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特集:2021年9月のLGBTQ映画

この9月に上映・配信されるLGBTQ関連の映画やドラマの情報をお届けします。映画館で、ご自宅で、映画やドラマを楽しみましょう。

特集:2021年9月のLGBTQ映画
(『ジェイミー!』より)

今年の夏も海やプールに行けなかった…という方も多いと思います。9月になっても、まだまだ暑いし、どこかにお出かけしたい、けどイベントや旅行には行きづらい…という方など、映画館で静かに涼しく、LGBTQ映画を楽しんではいかがでしょうか。というわけで9月に上映される映画(や、配信されるドラマ、放送されるTV番組)の情報をまとめてお伝えいたします。
(コロナ禍の影響で、地域によっては今後、映画館の状況も変わってくるかもしれません。また、どの映画館も感染防止策はとっているとは思うのですが、十分お気をつけください)
(最終更新日:9月25日)




配信中
IT'S A SIN 哀しみの天使たち

 1980年代のロンドンを舞台にHIV/エイズに翻弄される3人のゲイ男性の姿を描いたドラマ『It’s a Sin』。英国のチャンネル4で今年初めに放送され、驚異的な大ヒットを記録し、HIV検査を受ける人が4倍にも急増しました。製作したのは、ゲイドラマのさきがけとして異例の大ヒットを記録した金字塔的作品『Queer As Folk』を手がけたラッセル・T・デイヴィス(ゲイの方です)で、自身の実体験をベースにしてこの作品を作り上げました。『POSE』がトランス女性を多数起用したのと同様、このドラマも、リアルなゲイの俳優を起用することにこだわったそうで、イヤーズ・アンド・イヤーズのオリー・アレクサンダー、ニール・パトリック・ハリス、スティーヴン・フライのほか、たくさんのゲイの俳優たちが活躍します。主題歌はもちろん、ペット・ショップ・ボーイズの『It’s a Sin』です。(レビューはこちら

「IT'S A SIN 哀しみの天使たち」(全5話)
Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX DRAMA & CLASSICS」で配信中(いま第3話まで配信されています。第1話はアマプラで無料でご覧いただけます)




公開中
Summer of 85

 フランソワ・オゾン監督の最新作で、16歳と18歳の少年の人生を変えたひと夏の初恋を描いた作品。10代の頃の感情を投影し、運命的な出会いを果たした美しき少年たちの初恋と「永遠の別れ」を描き出しています。フランソワ・オゾン、ひと夏のゲイのロマンス、1980年代のヒットソング、ノスタルジックな映像、とくれば、オゾンのデビュー作『サマードレス』(シェイラが歌う『バン・バン』に合わせて金髪マッチョがドラァグクイーンのように踊るシーンが最高に素敵な、自由でユーモラスな青春の1シーンを描き出した傑作クィア短編映画)を思い出す方もいらっしゃることでしょう。『Summer of 85』は、オゾンが10代の時に出会い、「いつか長編映画を監督する日が来たら、その第1作目はこの小説だと思った」という『おれの墓で踊れ』という小説を、35年の時を経て、満を持して映画化した作品です。オゾンのファンならマストですし、そうでなくてもきっとハマること間違いなしの、要注目!必見!のゲイ映画です。(レビューはこちら
 
<あらすじ>
1985年、夏のフランス。ヨットで沖に出た16歳のアレックスは、突然の嵐に見舞われ、18歳のダヴィドに救助される。急速に惹かれ合い、恋に落ちる二人。アレックスにとっては、それが初めての恋だった。互いに深く思い合う二人は、「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる。その後、ダヴィドの不慮の事故死で、恋焦がれた日々は突然終わりを迎える。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった……。

Summer of 85
2020年/フランス/監督:フランソワ・オゾン/出演:フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー、イザベル・ナンティほか
8月20日から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国で順次公開
(c)2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES




9月3日〜 配信
シンデレラ

 誰もが知るクラシカルなおとぎばなし『シンデレラ』の物語に、現代の人気POPソングを織り込んだ、新感覚の『シンデレラ』。真実の愛だけでなく、自分の夢を自分自身の手で実現させるために努力するシンデレラの姿が描かれています。主演のシンデレラ役はショーン・メンデスとのデュエット「セニョリータ」が大ヒットしたカミラ・カベロ、シンデレラの継母役はアナ雪のイディナ・メンゼル、国王役は007シリーズや『マンマ・ミーア!』のピアース・ブロスナン、そして「ファンタジーの代名詞」フェアリー・ゴッドマザーをわれらがビリー・ポーターがつとめています。監督は『ピッチ・パーフェクト』シリーズのケイ・キャノン。面白くないはずがありません!

