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ゲイ用語の基礎知識

ゲイ・アイコン

 本来のGAY ICONは、ゲイコミュニティの中で広く受け入れられているシンボル(たとえばレインボーフラッグなど)という意味もありますが、日本では専らゲイに広く支持されている歴史的人物や有名人のことをゲイ・アイコン(ゲイ・イコン)と言います。

 「支持されている」と一口に言っても、その中味には様々な意味があります。
1. ゲイが憧れるような、熱狂的な人気を博しているアーティスト(ほとんどが女性)
例)マドンナ、カイリー・ミノーグ、レディ・ガガなど
2. ゲイとしての言動が尊敬を集めている人(ゲイのロールモデル)
例)エルトン・ジョン、イアン・マッケランなど
3. ゲイだからこそのパフォーマンスで人気を博している人(ゲイタレント)
例)フレディ・マーキュリー、ルポールなど
4. 映画やドラマ等でゲイ役を演じてヒーローになった人(男性)
例)ヒース・レジャー、ショーン・ペンなど
5. セクシャルな魅力で多くのゲイを虜にしている人(男性)
例)デヴィッド・ベッカム、ブラッド・ピットなど

 1に該当するミュージシャンや女優は、内外を問わず、たくさんいます。「○○ナイト」というイベントが開催されたり、彼女をマネしたショーが盛んに行われたり。そのCDやDVDなどを買い支えているのもゲイです。
 そして、本人もゲイの支持を自覚し、ゲイのファンへのサービス(パフォーマンスなど)を心がけていたりするのです(1に挙げた人は全員そうです)。逆に、もともとゲイから熱い支持を受けて成長したアーティストであっても「私はゲイが嫌い」と発言して反発を食らう(売り上げがガタ落ちする)こともあります(ドナ・サマーの例が有名です)
 そういう意味では、ゲイ・イコンの条件とは1〜5のいずれかに当てはまるということだけでなく「ゲイフレンドリーであること」も含まれると言えるでしょう。

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