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ミャンマーで初めてゲイの結婚式が行われました

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 長い間軍事政権下にあったミャンマーでは、隣国のタイとは対照的に、未だにイギリスの植民地時代の「ソドミー法」が温存され、同性愛者が警察に逮捕されるなど、厳しい状況にあります。
 そんなミャンマーで、初めてのゲイカップルの結婚式が行われました。
 
 3月2日、首都ヤンゴンのエクセルホテルで、Tin Ko Koさん(38)と Myo Min Htetさん(28)が、ミャンマーの民族衣装に身を包み、初めての同性結婚式を挙げました。10年間の交際を経た彼らは、家族や親類、友人200名以上と6人の付添人に祝福され、指輪を交換しました。
 Tin Ko Ko氏さん式のスピーチで、「今まで誰も成し遂げなかったことを実現できて、言葉にできないくらい、幸せです」「多くの話し合いの末、両親も受け容れてくれて…本当にうれしいです」と語りました。

 暴行を受けることを避けるため、会場は明かされませんでしたが、結婚式が行われたことはSNSで拡散し、保守的な仏教徒などからは「ミャンマーの恥であり、許されるべきではない」「宗教上、不自然なことであり、仏教の教えにも反する」といったコメントがつきました。
 また、警察はこの結婚式がミャンマーの法律に反することになるかを調査中だそうです。

 LGBT権利擁護活動家のWai Phyo Myin氏は「二人は自分たち自身のためだけに立ち上がったのではない、彼らの結びつきは国中のゲイやレズビアンを勇気づけた」と語りました。

 ミャンマーの刑法377条は「男性どうし、女性どうし、または動物と自然に反する性交渉を行った」者など「不自然な」行いに対して罰金や10年までの禁固刑を課すことができると定めています。たとえ同性間の性交渉が証明されなくても、性感染症を拡大させた罪、公務執行妨害、「道徳的に悪影響を及ぼす」あらゆる行動を禁じる法律など、さまざまな言いがかりによって、同性愛は警察にいやがらせを受けています。事実上、同性愛は違法であり、ミャンマーの同性愛者は迫害を受けてきたのです。

 しかし、3年前に新しい憲法に基づく政権が誕生してから、こうした状況は少しずつ緩和されてきました。2012年には初めてのプライドパレードが開催されました。昨年11月には、初めてのゲイ&レズビアン&フレンズのためのクラブパーティがヤンゴンで開催されました。そして、ソドミー法の撤廃を求めてミャンマーのLGBTネットワーク(個人や活動家のグループによる連盟)が立ち上げられました。しかし、「刑法377条について語るやいなや、『法の遵守が必要だ、同性愛を容認することはミャンマーの文化にはない』という反発が返ってくるのです」とLGBTネットワークのHla Myat Tun氏は語ります。「実際問題、この法は我々の法ではなく、イギリスから輸入されたものです。今は機能していないのです」
 イングランドとウェールズは1967年にソドミー法を撤廃し、インドは2009年に同法を緩和し、成人どうしの性行為(同性愛含む)を認めました。しかし、ミャンマーで「ソドミー」というおよそ仏教国の概念にない名前を関した植民地時代の法がまだ現存しているのは奇妙なことです。
 ミャンマーのLGBTの政治を研究するオーストラリア国立大学のデヴィッド・ギルバート博士は「イギリスに由来するソドミー法は罪深い」と語ります。「刑法377条の適用のされ方はとても乱雑だ。実状に合っていない。ソドミーは罪だということ自体、ビルマでは理解されていない」




ミャンマー初、ゲイカップルが挙式(Myanmar News)
http://www.myanmar-news.asia/news_EYFNhSPGl.html?right123

Gay couple risk mob violence by holding public wedding in Myanmar(Gay Star News)
http://www.gaystarnews.com/article/gay-couple-risk-mob-violence-holding-public-wedding-myanmar030314

The battle for gay rights in Burma(DVB)
http://www.dvb.no/news/the-battle-for-gay-rights-in-burma-myanmar/34765

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