g-lad xx

オネハ

　ハウス・ミュージックには実に多様なジャンルがありますが、特にゲイに好まれるのがオネエハウスです。主に女性ボーカル（ディーバ系）の歌がフィーチャーされた、高揚感のある（アッパーでキラキラな）ボーカルハウス（歌モノ）のことです。

　ゲイナイトの定番であり、ラストの盛り上がりでお約束のようにプレイされたり、中にはぶっ通しでオネハがかかるイベントもあります。

　パレードのアフターパーティやコミュニティイベント的なゲイナイトでは、ステージ上のパフォーマー（ドラァグクイーンやGO-GO BOY）とフロアのお客さんたちがいっしょになって手を上げながら大合唱したり、同じ振りを踊ったりして、ハッピーな一体感を味わうことも多いのです。

　オネハの中にも、『Relight My Fire』『Disco Beat』のようにディスコの定番ソングをハウスにアレンジしたものや、シェリル・リンの『Got to be Real』やチャカ・カーンの『Through the Fire』のようにSOUL、R&B系の歌をフィーチャーしたもの、マドンナの『Vogue』やカイリー・ミノーグの『Your Disco Needs You』のようにゲイアイコン的なディーバの歌をフィーチャーしたものなど、様々あります。


リンク：
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