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横須賀市職員が性的少数者について初の研修会を開催

 神奈川県横須賀市の職員の間で、性同一性障害者や同性愛者など性的少数者に対する理解を深めようとする動きが始まりました。
 2月8日、市職員厚生会館で初めて研修会が開催され、当事者支援を行う2人の講師を招き、ジェンダーやセクシュアリティに関する基本的なことについて講演が行われました。

 これは、悩みを打ち明けられる存在を身近に見つけづらい性的少数者のために、市職員も相談の受け皿になることを目指し、市の人権・男女共同参画課が企画したものです。同課の呼びかけに応じた教育委員会や保健所、児童相談所などの市職員や人権擁護委員ら28人が参加しました。

 講師を務めたのは「かながわレインボーセンターSHIP」スタッフの吉仲崇さんと、施設を運営する支援団体代表の星野慎二さん。
 吉仲さんは多様な性的指向があることを紹介し、理解のためには「当事者の体験や手記に触れて想像力を養うことが重要」と強調しました。「困難を抱えているかどうかなど、感じ方は人それぞれ。『性的少数者』とひとくくりにせず、個人ベースで悩みに応じる意識を持ってほしい」と語りました。
 星野さんは「SHIP」での仲間との出会いをきっかけに悩みを克服することができた横須賀の高校に通う性同一性障害の生徒のエピソードなどを紹介しました。

 市人権・男女共同参画課の小川課長は「市役所も性的少数者の方々の相談を歓迎する姿勢を示していきたい」と話し、今後も研修の場を設けていきたいとしているそうです。


 神奈川県との恊働事業によって開設された(地方自治体との恊働での開設は全国初)横浜のコミュニティセンター「SHIP」は、県内のセクシュアルマイノリティ支援の拠点として、即日検査会やメンタルヘルス相談など他にはなかったサポートも行ったり、若者を支援したり、映像教材を制作したり、講演会活動も行うなどして、非常に意義ある活動を続けてきました。
 しかし、残念ながら、この3月10日をもって「SHIP」は閉館することになったそうです。4月からはNPO法人化を図り、活動を継続していくそうです(詳しくはこちらをご覧ください)


性的少数者に理解を、横須賀市職員が初の研修会/神奈川(神奈川新聞)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202080020/

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