シンデレラ
2021年/英国・米国/112分/監督:ケイ・キャノン/出演:カミラ・カベロ、イディナ・メンゼル、ミニー・ドライバー、ニコラス・ガリツィン、ビリー・ポーター、ピアース・ブロスナンほか
Amazon Prime Videoで配信




9月3日 再放送
魂の解放!LGBTパレードはこうして生まれた

 NHKの『逆転人生』という番組の、日本で初めてプライドパレードを開催した南定四郎さんをフィーチャーした回「魂の解放!LGBTパレードはこうして生まれた」が再放送されます。90年代の「エイズ感染拡大の中で吹き荒れた差別との戦い」のリアリティや、不屈の精神で初めてパレードを実行した時のお話に迫ります。
「あなたの知らないLGBT苦難の歴史。日本初のLGBTパレードを開催した伝説のゲイ活動家。戦前から続く差別。エイズパニック。そしてパレード中に起こった涙の逆転劇」
「今や20万人を超える人々が集うLGBTパレード。セクシュアルマイノリティたちが誇りを持って街を闊歩するビッグイベントだ。今から26年前、日本で初めてパレードを行った南定四郎さん(88)。そこにはゲイであることを隠し続けた屈辱の日々、エイズ感染拡大の中で吹き荒れた差別との戦いがあった。南さんが赤裸々に語るLGBTの苦難と挑戦。そしてパレード当日新宿から渋谷へと向かう道中で起きた感動の逆転とは」

『逆転人生』魂の解放!LGBTパレードはこうして生まれた
NHK総合
9月3日(金)午後11:45- 【再放送】




9月3日〜 上越・上田・熊本・高崎・那覇・札幌
親愛なる君へ

 第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞を含む3部門を受賞した作品。世界的評価を受けた「一年之初(一年の初め)」「ヤンヤン」など、人と人のつながりや人生模様、アイデンティティを描くことに長けたチェン・ヨウチェが5年ぶりに監督を務めた作品。監督が緻密で繊細なストーリーラインで描いたのは「極限の愛」です。ミステリアスで重厚なサスペンス調の展開を匂わせつつ、徐々に真実が解き明かされていくと、温かな情感あふれる結末まで一気に導かれます。(レビューはこちら

<あらすじ>
老婦・シウユーの介護と、その孫のヨウユーの面倒を見る青年・ジエンイー。血のつながりもなく、ただの間借り人のはずのジエンイーがそこまで尽くすのは、2人が今は亡き同性パートナーの家族だからだ。彼が暮らした家で生活し、彼が愛した家族を愛することが、ジエンイーにとっては自分の人生のなかでパートナーが生き続ける唯一の方法。何よりの弔いになると感じていたから。しかしある日、シウユーが急死してしまう。病気の療養中だったとはいえ、その死因をめぐり、ジエンイーは周囲から不審の目で見られるように…。警察の捜査によって不利な証拠が次々に見つかり、終いには裁判にかけられてしまう。しかし弁解を一切せずに、なすがままに罪を受け入れようとするジエンイー。それは、愛する家族を守りたい一心で選択したことだった…。

親愛なる君へ
原題:親愛的房客 Dear Tenant
2020年/台湾/106分/監督:チェン・ヨウチェ/出演:モー・ズーイー、ヤオ・チュエンヤオ、チェン・シューファン、バイ・ルンインほか
<上映館>
新潟 JMAX THEATER上越 9月3日(金)~
長野 上田映劇 9月4日(土)~17日(金)
熊本 Denkikan 9月10日(金)~16日(木)
群馬 シネマテークたかさき 9月11日(土)~17日(金)
沖縄 桜坂劇場ホール 9月18日(土)~
北海道 サツゲキ 9月24日(金)〜30日(木)




9月11日〜 川越・名古屋・別府
片袖の魚

 自分を不完全な存在だと思い込み、自信を持てないまま社会生活を送るひとりのトランス女性が、新たな一歩を踏み出そうとする――そんなささやかな瞬間の物語を、文月悠光さんの詩を原案として、国内外の映画祭で高い評価を得ている東海林毅監督が映像化しました。主演は「パンテーン PRO-V ミセラーシリーズ」のCMやオンワードの「IIQUAL」メインビジュアルを務めるなど、多方面で活躍を見せているイシヅカユウさんです。監督の東海林毅さんは、「トランスジェンダー役はトランスジェンダー当事者の俳優に」との思いで、トランス女性俳優を公募し、イシヅカユウさんのキャスティングを決めました。主演も監督もクィア(性的マイノリティ)であるという意義もさることながら、イシヅカユウさんの魅力が光る、カッコよくもあり、等身大でもある、とても素敵な映画になっています。(レビューはこちら
 
