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ゲイやレズビアンが登場したCM【国内編】

「彼に気持ちを伝えたい」と言う男の子が登場し、ゲイなのか?と話題になったGoogleのCMをはじめ、ゲイやレズビアンが登場する国内のCMをいくつかご紹介します。

ゲイやレズビアンが登場したCM【国内編】

 2017年のお正月、「今年は『やりたい』からはじめよう」というGoogleのCMが流れました。性別も年齢も職業も国籍も様々な人たちが今年やりたいことを一言ずつ語っていくという内容ですが、39秒頃に登場する男の子が「彼に気持ちを伝えたい」と語っていて、ネット上で「あの男の子はゲイなのか?」と話題になりました。
 日本では否定的なコメントもたくさんあったのですが、台湾では彼を祝福しエールを送る声が集まったそうです(詳しくはこちら
 Googleは本国ではLGBTに対してとても支援的な企業として知られており、同性婚も積極的に支持してきましたし、プライド月間にはこのようなイキな仕掛けをしたり、独自の取組みをしてきました。日本でも、LGBTブームが起こる前から東京や大阪のパレード・映画祭等に協賛してきました。




 2016年にもゲイカップルを登場させたCMが流れました。AmazonのAudible(オーディブル)というオーディオブック(本の朗読を聴けるもの)のCMで、宮沢りえさんが朗読する『雨ニモマケズ』」のバージョンです。やはり性別も年齢も職業も様々な人たちの中に、若いゲイカップル(後ろから抱きしめる形でただの友人ではない親密さが伝わります)が登場していました。1分14秒頃です。また、ポスターには、恋人どうしにも見えるような2人の女子高生のイメージが起用されています。
 Amazonはオフィシャルに、LGBTを含める意図だったこと、本国だけでなく日本でもLGBTフレンドリーな企業であろうとしていることをコメントしています(こちら)。数々の賞に輝いたトランスジェンダーのドラマ『トランスペアレント』を手がけたのもAmazonでした。




 もう1本、こちらも2016年、ドコモが「For ONEs -世界はひとりの複数形でできている-」というダイバーシティCMを昨年発表しました。「私たちは、みな一人だ。かけがえのない一人だ」という語りに続いて(『世界がもし100人の村だったら』のように)「この国の60人に1人は、外国人です」「この国の25人に1人は、何らかの障がいを抱えています」「この国の13人に1人は、セクシャル・マイノリティです」といったテロップとともに、浴衣を着て縁日を楽しむ外国人の女の子、バイオリンを弾く盲目の方、そしてカフェで待ち合わせたレズビアンカップル(東小雪さんと増原裕子さん。42秒頃)といった方たちが映し出されるのです。「一人ひとりを見つけて、私たちは進化していく」という語りで終わります。ちょっとジーンときます。素晴らしいです。
 ドコモはダイバーシティ推進の一環として、性的マイノリティについても取組みを進めており、2016年には「PRIDE指標」のゴールドを獲得しています。




 海外ではこうしたリアルなLGBTをフィーチャーしたCMがずっと前から制作されてきましたが、日本もとうとうそういう時代にさしかかってきたのだなぁ…と思うと、感慨深いものがあります。