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ゲイ用語の基礎知識
ジェンダー
60年代以降のフェミニズム運動の中から、社会的な位置づけとしての性を生物学的な身体の性(sex)と区別して示す言葉/概念として「ジェンダー(gender)」が広まったと言われています。
しかし、「ジェンダー」とは、もともとフランス語やドイツ語の文法上の性(男性名詞/女性名詞の区別)を語源とし、生物学上の「性」(雄/雌)を表す言葉として性交という意味もある「セックス(sex)」との混同を避けるために用いられていた言葉であり、これを「社会的、文化的性差」と訳すのは誤りだと言われています。
山口智美氏によると、「社会的・文化的性差」を英語で言うと、”gender”ではなく、”gender differences”がより近い訳です。また、「ジェンダー」は必ずしも「女」と「男」にニ分化されるものではなく、多様な「ジェンダー」が歴史的にも、そして世界の多くの文化にも存在してきたということです。
自身が男性であるか女性であるかという「性自認(ジェンダー・アイデンティティ)」が生物学的な身体の性(sex)と異なる人をトランスジェンダーと言います。
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