<あらすじ>
トランスジェンダー女性の新谷ひかりは、ときに周囲の人々との間に言いようのない壁を感じながらも、友人で同じくトランス女性の千秋をはじめ、上司である中山や同僚の辻などの理解者に恵まれ、会社員として働きながら東京で一人暮らしをしている。ある日、出張で故郷の街へ出向くことが決まる。ふとよぎる過去の記憶。ひかりは、高校時代に同級生だった久田敬に、いまの自分の姿を見てほしいと考え、勇気をふりしぼって連絡をするのだが――

片袖の魚
2021年/日本/34分/監督:東海林毅/出演:イシヅカユウ、広畑りか、猪狩ともか、黒住尚生、原日出子ほか
<上映館>
川越スカラ座 9月11日(土)~24日(金) ※火・水曜定休 
名古屋シネマテーク 9月18日(土)~24日(金)
別府ブルーバード劇場 9月24日(金)~30日(木)




9月11日〜 大阪・神戸・横浜・京都
息子のままで、女子になる

 パンテーンCM「#PrideHair」起用や「AbemaTV」コメンテーターをはじめ、多くのメディアへ出演し、トランスジェンダーの新しいアイコンとして注目されるサリー楓さんに密着したドキュメンタリー映画です。ロサンゼルス・ダイバーシティ・フィルムフェスティバルでドキュメンタリー賞を受賞しています。

<あらすじ>
慶應義塾大学で建築を学び、大手建設会社に内定し、8歳からの夢だった建築家としての未来を歩み始めた楓。男性として入学し、女性として卒業し、社会に出ていくなかで、彼女は世間にある「トランスジェンダー」という既成概念に疑問を抱く。そして自らビューティ・コンテストに出場し、LGBTの就職支援活動や講演活動などを通し、これまでのステレオタイプとは違う、新しいリアルな「一個人」としてのトランスジェンダー女性像を打ち出そうとする。しかしそんななか、楓の心には、父親の期待に応えられなかった息子としてのセルフイメージが残っていた。新しい自分、本当の自分として世界に出た時、家族はそれをどう受け止めるのか……。

息子のままで、女子になる
2020年/日本/105分/監督:杉岡太樹/出演:サリー楓、スティーブン・ヘインズ、西村宏堂、はるな愛ほか
<上映館>
大阪 シネ・ヌーヴォ 9月11日(土)〜
神戸 元町映画館 9月11日(土)〜 17日(金)
横浜 ジャック&ベティ 9月18日(土)〜
京都 京都みなみ会館 9月24日(金)〜




9月17日から配信
ジェイミー!

 ドラァグクイーンとしてプロムに出場したいという夢を抱く男子高校生のジェイミーが、学校側の反対や無理解な父親との確執など多くの困難を乗り越えながら、自分らしくあろうとする姿に勇気と感動をもらえる、最高にハッピーなポップ・ミュージカル映画『ジェイミー!』が、Amazon Prime Videoで9月17日から世界配信されることが決定しました。本来は劇場公開されるはずだったのですが、コロナ禍の影響を受けて延期に次ぐ延期となり…最終的にアマプラでの配信というかたちになったようです。ともあれ、間違いなく素晴らしい作品だと思いますので、楽しみにしましょう!

<あらすじ>
イギリスの男子高校生ジェイミー・ニューは、母親から真っ赤なヒールの靴をプレゼントされたことから、プロムにドラァグクイーンとして出席する夢を抱きますが、学校や教師は猛反対されてしまいます…セクシュアルマイノリティに理解のない学校や教師からの心ない言葉、理解のない父親との確執など、多くの困難に見舞われながら、それでもジェイミーは自分らしくあろうとする……
 
ジェイミー!
原題:Everybody's Talking About Jamie
2021年/米国・英国/監督:ジョナサン・バッテレル/出演:マックス・ハーウッド、サラ・ランカシャー、リチャード・E・グラント、ローレン・パテル、シャロン・ホーガンほか
Amazon Prime Videoで9月17日から世界配信(まだURLが出ていないので、わかり次第、更新します)




9月17日 
トムボーイ

 ベルリン国際映画祭テディ賞(最優秀クィア映画賞)審査員特別賞を受賞したほか、サンフランシスコ国際LGBTQ+映画祭2011観客賞、トリノGLBT映画祭2011作品賞など世界のLGBTQ映画祭で高く評価され、第20回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも上映された『トムボーイ』が、日本で劇場公開されることになりました。男の子になりたい女の子に寄り添い、そのひと夏の挑戦を描いた作品です。美しくて強くて妹思いのミカエル(ロール)のキャラクターの魅力には、誰もがトリコになることでしょう。それだけに、トランスジェンダーであるがゆえに受ける社会的制裁の残酷さが際立っています。『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督の長編第2作です。
 
