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レポート:第25回レインボー・リール東京@スパイラルが開幕!

7月15日(金)、第25回レインボー・リール東京が表参道のスパイラルホールで開幕しました。特別上映されたレスリー・キーさんの「PHANTOM」では、早見優さんが歌う『恋のブギウギトレイン』のMVのお披露目や、そこに出演していた方々の登場もあって、素晴らしく華やかな時間となりました。「OUT IN JAPAN1000人展」レセプションパーティの模様と合わせてレポートします。

レポート:第25回レインボー・リール東京@スパイラルが開幕!

表参道のスパイラルのエントランスに大きなレインボーフラッグが掲げられた7月15日(金)、第25回レインボー・リール東京が開幕しました。スペシャル・オープニングを飾ったレスリー・キーさんの「PHANTOM」の上映回は、早見優さんが歌う『恋のブギウギトレイン』のミュージックビデオのお披露目や、そこに出演していた豪華ゲストの方々の登場など、サプライズにあふれた素晴らしく華やかな時間となりました。レセプションパーティの模様と合わせてレポートをお届けします。(後藤純一)


 7月15日(金)、雨もやんだ夕方、スパイラルのエントランスにいつものレインボーフラッグが掲げられていました。しかし、中に入ると、1階はいつものスパイラルではありませんでした。1000人超の「OUT IN JAPAN」のパネルがずらりと並んでいる様は壮観にして圧巻です。たとえ映画を観なくても(観ていただきたいですけど)、この写真展を観るだけでも足を運ぶ価値があると思います(実際、この写真展を見るためだけに、地方からわざわざ来られる方もいらっしゃるそうです)

 3階のスパイラルホールのホワイエには、TOOT(今回は社長さんもいらっしゃいました。右写真の中央)、アルファ ロメオ(クラウドファンディングに参加した方が、オリジナルのアンダーウェアを受け取ったりしていました)、キンキーブーツ(10月上演のミュージカル)、L&G Timpani(レインボーアクセサリー)などのブースが出展されていました。また、マツコ・デラックスさんや橋口亮輔さんをはじめとする映画祭にメッセージを寄せてくださった著名人の方々のパネルも展示されていました。もちろん、いつものドリンクカウンター(フリーです)もあって、ゆったり、涼しく過ごすことができます。奥の通路には休憩のできる椅子席も並んでいて、外で買ってきたものを座って食べることもできます(場内では飲食はできませんので、こちらで)。そして喫煙スペースも完備。いたれりつくせりで、1日いても楽しめそう!

 さて、18:20、第25回レインボー・リール東京は、レスリー・キー監督の「PHANTOM」の上映で幕を開けました。てっきり、レスリーさんのトークと映画上映なんだろうなと思っていたら、なんと、突然始まったのは、早見優さんが歌う『恋のブギウギトレイン』のミュージックビデオ。藤井隆さんや松本伊代さんら、100名近いタレントやダンサー、モデルの方が登場する超豪華映像で、しかも男性どうし、女性どうしのキスシーンも盛り込まれていたりして、素晴らしかったです。しかも、早見優さんからのビデオメッセージも届けられ(本当は会場に登場するはずだったのですが、残念ながら来られなくなったとのこと。お会いしたかった…)、そして、MVに出演していた美馬寛子さんやミラクルひかるさん、山根和馬さんら錚々たる約25名の方々がゲストとして登場し、目もくらむような華やかさとなりました(映画祭史上、こんなにたくさんの著名人の方が登場したのは初めてだと思います。圧倒的なセレブ感でした)
 このMVは、ただのMVではなく、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」のテーマソングとして製作されたものでした。国連広報センターの根本かおるさんが登壇し、説明してくださいました。「あらゆる形態の貧困に終止符を打つ」、「不平等と闘う」(この中にLGBTのことも含まれます)、「気候変動に対処する」など17項目から成ります(詳しくはこちら
 その後、「PHANTOM」に出演していた太田光るさん、宮城大樹さんも登場し、このショートフィルムがどういうきっかけで作られたのか(昨年のパリのテロを受けて。白が夢を、青が幻想を、赤が恐怖を表す色として映像を彩ります)、撮影はどんな感じだったか、といったお話が語られました。そして「PHANTOM」が上映されました。セリフのない、様々なイメージの連続。色使いもさることながら、レスリー節とも言うべき、男性の見せ方へのこだわり(いかにカッコよくセクシーに撮るか)が光っていたと思いました。20分があっという間に感じられました。

 上映終了後、スパイラルガーデン(1階)で開催されていたレセプションパーティへ。ちょうどレスリーさんと松中さんのトークが始まっていたところでした。
 パーティには、これまで「OUT IN JAPAN」に参加した方や、先のオープニングに登場したゲストの方々、クラウドファンディングで1万円以上寄付してくださった方などもいらしていて、シャンパンを楽しんだり、お友達と語らったり、ステージでのトークを聞いたり、写真を見たり、思い思いに楽しんでいました。
 パーティのフィナーレとして、昨年東京レインボープライドでカミングアウトしたKi-Yo(清貴)さんが、「OUT IN JAPAN」のテーマソング『WE ARE ONE』を披露。レスリーさんらもステージに上り、楽しいライブとなりました。

 16日(土)からは、世界各地から集められた様々な(レインボーな)映画が上映されます。ぜひみなさん、Shangri-Laに行く前などに立ち寄ってみてください。