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香川県でもゲイカップルが婚姻届を提出しました 

 同性婚訴訟、2月14日に全国一斉提訴へというニュースをお伝えしていましたが、原告となる全国13組の同性カップルのうちの1組である香川県三豊市に住むゲイカップルが2月4日、市役所に婚姻届を提出しました。届は「不適法」として不受理になったため、お二人は14日、「同性婚ができないのは、法の下の平等を定めた憲法に違反する」などとして、他のカップルとともに大阪地裁に訴訟を起こす予定です。
 
 婚姻届を出したのは、ともにアーティストである田中昭全さんと川田有希さん。お二人は、2015年、結婚の平等を求めて日弁連に人権救済申立てが行われた際も記者会見に臨んでいます。「OUT IN JAPAN」にも登場しています(「OUT IN JAPAN SETOUCHI クロージングパーティー」もディレクションしたそうです)。地元香川県でLGBTの講演会の講師などもつとめています。
 お二人は11年前からいっしょに暮らしています。数年前には市内に中古住宅を購入、「ついのすみか」と決め、自分たちの手で改修を進めています。
 日本で同性カップルの権利が法制化されていないため、お二人の関係を法的に保障するものはありません。もし相手に何かあったとき、「家族ではない」と、病院での付き添いや手術の同意を断られるかもしれません。相続などもできません(自分たちの手で改修を進めている家も、住み続けられるかどうか、心配です)。「愛し合う二人が一緒にいるのだからそれでいい、という問題ではない」と田中さんは言います。
 法的保障を得るため、養子縁組を選ぶ人たちもいますが、お二人は「僕たちは親子ではない。対等なパートナーとして認められたい」と言います。同性婚の法制化をめざし、声を上げることを決めました。提訴はそのための一歩です。
  
 4日午前、お二人は市役所を訪れ、職員に婚姻届を手渡しました。届の「妻」の文字は消し、お互い「夫」として名前を書きました。
 十数分後、審査を終えた職員が「男性同士による婚姻届の提出は不適法のため、受理することはできません」と告げました。
 不受理の通告を受けた後、田中さんは「男女のカップルはすぐに受理されることを考えると、寂しい」と語りました。川田さんは「婚姻届の提出は未来への一歩だ。私たちのように、自分のことを認めてほしい人はいる」と語りました。
「法律上の『家族』として生きていきたくて婚姻届を提出した。身近なところにも同性のカップルがいるので、そういう人たちを少しでも勇気づけたい」 
 一方、同性パートナーシップ証明制度について、三豊市市民課の森明子課長は「制度の導入について前向きに検討していきたい」と述べました(今回のことがきっかけで、前向きに検討していくことになったのでしょう。素晴らしいですね)
 
 2月14日(バレンタインデー、愛の日ですね)、全国13組の同性カップルが札幌、東京、名古屋、大阪の4地裁に対して一斉に「結婚の自由をすべての人に」訴訟を起こします。
 14日夜には東京、札幌、大阪で応援イベントも開催されるそうです(詳しくはこちら
 

 

同性の婚姻届不受理 提訴へ(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190204/8030003024.html

同性カップルが婚姻届けを提出も受理されず 香川県三豊市(岡山放送)
https://www.fnn.jp/posts/1999OHK

香川でも同性カップルが婚姻届 婚姻の自由求め提訴へ(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASM244F26M24PLXB005.html

男性カップル婚姻届を不受理、香川・三豊市 「違憲」と14日提訴へ(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20190204/k00/00m/040/274000c

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