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「オーストラリアのパスポートには性別欄が3つある。」という車内広告が登場

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 和光大学が「オーストラリアのパスポートには性別欄が3つある。」という車内広告を出したことが話題になっています。
 「男」と「女」のボーダーラインはどこにあるの?という質問に対し、現代社会学科の杉浦郁子准教授が答えているという体裁で、以下のような文面です。

「性別は、生まれたときから決まっている。
 そんな常識は変わりつつあります。
 その好例がオーストラリアのパスポートです。
 「男」と「女」という性別の他に
 ”X”という選択肢がつくられました。
 性的マイノリティの主張を受けたこの変更により、
 性別表記と外見が異なるために
 入国審査で煩わしい思いをする人も減ったようです。
 ここからわかるのは、男女のボーダーラインは、
 自然と決まることではなく、
 社会の合意で変わりうるということ。
 「性別」の捉え方が変われば、「女」か「男」かによって
 人生や経験がしばられることもなくなり、
 誰もが生きやすい社会になっていくはず。
 「性別」のあり方を考えることは、
 社会を変えるきっかけにもなるのです。」

 昨年9月、オーストラリア政府は、パスポートの性別記入欄に「M」「F」だけでなく「X」を新設しました(イギリスでも同様の対応が検討されています→詳しくはこちら)。これは、性別適合手術を行っていないトランスジェンダーの方や、性自認が男でも女でもない(あるいは両方である)と感じるXジェンダーの方、インターセックスの方などの生きづらさを緩和しようとするもの、そもそも性別は「男」「女」に限らないと国が認めたという意味でも歴史的な快挙と言えます。
 そういう話が電車の車内広告に載ることで、少しでも日本の社会がいい方向に変わっていくきっかけになるでしょうし、和光大学というセクシュアルマイノリティに優しい大学があるということも、中高生にとっての希望になることでしょう。


オーストラリア、パスポートに新しい性別「x」(AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2827806/7775719

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