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渋谷区の新条例に対し、たくさんの祝福や歓迎の声が上がっています

 昨日、渋谷区で同性パートナーも夫婦と同等だと認める「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が成立し、本日から施行されました。
 議会での可決後、桑原敏武区長は記者会見で「今まで、性的マイノリティーの方々が社会から疎外されていた。全ての区民が希望のある人生となるよう、肯定的なメッセージを発信する仕組み作りとして意義がある」「国政においても、人権上の課題として一石を投じる歴史的な1ページになった。少数者を支援する仕組みとして活用して、社会で認めてもらえるような環境づくりの第一歩になった」と述べました。
 これを受け、さまざまな人たちから祝福や歓迎の声が上がっています。

 女優の東ちづるさんは、自身が主催した自閉症啓発イベント「Warm Blue」の会場で「やっと、ついに、やったー」と喜びを表しました。東さんといっしょに活動していたメンバーが条例成立に尽力したそうで「その日はセクシャルマイノリティの人たちと抱き合った。メールやLINE、メッセンジャーがコントのように鳴り続けましたね」とうれしそうに語りました。「すべての人は誰かを愛し、いっしょにいたいと思う。その相手が誰かということは、個人が決められた方が自由でいい。国や周りがどうのこうの言うことではない。愛すのは自由だ!」

 フジテレビ出身のフリーアナウンサー・長谷川豊氏は、実に素晴らしい祝福のコメントを寄せてくださっています。
「本当に良かったですね。
 渋谷区の区長さんはとても素晴らしい決断をされました。渋谷区議会の皆さんも、この条例の制定には苦労なされたことでしょうが、この一歩が切り開いたものはとても小さく、大きなものだと思います。
 本日4月1日。渋谷区で「同性婚」に対して理解が示されることになりました。詳しく言うと、法的な「婚姻関係」にかなり近い権利を認める「同性パートナーシップ証明書」というものを発行し、その権利を認めるものです。きっと今までいわれなく差別を受けてきた性的マイノリティの皆さんは溜飲の下がる思いでしょう。議会を傍聴していた賛同者の皆さんが会見に答えていらっしゃいましたが、本当に幸せそうで嬉しそうな顔をしていましたね。渋谷区長ならびに渋谷区議会の皆さん、お疲れ様でした。
(中略)
 世界的には、「同性婚」は認めて当然という流れになってきているのが現在の世界の流れです。
 日本でも、現在は渋谷区だけですが、普通に考えれば、この流れは日本に広がっていくと思います。世田谷も追随する動きを見せていますしね。とてもいい流れだと思います。
 個人的には、多くの人が気持ちが分からないでしょうし、もちろん僕も全く理解できないのが正直なところですけれど、生まれつき、体と性の一致がない人ももちろんいるわけだし、そういう「全く悪くない人々」が苦しめられる必要はありません。いろんな例外に対しても優しく寛容な社会であることは先進国の役割の一つです。
 基本的には変化を好まない日本において、まずその先駆者となった渋谷区には称賛の声が送られるべきでしょう。10年もしないうちに、日本でも同性愛者の苦悩はきっと減っていることでしょうし、減らしていくべきだと思います」

 社民党の又市征治幹事長は、「社民党は、性別にかかわらず多様な形態の家族に対して民法上の権利を保障する、フランスのPACS(連帯市民協約)にならった新制度の創設を目指すとともに、同性婚についても実現を目指すとしてきたことから、今回の条例制定を大きな一歩として、心から歓迎する。若いLGBTをはじめとする性的マイノリティの皆さんの中には、将来に不安を抱えている人たちも多い。職業選択・雇用や公営住宅・高齢者施設への入所などについて、性的指向や性自認を理由とした差別的取り扱いもなくなっていない。その中で、渋谷区が証明書を出す意味は大きいものがある。住民に身近な自治体だからこそ、住民のニーズをとらえた形で施策が実施でき、社会を大きく変えていく動きを作り出せたといえる。世田谷区や横浜市にも同性カップルを支援する動きは広がっており、渋谷区の条例が国内でのLGBTの人たちを理解するきっかけになることを期待したい」との談話を発表しました。
 
 同じく社民党の福島みずほ参議院議員は、「渋谷区で同性パートナー条例が成立。新しい1ページ。国会でも同性婚が実現できるよう頑張りたい」「同性カップルは、証明するものがなく、公営住宅の入居、病院などで、これから、この条例が役立つ。国会でも、法制度を作っていきたい」とTweetしています。
 
 同じく社民党の豊島区議員として、自身も「同性パートナーシップ証明」の必要性を訴えてきた石川大我さんは、「行政は往々にして『前例がないと動かない』ものです。そういう意味で今回、渋谷区で条例が成立したことには大きな意味があります。ゼロとイチは全然違います」と語りました。石川大我さんは今月の豊島区議選に再び出馬する予定です。

