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ロードアイランド州で同性婚法案が成立、米国の同性婚10州に

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 アメリカのロードアイランド州で同性婚法案が成立し、北東部ニューイングランド地方(ロードアイランド、マサチューセッツ、コネチカット、バーモント、ニューハンプシャー、メーン)のすべての州で同性婚が認められることになり、また、ロードアイランド州は全米で10州目の同性婚を認める州となりました。
 
 4月24日、ロードアイランド州上院は、下院に続き、同性婚を合法化する法案を可決しました。そして5月2日、リンカーン・チャフィー州知事が法案に署名し、成立しました。8月1日から施行されます。
 ロードアイランドはローマ・カトリックの影響が強い州として知られていますが、16年にわたる教会との闘いを経て、ようやく同性婚法の成立をみました。

 法案成立を受けて、議会の前に集まった人々は歓喜の声を上げ、「チャペル・オブ・ラブ」を歌い始めました。チャフィー州知事は「これで、すべての州民が自分の好きな人と結婚できるようになる」と語りました。
 一方、法案の大きな反対勢力だったカトリック教会は「同性愛行為は、いつでも罪である。同性婚は、(その人と)神との関係を悪化させる」との声明を発表しました。

 レズビアンのデボラ・テブヨーさんは、マサチューセッツ州で結婚した妻のパット・ベイカーさんを2年前に亡くしました。妻は、酸素マスクをつけながら「なぜ(引越し先の)ロードアイランド州では、デボラが私の妻だと認められないの? 私達はマサチューセッツ州で合法的に結婚したのに」と無念さを口にしていたそうです。デボラさんは、「彼女は、同性婚実現を天国で見守っていると思う。彼女は死ぬ前に『私がこれ(同性婚を求める運動)を始めた。あなたの手にゆだねるわ』と言った。彼女の遺言を受けて、私は(法案実現に向けて)戸別訪問もした。州民に電話をかけて、同性婚について同意を求めた。法案通過に向けて一生懸命頑張った。州民は『人々を幸せにしよう』という選択をしたのだと思う」と語りました。

 ロードアイランド州に続いて同性婚が認められると見られているのは、東部のデラウェア州です。4月23日に下院が同性婚法案を可決し、上院も民主党が多数派を占め、州知事も法案署名に前向きなため、成立する見通しが強まっています。

 また、西部のネバダ州でも同性婚合法化の動きが出ています。同州では州憲法で同性婚が禁止されていますが、4月22日、州上院はこれを撤廃する議案を12-9で可決し、同性婚実現へと道を開きました。(この上院での審議の最中、民主党のケルヴィン・アトキンソン上院議員がゲイだとカミングアウトしたそうです)

 一方、昨年、同性婚支持を表明したオバマ大統領のお膝元であるイリノイ州では、今年2月に上院が同性婚法案を可決しましたが、宗教界の強い反発を受け、下院での採決はまだ行われていません。

 米国の世論が同性婚支持に急速に傾いていることを受け、連邦レベルでも民主党を中心に支持を表明する議員が相次いでいます。現在、100人いる連邦上院議員のうち54人(民主党50人、共和党2人、無所属2人)が支持を表明しています。全米で同性婚が認められる日もそう遠くはなさそうです。



Rhode Island becomes 10th US state to allow gay and lesbian marriage(Guadian)
http://www.guardian.co.uk/world/2013/may/03/rhode-island-us-gay-marriage

Nevada senator's surprise during gay marriage debate: 'I'm gay'(NATION NOW)
http://www.latimes.com/news/nation/nationnow/la-na-nn-gay-marriage-nevada-20130423,0,1370479.story

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