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プライド月間を祝し、今年もオバマ大統領が声明を発表

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 アメリカのオバマ大統領は5月30日、6月のLGBTプライド月間に向けた宣言を発表しました。
 大統領に就任した2009年から毎年発表されてきたLGBTプライド宣言も、今年で6回目となります。この5年半の間にオバマ政権は同性愛者の従軍禁止政策の撤廃、結婚防衛法の撤廃などを実現してきましたが、今回の宣言では、こうした平等の達成をさらに推し進め、雇用における平等の達成やHIV予防への取り組みを続けていく決意が表明され、また、国民に「偏見の払拭」と「多様性の祝福」を求めるものになっています。また、国内のみならず、世界中で起きているLGBTへの迫害に対しても言及されています。
 以下に全文訳を掲載いたします(直訳調で意味が取りづらい箇所などもあるかと思いますが、ご容赦ください)
 
「州から州へ進歩が広がるにつれ、公正さが法廷に届けられるにつれ、そしてより多くの我々の仲間であるアメリカ人が尊厳と尊敬をもって扱われるようになるにつれ、我が国はより受容的になっていくだけでなく、平等を達成する。LGBTプライド月間を通じて、我々は自由と公正さを謳いあげる勝利を祝福し、そしてまだ残っている仕事の完遂に再び着手するものである。

 昨年、平等の支援者は、最高裁が結婚防衛法を撤廃し、愛し合い絆を紡いできた家族に尊敬と法的保護を与える裁定を下したことを祝福した。この裁定とともに、我が政権は、移民から軍人の家族まで、結婚した同性カップルが家族・配偶者として受けられる恩恵を拡張している。

 我が政権は誇りをもって、LGBTの権利を求めて闘う人々に寄り添っている。このアメリカで、我々はLGBTに対する暴力を封じ込める法を強めてきた。いじめやハラスメントを防ぐ行動をとってきた。そして、LGBTに対する差別を禁じてきた。こうした前進にもかかわらず、多くの州で、性的指向や性自認を理由にLGBTが解雇されてきた。私は連邦議会に対し、雇用平等法を通過させることで、この不公正を正すことを要求しつづける。そして数年の内、我々は医療保険制度および国家HIV/AIDS戦略——治療を改善し、コミュニティ内の感染を減らしていくことに焦点を当てる——の実行によって、LGBTコミュニティ内の健康の問題に本気で取り組みつづける。

 LGBTコミュニティにとっての平等の前進についての我々の関与は、国境をはるかに越えて広がる。世界中のあちこちで、LGBTの人々が迫害や逮捕、死刑に直面している。これを許すことなどできない。アメリカはすべての国々に、LGBTの兄弟姉妹たちの普遍的な人権の保護に参加するよう要求する。

 ストーンウォールインの客たちが不当な政策に挑み、草創期のムーブメントを起こさせた時から今月で45年を数える。立ち上がり、座り込み、カムアウトしたすべての勇気あるリーダー、そして彼らをサポートし、伴走してきたアライたちを誉め称えさせてほしい。彼らに続き、我々に寛容と公正と尊厳について語らせてほしい。なぜなら、もし心と精神が時代を変えつづけるなら、法もまたそうだからだ。

 私、バラク・オバマ、アメリカ合衆国大統領は、アメリカ合衆国憲法および法律により与えられた権限に基づき、2014年6月、LGBTプライド月間に宣言する。アメリカの人々に、偏見を払拭し、アメリカ人の偉大な多様性を祝福することを求める。

 以上の証として、私はアメリカ合衆国の独立238年目に当たる西暦2014年5月30日、この文書に署名した。

バラク・オバマ」

 オバマ大統領とミシェル夫人はまた、今月30日にLGBT活動家をホワイトハウスに招き、レセプションを開催するそうです。


大統領声明——2014LGBTプライド月間(ホワイトハウス)
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/05/30/presidential-proclamation-lesbian-gay-bisexual-and-transgender-pride-mon

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