 今年から同性パートナーがいる正社員にも祝い金の支給などを認めた「ラッシュジャパン」のチャリティキャンペーンスーパーバイザー・丸田千果さんは、「性的マイノリティは社会に普通に存在している。私たちの仲間・友人・同僚であったり近所の方ということもあると思う。自分に近い社会・組織がどういう取り組みをしているか、それは自分たちの暮らしに直結する」と語りました。

 渋谷区にある「ブリリアウエディング」の小林優希取締役は、「(今までは)呼ぶゲストの人に伝えづらいとか、どうしてもご両親が来てくれないから『二人だけで挙げてもな』という人が多くて、渋谷区が認めているんだということをしっかりとお二人に説明することで、ゲストの人々に対してちゃんと伝えても大丈夫だと説明できる」と語っています。
 
 あるゲイの30代男性は、「周りでもさっそく引っ越そうとしている人も多くて、待ち望まれたものです。ゲイの中でも色々な考えはありますが、大方の人は明るいニュースとして受け止めていると思います。もちろん、これがどのように受け入れられるか分からないですし、色々な心配は当然あります。何せ、反発する人もいたわけですからね。今回、差別をした事業者は公表される規定がありますが、差別するような事業者はそもそも痛くもかゆくもないとは思います。今回の件が画期的なのは、日本の政治上、同性愛者のいわゆる『結婚相当』が初めて認定されたようなものであることです。ここから色々な自治体とか国に影響してくるか、楽しみにされています。反対したのが全部自民党議員だったことは私達の間では話題になっていましたよ。福島みずほさんはゲイパレードとかにも来ているので、福島さんに、国会で話題として出していただけるのは期待しています」と語っています。

 その福島みずほ議員は4月1日、さっそく参院予算委員会で渋谷区の新条例について質問しましたが、安倍首相は「条例が成立したことは承知している」とだけ答えました。また、同性パートナーを法律で認めることについて「家族のあり方にも関する問題で、憲法との関係において結婚は両性の合意ということになっている。慎重に議論していくべき課題だ」と述べています。
 
 元航空幕僚長で一時は次世代の党の副代表をつとめた政治評論家の田母神俊雄氏は「渋谷区で同性パートナー条例が本日可決されたとか。しかしこれを認めては人類社会が続かなくなる。少数意見を尊重するという考え方が行き過ぎている。同性婚を主張する人たちは特別な人たちであると思う。制度としてそれを認める必要はない。別に同性が一緒に生活する事は禁止されていない」「同性のカップルを結婚に相当する関係と、制度として認めることは、同性婚を奨励する事になります。そんな関係が正常な関係であるわけがありません。弱い人たちや特殊な状況にある人たちに対する配慮もここまで来ると明らかに行き過ぎだと私は思います。これでは国が壊れていきます」とTweetしました。これに対し、「「少数か多数か」ではなく「異常か正常か」で物を見ていませんか?」「あたしはあなたと同じ高校出身ですけどここまでそれを後悔したことはあなたを通じてしかありません」などの批判が寄せられています。
 
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が3月28、29両日に実施した合同世論調査では、渋谷区の条例への賛成は59.0%、反対は28.5%(反対が多数を占めたのは60代以上の男性だけ)と、ダブルスコアで賛成が反対を上回りました。世間では受容的な人たちのほうが断然多くなっていることが浮き彫りになりました。
 

東ちづる「やっと、ついに、やったー」渋谷区「同性婚」条例成立に喜び(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/04/02/kiji/K20150402010100670.html

【長谷川豊】渋谷区の「同性婚条例」可決の決断に拍手を送ろう(教えて!goo)
http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/93c5fee7a2f2f22a20833c851cbead55

渋谷区長、同性パートナー条例成立に「歴史的1ページ」(TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2458782.html

同性パートナー条例成立、渋谷の街はどう変わる?(TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2458795.html

「渋谷同性カップル条例、心から歓迎」社民・又市幹事長(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASH306G0SH30UTFK00W.html


渋谷区で「同性カップル条例」成立 ゲイ男性が喜ぶ(夕刊アメーバニュース)
http://yukan-news.ameba.jp/20150401-123/


ゲイ前区議「豊島区も渋谷区続く」同性パートナー条例(スポーツ報知)
http://www.hochi.co.jp/topics/20150401-OHT1T50018.html

渋谷区「同性パートナー条例」成立――性的少数者「証明書をすぐ取りに行きたい」(弁護士ドットコムニュース)
http://www.bengo4.com/topics/2892/

同性婚に首相「慎重に議論すべき」 参院予算委(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASH416J9GH41UTFK00Z.html

田母神俊雄氏 同性カップル条例で「国が壊れていく」(アメーバニュース)
http://yukan-news.ameba.jp/20150401-124/

渋谷区の同性パートナー条例施行に賛否両論「法整備まだ」(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150401/dms1504011202009-n1.htm

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