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レポート:第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2)
7月12日(金)、スパイラルホールでの第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭がスタートしました。オープニングセレモニーにはドラァグクイーンのオナンさんらが登場し、華やかに会場を彩りました。

7月12日(金)、表参道のスパイラルホールで第2週(メイン)の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が幕を開けました。初日の模様をレポーいたします。(後藤純一)

思わずイケメンに目を奪われそうになる
TOOTのブース。TOOTは何度も
映画祭やパレードに協賛しています

そうして、スパイラルオープニング作品が上映されました。
今回、アーヴィン・チェン監督のご厚意で、特別に10周年を記念する昨年の台湾同志遊行(Taiwan LGBT Pride)のために制作された短編『ベスト・フレンド?』も併映されました。両親にはゲイであることを言わないでおこうと思っていたのに、彼氏と両親のほうが一枚上手だったね?という、ハートフルでオシャレなコメディ。素敵でした。
そしていよいよ『ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?』の上映がスタート。
街の眼鏡屋で働くパパ、ウェイツォン(若い頃の高倉健みたいな風貌。でも笑うとすごくカワイイ)。奥さんは製薬会社で働くOL。小さい息子がいます。一見、絵に描いたような幸せな家庭に見えますが、パパには秘密がありました。ウェイツォンは妹マンディの結婚披露宴で、昔の仲間スティーブンに会います。フォトグラファーのスティーブンは、マンディのウェディング写真を撮った縁で、会場にいたのです。「ウェイツォン、もうゲイの世界には戻らないの?」「俺は結婚する時、誓ったんだ。もうやめるって」 しかし、そんなある日、眼鏡屋に突然現れた香港在住のイケメンCAと、ウェイツォンは恋に落ちてしまいます。おたがいに一目惚れだったのです。彼は、仕事で時々台湾にやって来ては、ウェイツォンをデートに誘います。そしてついに、その現場を奥さんと息子が見てしまい…
既婚のゲイというと、どうしても後ろ向きなイメージを連想させますが、ウェイツォンの実直な人柄からは少しもいやな感じを受けず、ゲイが見てもノンケが見ても素直に受けとめられる、絶妙なバランス感がありました(それから、マンディの結婚相手となるサンサンというノンケ男性が、彼女とうまくいかず、落ち込んでいたときに、スティーブンとその仲間のゲイたちがあの手この手で励ますシーンも、とてもゲイテイストで素敵でした。この映画では、ウェイツォンだけでなく、ノンケさんのよき友達としてもゲイが活躍します)。ラストシーンは、「人生への讃歌」というか「祝福そのもの」というか、心地よく予想を裏切る演出で、お涙頂戴的な意味ではなく、深く感動させられました(ハラハラと泣けました)
役者さんの演技の魅力がスゴいです。表情ひとつで笑わせたり、幸せな気持ちにさせたり、せつない気持ちにさせたり…。監督さんの演出に、並々ならぬ力量を感じさせました。『台北の朝、僕は恋をする』も観たいと思いました。
またひとつ、台湾からスゴい傑作ゲイムービーが届いたなと、こういう映画が撮れる国だからこそ、あれだけの規模のパレードも成功するんだろうな…と思いました。
会場のお客さんといっしょに笑い、泣き、最後には拍手して…今年もまた、映画祭で幸せな時間を過ごせました。感謝!です。
13日(土曜)から15日(海の日)まで、映画祭はまだまだ続きます。みなさんもぜひ、映画祭で涼しくもHOT!な時間をお過ごしください。
第22回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
7月12日(金)~7月15日(月祝) @スパイラルホール
チケット:1回券(日時指定) 前売1,300円 当日1,500円、4回券(日時指定なし・前売り限定)4,800円、フェスティバルパス引換券(限定100枚)前売14,000円 当日16,000円(詳しくはこちら)
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