<あらすじ>
ある夏休み、家族とともに新しい街に引っ越してきた10歳の少女ロールは、自らミカエルと名乗り、少女リザをはじめとする新しく知り合った友人たちに、自分を男の子だと思い込ませることに成功する。リザと二人きりでも遊ぶようになったロールだったが、リザがミカエルとしての自分に好意を抱いていることに気づく。そのことに葛藤しつつも、距離を縮めていく二人。やがて、新学期の始まりでもある夏の終わりが近づき……。 

トムボーイ
原題:Tomboy
2011年/フランス/82分/監督:セリーヌ・シアマ/出演:ゾエ・エランほか
9月17日(金)より新宿シネマカリテほか全国で公開





9月18日〜20日 大阪・京都
第14回関西クィア映画祭2021

 第14回を数える関西クィア映画祭。今年は11の国・地域(インド・カナダ・韓国・スペイン・チリ・ドイツ・日本・ハワイ・フィリピン・フランス・米国)から、全部で21作品を上映! 国内のLGBTQ映画祭で最多の作品数です。今年の特集は「日本のトランスジェンダー映画」です。様々な長編や短編が大阪・京都会場で上映されるほか、オンライン上映もあります。緊急事態宣言下における大阪府と京都府からの要請に準拠し、「定員の50%・21時まで」の条件の下で、感染対策を徹底して、対面での映画祭を開催するそうです。
(画像は『初めてのパレード』より)

第14回関西クィア映画祭2021
【大阪会場】9月18日(土)
シアターセブン・第七藝術劇場
【京都会場】9月19日(日)、20日(月祝)
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川





9月18日〜10月17日 オンライン配信
クロスローズ

 YouTubeで『すいか』や『TIME』といったゲイの恋愛を描いた素敵な短編映画(や、たくさんのセクシーな動画)を発表し、世界中にファンを獲得しているちくわスタジオが、RainbowEventsとのコラボでGOGOさんなどもキャストに加え、ゲイの恋愛を描いた本格的な自主制作映画『クロスローズ』を製作、8月に2日間限定で上映イベントを開催しました。イベントが大好評だったため、地方の方や海外の方など、参加できなかった方のために、9月18日からオンライン配信されることになったそうです(※チケット代等の詳細についてはこちら
 オンライン配信に先立ち、9月12日(日)15:00にプレミアム・オンライン上映会も開催されるそうです(チケット、詳細はこちら
 最新情報はSNSでご確認ください→https://twitter.com/nanairochikuwa
 

 


9月23日 金沢

金沢プライドウィーク2021「LGBTQ+映画上映会」

北陸で初開催の金沢プライドウィーク2021のオープニングを飾るイベント「LGBTQ+映画上映会」。『カランコエの花』『片袖の魚』『ファースト・デイ』という話題作の上映とパネルトークを行ないます。パネルトークでは、映像作品関係者のゲストと石川県在住の高校生と大学生がLGBTQ+についてざっくばらんにお話します。『片袖の魚』は東海林毅監督(金沢市出身)が直々にご登壇ということで、熱い回になりそうです。

金沢プライドウィーク2021「LGBTQ+映画上映会」
日時:9月23日(木祝)11:00-15:00(12時00分 - 13時00分 昼休憩)
会場:金沢港クルーズターミナル CIQエリア予定(石川県金沢市無量寺町リ-65)
定員:150名
参加費:無料




9月25日~10月3日
国境を越えてキスをして!
 
 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、2004年に埼玉県川口市で誕生したデジタルシネマにフォーカスした国際コンペティション映画祭です。今年は9月25日から10月3日まで開催されます。そのなかで、ユダヤ人とドイツ人の同性カップルを描いた作品『国境を越えてキスをして!』も配信されます。映画は典型的なロマンティックコメディの体を取りながら、そのロマンスの要素は、ユダヤ人とドイツ人、さらには、イスラエル人とパレスチナ人の恋愛という、ポリティカル・コレクトネス真っ青のきついスパイスが効いたコメディ作品となっています。(※本作は作品権利上の都合により、オンラインでの視聴回数に制限があります。映画祭期間中であっても、再生回数が500回に達した時点で配信終了となります。予めご了承ください)
 
<ストーリー>
恋多きイスラエル人女性シーラは、ついに理想の人、ドイツ人のマリアと出会う。マリアがテルアビブに越してくると、シーラの両親や弟は歓迎するが、戦争の過去を許さない祖母のベルタは、マリアに厳しく当たる…。

国境を越えてキスをして!
原題:Kiss Me Kosher
2020年/ドイツ/105分/監督:シレル・ぺレグ/出演:モラン・ローゼンブラット、ルイーゼ・ヴォルフラム、リヴカ・ミカエリ、イリット・カプラン、ジョン・キャロル・リンチ
©Fireglory Pictures GmbH
9月25日(土)10:00~10月3日(日)23:00にSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて配信(視聴料:300円)

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