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アメリカ全50州で同性カップルが養子を迎えることが可能になりました

 3月31日、アメリカの連邦地方裁判所が、ミシシッピ州の同性カップルが養子を迎えることを禁じた法律を違憲とする判決を下しました。これにより、アメリカの全50州で同性カップルが養子を迎えることが合法となりました。
 連邦地方裁判所のダニエル・ジョーダン判事は、2015年夏の連邦最高裁によるアメリカ全土で同性婚を合法とする判決を引用し、ミシシッピ州の同性カップルの養子縁組を禁じる法に対し、仮差し止め命令を出しました。
「最高裁の判決により、結婚する権利や結婚で生じる責任に干渉する制令について訴訟はすべて無効となった」
「それに、州が同性婚を禁じることは結婚制度の恩恵を――明記された養子を迎える権利も――認めないことになるとして、違憲と定めた最高裁が、結婚した同性カップルにその権利を禁じることはまずありえないだろう」

 ミシシッピ州では2000年に制定された「同性カップルが養子を迎えることを禁じる」と1行だけ書かれた法律があり(アラバマ州などいくつかの州にも同様の法律がありましたが、すべて廃止されました)、これに対して2015年、4組の同性カップルが訴訟を起こし、その後、LGBT権利擁護団体も訴訟に加わりました。
 原告の主席弁護士ロベルタ・カプランは「私たちが担当する2組の同性カップルは、生まれた時から愛情を注いで育ててきたのに、親として法的に認知されるまで何年も(それぞれ9年と16年近く)待たなくてはいけませんでした」「これで、ようやくはっきりとわかっていただけたかと思います。同性愛者だからというだけで差別するのはアメリカ全土において違憲であり、ミシシッピ州も例外ではないのです」
 ヒューマン・ライツ・キャンペーンのミシシッピ支部長ロブ・ヒルも、この判決を高く評価。「この喜ばしい判決は、同性カップルがミシシッピ州で養子を迎えたり里親になりたいと思った場合、要件さえ満たしていれば、法律に基づいて異性カップルと同じように扱われる権利があるとはっきり認めています。これは、愛情のある家庭を必要としているこの州の子どもたちの幸せにもつながります」「ジョーダン判事は、私たち家族の法的権利を奪おうというミシシッピ州議員たちの非難されるべき試みを、断固として拒絶しました。歴史において、間違った側にいるのは彼らです。今日の判決はまた、法においても彼らは間違っていると証明してくれました」

 同性カップルの養子縁組を禁じる法を制定したミシシッピ州前知事ロニー・マスグローブは「今では廃止すべきだと思っている」と書いていました。「我々が共に定めたこの法律のせいで、ミシシッピ州の多くの子供たちが幸せで健全な家庭で育つ機会を奪われてしまったことに、私は胸を痛めている」
 


アメリカ全50州で、同性カップルが養子を迎えることが可能に(ハフィントンポスト)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/04/mississippi-same-sex-adoption_n_9607380.html

 

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