイベントが同時開催されてると、実にさまざまなドラマ、人間模様があります。
 マーク目当てにわざわざ来たというガチのglobeファンの方(30代後半がっちり系)は、フロアの盛り上がりようを見て、「スゴイ!globeのライブみたい」と大興奮していました(そして朝方にはベロベロに酔っ払ってました)
 ふだんはあまりイベントにも二丁目にも行かないという方が、露出狂ナイトを思う存分楽しんでいたり(こんな寒い夜に、あえて露出しに来てくれるなんて…胸が熱くなります)
 2月の「BANANA Fridays」で行われた「桃尻コンテスト」に出場していた方が、スゴい気合いの入ったコスチュームで歩いてたりしたのも素敵でした。
 わざわざ北海道や沖縄から来られた方もいました。外国人の方たちもたくさんいらっしゃいました。
 それから、いつもローラースケートをはいて光るアクセサリーを売っている星野晃代さん、○歳のお誕生日だったそうです(おめでとうございます!)。前日には「BANANA Fridays」で吉田さんのお誕生日のお祝いもありました(おめでとうございます!)
 たくさんの笑顔があふれていて、本当に素敵な夜でした。
 音楽やアトラクションだけじゃなく、そういうところもShangri-Laの醍醐味だなあと、あらためて感じました。

 それから今回、比較的新人なGOGO BOYや若いオーガナイザーを積極的に起用しているところに、吉田さんの親心というか、新しい人がどんどん出てきて育っていってほしい、若手にがんばってほしい、そういう気持ちが窺えました。(一昨年のSGB20オーディションもそうですよね)
 
 
 さて、次回のShangri-Laは、5月3日(土)です。ゲストDJにCHUS + CEBALLOSを迎え、[WATER]では「AMR-安室奈美恵ナイト- FEEL TOUR 2014」が、[BOX]では「MEN’S EDM powered by TGN」が開催されます。さらに、今年のGWは「TOKYO MEGA WEEKEND 2014」と題し、5月2日(金)の"GLAMOROUS TOKYO"@AIR、3日(土)のShangri-La 43 "SPLASH"、4日(日)のShangri-La 43's CLOSING BASH "HAPPY BALL"@AiSOTOPE LOUNGEと、3日間にわたるゴージャスなパーティ・ウィーケンドが繰り広げられます。お楽しみに!(詳しくはこちら

※今回のレポートの画像は、Shangri-Laの吉田さんからご提供いただきました(Photo by EISUKE, Naoko Suzuki, TATSUSHI)。全画像をこちらからご覧いただけます。

 

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