g-lad xx

NEWS

2017年の新規HIV感染者数が、11年ぶりに1400人を下回りました

 厚生労働省のエイズ動向委員会は8月27日、2017年の1年間に新たにHIVへの感染がわかった人の合計が1389人だったと発表しました(確定値)。検査でわかった方が976人、エイズを発症したわかった方が413人でした。前年に比べると59人減っていて、合計が1400人を下回ったのは2006年以来、11年ぶりです(新規感染者数が1000人を下回ったのも11年ぶりです)
 こちらのデータで感染経路別の内訳を見ると、新規HIV感染のうち同性間性的接触によるものが709件(全体の約73%)、新規エイズ患者については同性間性的接触によるものが226件(全体の約55%)でした。
 全体の新規感染者数や、その中でエイズを発症してわかった方の割合、同性間性的接触による割合などは、ここ10年ほど、ずっと変わっていません。
 ただし、こちらこちらの記事でも触れている通り、近年、HIV陽性であっても治療してウィルスが検出値以下になっていれば(たとえ生でSEXしても)相手に感染させる確率はゼロであるということが学術的に明らかになったということ、感染前に抗HIV薬を服用しておくことで劇的に感染率を下げることができるPrEP(曝露前予防)という予防法が出てきたこと、など、HIV/AIDSをめぐる状況(ゲイ・バイセクシュアル男性のSEXを取り巻く環境)が大きく変わりつつあります。
 
 そういう意味でも、検査を受けること、早めにわかって適切に治療することが、とても大事です。
 とはいえ、自分に限って感染してるはずがない…とか、怖くて検査を受けられない…と思い、ずっと検査を受けていない方もいらっしゃることでしょう。今は治療法もずいぶん進歩し(服薬も1日1回でよくなったり、副作用も少なくなったとか)、もはや慢性疾患のようなものになっていますし、HIVをそんなに怖がる必要はありません。健康診断のような感覚で定期的に検査を受けて、自分の体の状態を知っておくことで、性の健康を保つことができます(エイズを発症してはじめて感染がわかるという、厳しい事態を避けられます)

 たとえHIV陽性であっても、今は、陰性の人たちと同様に恋愛やSEXを楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいますし、コミュニティ内でもだんだん陽性であることをカムアウトする方も増えてきています。エイズにまつわる偏見や恐怖心が以前に比べて薄れてきているのを感じます(Living Togetherムーブメントのおかげでもあると思います)。「感染したら人生終わり」なんてことはありません、いろんな意味で。
 
 二丁目のコミュニティセンターaktaでは、毎週月曜日19時〜に「あんしんHIVチェック」を実施しています(検査キットをお渡しして、自宅でチェックする仕組みです。詳細は上記特設サイトをご覧いただくか、aktaでお尋ねください)
 
 また、岡山市、倉敷市、福山市、松山市などのクリニックで9月いっぱい、HIVと梅毒の検査がその場で(予約不要で)受けられるキャンペーン「せとうち性病クリニック検査&岡山県もんげ~性病検査」が実施されています。中四国にお住まいの方、この機会にぜひ!

 

INDEX

SCHEDULE