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エクアドルで「同性愛治療」と称して入所者虐待、政府が摘発強化 

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 南米のエクアドルで同性愛を「治療」すると称して入所者を虐待するクリニックが乱立し、政府が摘発に力を入れています。

 同性愛者であることをオープンにしているパオラ・コンチャさん(28)は5年前、家族の要請で自宅から強制的に連れ去られ、首都キトの郊外にある施設に連行されました。そこで1年半にわたって拘束され、長期間にわたって手錠をかけられ、何日も食事を与えられないなどの虐待を受けたといいます。
 政府当局によれば、こうした施設がこれまでに何十軒も見つかっており、拷問や人権侵害が横行しているとの証言も相次ぎました。コンチャさんが入院させられた施設は昨年12月以降、当局が2度にわたる捜索を行って40人を解放。人権侵害の疑いで閉鎖に追い込まれたそうです。
 コンチャさんはこうした施設の摘発を求める運動の先頭に立ち、同性愛者の権利擁護団体と協力して啓発活動を展開。政府も摘発に力を入れており、昨年7月以降、30施設を閉鎖させました。
 同性愛者の権利擁護活動で知られるカリーナ・バンセ氏が1月に保健相に任命されたことも追い風となり、同氏の就任後、キト周辺で既に3件の捜索が行われ、数十人の女性が救出されました。
 保健省の広報は、エクアドルでは同性愛を疾病とは認めておらず(注:WHO=世界保健機構も病気だとは認めていません)、その「治療」は違法だと言明しています。

 エクアドルでは、1997年から同性愛が非犯罪化され、2009年にはシビルユニオンが承認されています(ただし、憲法で同性婚は禁止されています)
 首都キトや経済の中心地グアヤキルなどでは15年以上もプライドパレードが行われ(写真右上)、観光協会もこれを後援しています。
 同性愛団体の代表によると、エクアドルはカトリックの影響で同性愛嫌悪が根強く、憎悪犯罪(ヘイトクライム)も散発的に起こっているそうです。「パレードは同性愛者らが『日の目を見る』貴重な機会。セクシャルマイノリティが自らの存在を示し、権利を訴える機会は重要です」と語っています。


「同性愛治療」と称して入所者虐待、政府が摘発強化 エクアドル(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/30005408.html?ref=ng

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