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NYの高校生の1割が同性と性交渉 

2010年11月02日

 ニューヨークの高校生に対する調査で、過去に性交渉の経験がある生徒のうち、同性と性交渉を持ったことがあると答えた人が9.3%に上ることがわかりました。 

 AP通信が報じたところによると、2005年、2007年にニューヨークの高校で実施された調査の結果、性交渉経験がある男子のうち「相手は女性のみ」は93.1%、「男性のみ」は3.2%、「両方」が3.7%でした。女子は「男性のみ」が88.1%、「女性のみ」が3.2%、「両方」が8.7%。全体で同性との性交渉経験がある人は9.3%にも上りました。

 また、相手が異性/同性/両方というグループの中で、コンドーム使用率が最も低いのは「両方」でした。さらに「両方」のグループは、性交渉を強いたり暴力を振るうなど「危険な行為」を経験した率が高かったといいます。

 へトリック&マーティン研究所の代表、トーマス・クリーバー氏は、男女両方と性交渉を持つ若者の多くは、大人や同年代の理解が少なく、社会の偏見により、うつや自己嫌悪に陥り「危険な性行動」に走る傾向が強いと分析しています。

 ちなみにへトリック&マーティン研究所は、同性愛者の若者のサポートを目的に、1979年、精神科医のエマリー・へトリック氏と教育学者のダミアン・マーティン氏によって設立された機関です。日本でも「ゲイの高校」として知られているハーヴェイ・ミルク・ハイスクールの運営の他、若者へのカウンセリング、行き場を失った若者の支援なども行っています。 

 

NY高校生1割が同性と性交渉 危険な性行動も(47News 共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102601000121.html

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