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アイルランドの閣僚がカミングアウトし、同性婚推進を表明

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 アイルランドのレオ・バラッカー保健相が1月18日、同国の閣僚として初めてゲイであることを公表しました。

 バラッカー保健相は、エンダ・ケニー首相率いる中道右派の与党、統一アイルランド党の次期党首候補と目されている有力な政治家です。公共放送RTEのインタビューで「私は同性愛者だ。これは秘密ではないが、必ずしも誰もが知っていることではなく、私がこれまで公に話してきたことでもない」と語りました。
 バラッカー氏は4ヵ月後に控えている同性婚の是非をめぐる国民投票に向けて、同性婚賛成派として運動を展開したい考えを表明し、「国民に対し正直になりたかった」と語りました。

 カトリック教徒が人口の大半を占め、伝統的に保守的だったアイルランドでは、同性間の性的行為が非犯罪化された(ソドミー法が撤廃された)のは1993年になってからでした。が、2011年にはシビル・ユニオンが導入され、この5月には、同性婚を認めるかどうかを問う国民投票が予定されています(2014年4月に『アイリッシュ・タイムズ』とマーケット・リサーチ会社Ispos MRBIが実施した調査では、回答者の67パーセントが同性婚に賛成しており、世国民投票でも賛成票が上回る見通しです)

 日刊紙『アイリッシュ・タイムズ』の政治部記者フィアック・ケリー氏は、バラッカー氏のインタビューについて「アイルランドの公的生活圏に大きな影響を及ぼした瞬間だ。主要閣僚が同性愛を公表するなど、10年前には考えられなかっただろう。非常に大きな出来事だ」と評しました。

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 また、同性婚合法化の国民投票についてアイルランド出身のコリン・ファレルは、実の兄・エイモンがゲイであることに触れて「僕の兄は結婚するのが夢だった。それを実現させるためにアイルランドを離れなければならなかったのはおかしい。だからこそ、僕にとっても個人的な問題なんだ。アイルランドにおける正義のはかりを正す時がきた。ひとりひとりの声が反映されるよう、来年の選挙のために登録し、投票をしてほしい」と訴えています。
「兄が無理に異性愛に身を投じていないと気付いたのは12歳くらいの頃だった。驚きと興味を持ったのを覚えている。興味を持った理由は、僕がまったく知らない世界だったにもかかわらず、不自然にも思えなかったからだ。兄はただ男性が好きなんだと理解し、それは僕にとって不自然じゃなかった。エイモンはゲイになろうと思ってなったわけじゃない。学校にアイライナーをひいて行ったのは、確かにいじめに拍車をかけたかもしれない。でも彼は自分に誇りを持っていた。人に暴力を振るわれても、あざ笑われても誠実さと威厳を持って立ち向かっていた」


 

アイルランド保健相が同性愛を公表、与党の次期党首候補(AFP)
http://www.afpbb.com/articles/-/3036921

コリン・ファレル アイルランドの同性婚の合法化を支持(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0068252

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