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大阪市淀川区がLGBT支援宣言

2013/09/02

日経新聞

 9月1日、大阪市淀川区が、セクシュアルマイノリティに配慮した行政をめざす「LGBT支援宣言」を発表しました。

 「LGBT支援宣言」は、区民だより「よどがわ」9月号に掲載されており(写真右上)、職員研修を行う、正しい情報を発信する、支援等を行う、声(相談)を聴く、という4つの取り組みを挙げています。
 
 今回の 「LGBT支援宣言」が発表するに至ったのは、淀川区が今年6月、オープンリーゲイのパトリック・リネハン大阪・神戸総領事や東小雪さん&ひろこさんを招いて「What is LGBT? ~それぞれの愛~」という講演会を開いたのがきっかけです。この講演を聴いた榊正文区長(昨年8月に公募で就任した民間出身の方)が、「積極的に行政が関わるべきだ」と宣言を決めたそうです。今後、市全体に取り組みを広げることもめざすとのことです。
 
 セクシュアルマイノリティの権利向上に取り組むNPO法人「虹色ダイバーシティ」(同区)の村木真紀代表は、「行政が性的少数者に限った声明を出すのは全国的にも例がない」と高く評価しています。「差別に苦しむ当事者にとって心強いメッセージになる」と期待を寄せます。
 
 大阪市の人権行政基本方針は、セクシュアルマイノリティについて「偏見や差別意識があり、理解を深めていく必要がある」と記載しています(東京都の人権施策推進指針にも記載されています)。ただ具体的な対策などは盛り込まれていませんでした。

 「宣言」の一環として、今月中旬からは区役所でレインボーフラッグを国旗や市旗と並べて掲揚するそうです(日本初!?)。大阪の方、ぜひご覧になってください。
 また、榊区長は1日、防災リーダー200名を集めて委嘱式と研修会を行いましたが、「防災に女性の視点を入れること、またLGBTを切り口に、防災リーダーの役割は避難所にいる全ての方の人権を守ることだ、常に新しい情報と問題意識を持つべきだ」とスピーチしたそうです。途中で前の席の人から罵声を浴びましたが、一方で頷く人もいたそうです。
 それから、淀川区役所のTwitterアカウントが、関西レインボーパレードのアナウンスをリツイートしてくれています(それもスゴい!)
 10月12日の関パレには、榊区長はじめ淀川区の方も来てくださるのではないでしょうか。

 今後の動きにも注目していきましょう。


同性愛など性的少数者に支援宣言 大阪・淀川区  自治体で異例(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC0203O_S3A900C1000000/