g-lad xx

NEWS

ゲイも登場する映画『クラウド アトラス』の監督で、女性にトランスしたラナ・ウォシャウスキーが来日

[+dr.title+]
 ベン・ウィショーがゲイの天才作曲家を演じ、GLAADメディア賞にもノミネートされた映画『クラウド アトラス』(タイトルの「クラウド・アトラス」とは劇中ベン・ウィショーが共同で作曲したピアノ曲のタイトルだそうです)の公開を前に、1月24日、監督のラナ&アンディ・ウォシャウスキー(『マトリックス』シリーズ)&トム・ティクバ(『パフューム ある人殺しの物語』)が来日し、都内で会見を行いました。

 ウォシャウスキー姉弟の来日は『マトリックス レボリューションズ』(2003)のPR以来、10年ぶりです。ラナ・ウォシャウスキー(元ローレンス・ウォシャウスキー)は2008年に性別適合手術を行い、女性の身体になりました。2012年7月、ラナは『クラウド アトラス』の解説映像で初めて女性として公の場に姿を現し、同年10月、LGBT団体ヒューマン・ライツ・キャンペーンから表彰され、スピーチで初めて自身の少年時代やジェンダーにまつわる体験を語りました。

 ピンクに染めたドレッドヘアにノースリーブのワンピース姿で記者会見に臨んだラナは、「日本は私の精神的な故郷だと思っています」「今は村上春樹の新作(『1Q84』)を読んでます」と日本への愛をアピールしました。また、今回の映画については「私が嫌うのは、伝統的な慣例です。『マトリックス』同様、今回も積極的に新たなアプローチと語り口に取り組みました」と語りました。
 映画はデビッド・ミッシェルの小説が原作で、3人が共同監督を務める形で上映時間172分の大作として完成されました。19世紀の南太平洋、1973年のロサンゼルス、2144年のネオ・ソウル、世界崩壊後の2321年ハワイなど、時空を超えた6つの世界で繰り広げられる人間ドラマが相互リンクしながら、愛と運命にまつわる一大叙事詩を織りなすという野心作。長らく映像化不可能と言われてきましたが、ラナは「だからこそ撮りたいと思った。巨大な哲学的キャンバスに、自分たちの信念をぶつけた」と語りました。
 トム・ハンクスが主演をつとめ、ハル・ベリー、ヒュー・グラント、スーザン・サランドン、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショーら豪華キャストが顔をそろえます。3月15日から全国でロードショー公開されます。予告編を観ただけでも、この映画はスゴい!と思わされます。楽しみです。

 


ウォシャウスキー姉弟監督が10年ぶり来日、3時間新作を「集大成」とアピール(映画.com)
http://eiga.com/news/20130124/7/

INDEX

SCHEDULE