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ゲイ用語の基礎知識

ヒゲ

 ゲイの世界では多くの人たちがヒゲを生やしています。
 ヒゲは体を鍛えるより効率よく「モテ」をもたらしてくれる魔法のアイテムだからです(よくモテスジの代名詞として「短髪ヒゲマッチョ」などと言ったりします)。また、顔つきが男っぽく精悍になることで満足感が得られるということもあります(女性が鏡越しの化粧をした顔にうっとりするように)

 昔はヒゲを生やしているのは30代以上の野郎系兄貴でしたが、今は20代のB系スト系の人たちも坊主+ヒゲだったりします(総じて「イカニモ系」です)

 いくらヒゲを生やしたくても、世間では茶髪やピアスなどと並んでヒゲを禁止している会社がたくさんあります。ヒゲがのびていると「クライアントに対して失礼」と言われたり「カタギじゃない」と思われたり…ビジネス的にはマイナスなイメージが根強いようです。
 そこで、精一杯の抵抗として週末だけヒゲを生やす人や、おそるおそるヒゲをのばしてみて会社に認めさせるというツワモノもいます。
(もし会社で一斉にヒゲOKになったとしたら、ゲイのヒゲ人口は一気に倍増することでしょう)
 
 ヒゲにはいくつか種類があります。ゲイシーンで最もポピュラーなのは、くちひげ+あごひげを5mm程度でトリミングしたスタイル(または濃いめのラウンドひげ)でしょう。ひげのお手入れには「ひげトリマー」が欠かせませんので、ひげを生やしたい方は家電のお店でお買い求めください。

■くちひげ(mustache ムスタッシュ)
 鼻の下、唇の上に生えるヒゲ。ほかの部分がなくてくちひげだけが黒々とある場合、ちょっと昔風な印象を受けます。

■あごひげ(beard ビアード)
 あごに生えるヒゲ。くちひげなく、あごひげだけを生やすようなスタイルはイマドキな印象を受けます。

■ほおひげ(sideburn サイドバーン)
 ほおひげがふさふさすると昔の人っぽくなってしまいますので、もみあげからあごにかけてのラインは残しつつ、ほおの部分は剃ってしまったほうがよいです。

■ラウンドひげ
 口を取り囲むように生えたひげ。くちひげとあごひげがつながる人は意外に多くはないので、きれいな円形を描けるとカッコいいです(濃くなっても大丈夫です)
 
■フルフェイス
 ほおの部分も含め、ありったけのひげを生やすのがフルフェイスですから、清潔感やカッコよさを損なう可能性があります。実際、ゲイシーンでは少ないと思います。

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