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7月5日(金)、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が開幕!

第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月5日(金)~6日(土)、7月12日(金)~15日(月祝)の2週間にわたって開催されます。3年ぶりの7月開催ということで、夏らしく、さわやかに盛り上がりそうです。チケットのお買い求めはお早めに!

7月5日(金)、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が開幕!

GWの「春の名作劇場」も大盛況だった東京国際レズビアン&ゲイ映画祭。震災以降、開催時期が秋にずれ込んでいましたが、今年は再び7月に戻ってきました。しかも、7月5日(金)~6日(土)、7月12日(金)~15日(月祝)の2週間にわたり、長編11作品・短編17作品が上映されることになっています。また、公式パーティなどのイベントももりだくさん。夏らしく、さわやかに盛り上がりそうです。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭とは

 


昨年のオープニングパーティの模様

 今年で22回目となる東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(ゲイシーン随一の長寿イベントです)。第1回開催の1992年からの観客動員数はのべ10万人を突破し、昨年は稼働率92.5%を達成(つまり、ほぼほぼ満員だったということ)、年々高い支持を集めています。
 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は一貫してボランティアによって運営されており、セクシュアルマイノリティを題材としつつも(レズビアン&ゲイのためのイベントでありつつ)、セクシュアリティを問わずさまざまな垣根を越えて大勢の人たちが楽しめる映画祭(コミュニティと一般社会の架け橋)になってきました。
 今年ラインナップされた世界各国のセクシュアルマイノリティ映画はほとんどが最新作&日本初上映です。その多くは日本国内の一般の映画館で上映される機会はあまりないかもしれませんが、今年はこの映画祭で上映した作品の国内配給が決定するなど、ますますその社会的役割は大きくなっています。
 7月の海の日を含む3連休を中心に、大勢のゲイの方、レズビアンの方、いろんな方が集まって、映画をいっしょに観て笑ったり泣いたり(拍手が起こったり)、トークイベントを楽しんだり、ロビーでブースを見て回ったり、冷たいドリンクを飲んだり(フリーです)、時にはステキな出会いもあったり(?)、充実した休日を過ごすことができます。
 チケットは15日から発売開始しています。土日の夕方〜夜の回は混雑が予想されますので、お早めにお買い求めください♪
 

第22回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
7月5日(金)~7月6日(土) @東京ウィメンズプラザホール
7月12日(金)~7月15日(月祝) @スパイラルホール  
チケット:1回券(日時指定) 前売1,300円 当日1,500円、4回券(日時指定なし・前売り限定)4,800円、フェスティバルパス引換券(限定100枚)前売14,000円 当日16,000円(詳しくはこちら) 

[HP]
http://tokyo-lgff.org/2013/
[Twitter]
https://twitter.com/TokyoLGFF
[Facebook]
https://www.facebook.com/TokyoLGFF
[YouTube]
http://www.youtube.com/user/TokyoLGFF
 
 

 

今年のオススメ作品

 今年は全14プログラムが上映されます。長編11作品はすべて日本初上映(ジャパンプレミア)です。中でも今年は、ドキュメンタリー作品が充実しているようです。ドキュメンタリーは世界的にも増加傾向にあり(人気を博しており)、昨年『VITO/ヴィト』をご覧になった方などは実感していただけると思いますが、ドラマ作品に決して劣らない、実話だからこその感動や興奮を味わえます。

『伝説のディヴァイン』
7月6日(土)19:05、7月15日(月祝)14:10

 映画『ヘアスプレー』や『ピンク・フラミンゴ』で世界中にインパクトを与えた伝説のドラァグクイーン、ディヴァインのドキュメンタリーがついにやってきます。ボルティモアで太めのいじめられっ子として育ったハリス・グレン・ミルステッドは、いかにしてディヴァインという強烈なキャラクターに変貌を遂げたのか? ジョン・ウォーターズ監督のミューズとして名を馳せたディヴァインの、常識を超えたメイクの下に隠れた素顔に肉迫する必見!の作品です。『VITO/ ヴィト』のジェフリー・シュワルツ監督の最新作でもあります。
『伝説のディヴァイン』 (I Am Divine)
監督:ジェフリー・シュワルツ/アメリカ/2013年/86分

『ミスター・エンジェル』
7月5日(金)12:40、7月13日(土)18:50

 ゲイポルノ界に新しいジャンルを築いたトランスセクシュアルのポルノスター、バック・エンジェル。子どもの頃から心と身体の性の不一致に悩んでいたバックは、若くしてファッションモデルとしての成功をつかみながらも、薬物乱用と自殺未遂を繰り返し、ついにはホームレスに転落。人生のどん底からはい上がるため、彼は男性として生きることを決意する…。6年の歳月をかけて撮影された迫真のドキュメンタリー。
『ミスター・エンジェル』(Mr. Angel)
監督:ダン・ハント/アメリカ/2013年/68分

