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リッキー・マーティンが有名トーク番組で「カミングアウトして幸せ」と語りました

2011年05月11日

 リッキー・マーティンが5月3日(アメリカ時間)に50年もの歴史を持つ深夜トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」に出演し、「ゲイであるとカミングアウトして幸せだ」と語りました。

 楽天インフォシークのニュースによると、リッキーは、大ブレイクしていた頃、自身のセクシュアリティについて正直になれないことでジレンマを感じていたと打ち明けたそうです。
「僕はセックスシンボルだったから、ダンスを踊ってたくさんの女性を魅了しなければいけなかった。だからゲイだとは言えなかったんだ。今、自分がゲイであると言うことができるようになって、本当に幸運だと思っている。僕は本当に幸せなんだ!」
 さらに彼は、1999年に大ヒット曲「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」で大ブレイクした頃にマドンナからもらったアドバイスについても明らかにしました。
「マドンナは僕に『そんなにメディアのインタビューを受ける必要なんてないわ。みんな、あなたのことをもう知っているから』と言ってくれたんだ。僕はあの当時、本当に大成功をしたかった。世界中でコンサートをして、グラミー賞を取って、取り憑かれたように仕事をして、人気者になりたかった。だから、たくさんのインタビューを受けていたんだ。でも彼女は『リラックスして、自分自身になれる時間を作りなさい。自分の音楽に集中するだけでいいのよ』と忠告してくれたんだ」
 
「こうして人気の頂点に達した彼は、今ではもう以前のような人気はなくなってしまった。それは、マドンナが危惧したように、メディアに出過ぎてしまったことが原因の1つなのかもしれない。しかし、そのおかげで彼はゲイであると告白し、自分に正直に生きることができるようになった。2008年に代理出産にて誕生した双子の父親となった彼は今、最高に幸せな時間を過ごしているに違いない」と、記者の村井ユーヤさんはとてもゲイに好意的なスタンスでこのニュースを書いてくれています。日本のマスメディアではまだまだゲイを嘲笑するような(あるいは誤解した)記事が多いのが現状ですが、そんな中でもこうしてフレンドリーな記事を書いてくれる方がいるというのは本当にうれしいこと。これからも村井さんの活躍に期待します。(編)


リッキー・マーティンはゲイであるとカミングアウトして幸せ(楽天インフォシーク)
http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/story.html?q=hollywood_08May2011_16375

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