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レポート:第3回 虹色どまんなかパレード

11月1日(土)、名古屋で第3回虹色どまんなかパレードが開催されました。あいにくの雨のなかではありましたが、200人超の方が名古屋の繁華街を元気に歩き、沿道の人たちにアピールしました。

レポート:第3回 虹色どまんなかパレード

2014年11月1日(土)、名古屋で第3回 虹色どまんなかパレードが開催されました。あいにくの雨のなかではありましたが、200人超の方たちが名古屋の繁華街を元気に歩き、沿道の人たちにアピールしました。レポートをお届けします。(後藤純一)

 

 10月31日(金)、名古屋は雨でした。栄・女子大小路のゲイバーや、ゲイの方がやっている居酒屋では、台湾のパレードに参加してきたという方がその話をしていたり、マスターが「明日のパレードは晴れるといいわね」と語っていたり。パレードを楽しみにしていた多くの方たちもきっと、てるてる坊主をつるしたり、晴れるのを祈っていたことでしょう。 
 
 11月1日(土)、雨はやむことなく降り続き、朝10時に実行委員会からTwitterで「決行」のお知らせがありました。ただし、池田公園で予定されていたバルーンリリースは中止、パフォーマンスはアフターパーティで行う、とのこと。受付とブースも池田公園近くのガールズオンリーバー「Candy Strapラウンジ」に変更になりました。
 12時頃、池田公園に行ってみると、スタッフの方が雨のなか(フロートの飾り付けを終えたあと)変更の旨をトラメガでアナウンスしていて、頭が下がる思いでした。公園から徒歩1分くらいの場所にある「Candy Strapラウンジ」は、たくさんの人でにぎわっていました。主催者の方や知人にご挨拶して、そういえば何もパレードらしいものを身につけてない…と思い、レインボーアクセサリーやTシャツを売っていた「ONARS(オナルス!)」のブースでブレスレットを購入。それから、受付しようと続々と参加者の方たちが詰めかけてきたので、着替え場所に指定されていたコミュニティセンター「rise」に移動。NLGR+を長年開催してきたAngel Life Nagoyaの方にもお会いできました。平成生まれの元気な方たちやポケモンのコスプレをしたパレードでおなじみのみなさんなどが雨宿りしていて、パレード前のワクワク感がみなぎっていました。
 14時頃、パレード出発地点の久屋大通公園・光の広場へ移動。ポケモン軍団のみなさんの後についていったのですが、街行く人たちがキャーキャー言ったり写真を撮ったりするのが楽しく、もうパレード始まってる!と思いました。光の広場へ到着すると、すでにたくさんの人たちが列をつくっていました。雨で参加者が減るのかと思いきや、全然そんなことはなく、これまでと同じかそれ以上の200人くらいの方たちがいて、ジーンときました。
 やがて、広場で「GoldenFlags」のみなさんのカラーガード(マーチングバンドなどとともに大きな旗を振りながら踊る)のパフォーマンスが行われ(雨にも負けず、旗は力強く、キレイに舞っていました)、大きな拍手が贈られました。そして、主催者の安間優希さん(以前、NLGR+で結婚式にも参加したMTFトランスジェンダーの方)が挨拶し、14時半にパレードがスタートしました。レインボーに飾り付けられたフロートにはちゃんとDJの方が乗っていて、ゲイナイトでおなじみのアンセムやビルボード系のヒット曲が次々にプレイされ、ドラァグクイーンのみなさんがド派手ないでたちで先頭を歩き、200人の参加者の方たちも元気に歩きはじめました。
 久屋大通(松坂屋横)に出たときは、両脇を車が走る車道の真ん中(まさにどまんなか)を歩き、スゴイ!と思いましたが、やがて隊列は、おまわりさんの誘導に従って左車線へとずれ、三越のところで左に曲がりました。ポケモンのみなさんだけでなく、ハロウィンっぽい仮装の方もいらっしゃいましたし、「NSM=」や「虹組ファイツ」のみなさんもいらっしゃいましたし、元ピンクレゲイーの辰さんもピンクの服で歩いてましたし、いろんな人たちがカラフルに、晴れやかに、とてもいい表情で歩いていました。雨なんて関係ない!という元気のよさ、ワクワク感や楽しさが伝わってくるパレードでした。ときどき沿道に出て写真を撮ったりしていたのですが、若い女性の方たちが「かわいい!」「これ何のパレードか知っとる?」「ゲイパレードだって!」などと会話してるのが聞こえてきました。パルコ南館を左折して高速の横を通り、再び左折して光の広場(終点)にさしかかった頃、車の通行量が多かったためでしょう、光の広場(右手)には行かず、このまま歩道に上がって流れ解散してくださいとの指示が。参加者の方たちは「えー」とかも言わず、指示に従い、特に行く必要はないのにそのまま「ホーム」の池田公園まで歩いていきました。すると、スタッフの方が「おかえりなさい」と笑顔&ハイタッチで迎えてくれて、予想外だったので、うれしい気持ちになりました。こうして15時半頃、パレードは終了しました。
 友達(昨年までレポートしてくれたVENさんや、小説家の樋口めぐむさんなど)とコメダでお茶したあと、アフターパーティの会場「Ragglian Cafe(ラグリアンカフェ)」へ。人気ゲイナイト「PIERROT」などを主催するレスペランザさんのお店で、オシャレなのはもちろん、イベントも開催できるような造りになっているのが素敵です。16時過ぎには入場を待つ方たちの行列ができていましたが(本当は18時スタートだったのですが、雨のため、繰り上げに)、16時半頃、ようやくお客さんの入場も終わり、ステージで「DXハンター」のライラさんと「NSM=」のじゅりあんさんによるトークが始まりました。そして、満員状態ななか、お待ちかねのショータイムがスタート。トップバッターは「じゃぱんぐ♪」などにもゲスト出演しているハロプロダンスユニット「DXハンター」。動きが速い「What is LOVE?」なども息の合ったダンスで見事にまとめていて、カッコよかったです! 続いて名古屋が誇る「NSM=」。関パレでの予告通り、新曲(安間さん作だそう)も披露し、「心のプラカード」とかはみんなで踊れる感じで、明るく優しく盛り上げてくれました。「虹組ファイツ」は今回も東海、関西、九州のメンバーで、ゲイテイストなオリジナル曲を元気に歌ってくれました。そして最後に「NSM=」とのコラボも披露してくれました。アフターパーティ「The Absolute Halloween」はそのまま朝まで盛り上がりを見せました(実は「Ragglian Cafe」だけでなく8会場を行き来できる大規模なハロウィンパーティでもあったのです)

 今年初めて虹色どまんなかパレードに参加してみて(昨年までは台湾のパレードなどと重なってしまい、行くことができず)、名古屋のコミュニティの一体感やあたたかさを改めて実感できました。NLGR+もそうですが、ドラァグクイーンの方たちも快く(無償で)参加してくれて、ゲイバーのみなさんも応援していて、ゲイだけでなくレズビアンやトランスジェンダーの方たちなどもたくさん参加していて、そういうお祭りを(大規模なお祭りが年に2回も行われているのがスゴイ)みんなで支えながら楽しんでいるところが素晴らしいと思います。
 スタッフ&キャストのみなさん、本当におつかれさまでした。まだ虹色どまんなかパレードに参加したことのない方はいつかぜひ、参加してみてくださいね。

 
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