『GOGOボーイを追いかけて』
7月13日(土)14:00、7月14日(日)20:20

 大学を卒業したばかりのドクは、ネットで出会ったGOGO BOYのゴーを夜な夜なオカズにしている。ドクはゴーに会いたい一心でニューヨークへ行き、ナイトライフのドキュメンタリーを撮ると偽り、ゴーをカメラで追いかけ始める。そして夏の暑さが増すとともに、2人の関係も次第にヒートアップしていくのだが…。『シェイクスピアと僕の夢』の製作陣と主演のタナー・コーエンが再びタッグを組んだセクシーな作品です。
『GOGOボーイを追いかけて』(The Go Doc Project)
監督:コーリー・J・クルークバーグ/アメリカ/2013年/91分

『ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?』
7月12日(金)20:00(スパイラルオープニング作品)、7月15日(月祝)11:45

 幼なじみの妻とかわいい子どもという幸せな家庭に恵まれながらも、ふと気づくと冴えない気分で日々を過ごしているウェイツォン。ゲイであることをひた隠しにしているが、偶然出会った客にひとめぼれしてしまう。愛と幸せを考え、ウェイツォンが下した決断は...。『台北の朝、僕は恋をする』のアーヴィン・チェン監督が描く、群像ラブコメディ。
『ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?』(明天記得愛上我 /Will You Still Love Me Tomorrow? )
監督:陳駿霖(アーヴィン・チェン)/台湾/2013年/104分

『幸せの選択』
7月6日(土)10:30、7月14日(日)18:05

 ニューヨークでアシスタントカメラマンとして働くイギリス人のジャックは、亡き兄の妻子を支えながら暮らしていた。就労ビザの更新が却下された時、ジャックは 家族のためにアメリカに留まろうとレズビアンの親友アリと偽装結婚をする。しかし、移民局の執拗な調査にアリが恐れをなし、2人は離婚。窮地に立たされたジャックにゲイの恋人マノはプロポーズするのだが、連邦法で同性婚は認められていないため、配偶者ビザを得ることはできず...。
『幸せの選択』(I Do)
監督:グレン・ゲイロード/アメリカ/2012年/91分

『ヨッシ』
7月5日(金)10:40、7月13日(土)21:00

 軍隊時代の恋人の死に向き合えず、不眠にさいなまれながら日々の仕事を機械的にこなす心臓医のヨッシ。かたくなに心を閉ざす彼に、同僚たちも近づけずにいた。そんなヨッシの生活が、ミステリアスな女性の登場をきっかけに一変する。衝動的にイスラエル南部のエイラトへ旅に出た彼は、道中で陽気な軍人たちに出会う。その中には、かつての恋人・ジャガーを思わせる、オープンリー・ゲイのトムがいた。第13回の映画祭で上映され、鮮烈な感動を呼んだ『ヨッシ&ジャガー』の続編とも言うべき作品です。
『ヨッシ』(Yossi)
監督:エイタン・フォックス/イスラエル/2012年/84分

『アウト・イン・ザ・ダーク』
7月5日(金)18:35、7月6日(土)14:30

 パレスチナ人の学生・ニメルはテルアビブのクラブで弁護士のロイに出会い、恋に落ちる。お互いにひかれ合いながらも、宗教や家族の問題がのしかかるニメルとオープンに生活するロイの間にある出来事が起こり、厳しい現実を突きつけられてしまう。人種、紛争、暴力などの問題を絡めながら、2人の若者の関係を繊細に描き出したビビッドな一作。
『アウト・イン・ザ・ダーク』(Out in the Dark)
監督:ミハエル・メイヤー/アメリカ、イスラエル/2012年/96分


 

イベントもいろいろ! 

映画祭公式パーティ「Le grand bal(ル グラン バル)」

 今年も映画祭を華やかに彩る公式パーティ「Le grand bal」が開催されます。多彩なゲストや豪華抽選会など盛りだくさんな内容でお届け。映画祭初日、7月5日(金)の夜を、多彩なゲストと食事をお楽しみください。
日時:7月5日(金)18:30~24:00
会場:スパイラルB1「CAY」
入場料:¥3,500(当日)、¥3,000(予約、フライヤー持参、映画祭チケット半券提示)、¥2,500(学生)
※全てウェルカムドリンク付き
※電話予約:03-3498-5790
MC:バブリーナ、東小雪
Special Hostess:ジュン☆中山
Performer:五十鈴ココ、オナン・スペルマーメイド、ティレジアス、トーストガール with 西原鶴真(薩摩琵琶)、MAAYA SHO
DJ:Atsushi、MONDO

その他のイベント
 公式パーティ以外にも、関連イベントがいろいろ企画されています。
・田亀源五郎 × よしひろまさみち スペシャルトークショー&ビュッフェパーティ「やっぱり映画が好き!」
・Kimi’s G-Spot 「裸にされる眼差し—The Celluloid Closetとクィア映画を語る」
・プログラム上映後トーク企画 「映画から始まるあなただけの物語」
※現在準備中です。詳細が決まり次第、公式サイトおよびTwitterやFacebookにてお知らせします。

 

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