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特集:2021年秋冬のLGBTQアート

ゲイ術の秋。気分も新たに、アート展にお出かけしてみませんか? 10月以降開催のLGBTQ関連のアート展やトピックを色とりどりにご紹介いたします。

特集:2021年秋冬のLGBTQアート

気づけば10月、今年もあと3ヶ月…なんだかあっという間ですね…。緊急事態宣言も解除になりますし、ゲイ術の秋を満喫しましょう、ということで、密を避けて静かに楽しめる10月〜開催のLGBTQ関連アート展を、いろいろ、色とりどりにご紹介いたします(新たな情報が入り次第、順次追加していきます)。今回はLGBTQのアートに関するニュースもお届けしてみます。
(最終更新日 2021.12.3)



NEWS!
AiSOTOPE LOUNGEのトイレがアートギャラリーを兼ねた空間にリニューアル!

 これまではポスターなどが貼られていたAiSOTOPE LOUNGEのトイレの壁に、とってもキュートでゲイテイストなイラストが描かれました。このアートワークを手がけたのは、男性ヌードやフェチをポップでファンシーに80&90年代風なタッチで描くイラストレーター、FUMさん。公共トイレにもアートを取り入れる試みが広がっている昨今、二丁目を代表するクラブも、お客様がきれいに使いたくなる雰囲気を演出し、トイレの「汚い」「臭い」といったイメージを覆そうという趣旨だそう(詳細はこちら
 今後、EAGLE TOKYOの児雷也さんの壁画とともに、二丁目の新名所として人気になるのではないでしょうか。
 緊急事態宣言も解除され、AiSOTOPE LOUNGEも10/1からは通常営業となるそうですので、このタイミングでぜひ、AiSOTOPE LOUNGEにお出かけして実物をご覧になってみてはいかがでしょうか?
(なお、ALAMAS CAFEでは現在、ギャラリーレンタル料無料キャンペーンを展開中だそう。詳細はこちら





開催中~10月2日 
稀人展VOL.2

 伝統的な日本画のタッチでセクシーな日本男児を描いてきた奥津直道さんが、『稀人展(まれびとてん)VOL.2』というグループ展に出品します。「まれびととは来訪神の事であるが、転じて旅人や異なる力を有するものを総称する。2回目となる本展では奥津の祭り人、勝連の物忌み人、木村の力士、佐々木の神仏など日常を超えたものたちに象徴される。これら非日常の稀人たちに、コロナ禍の逼塞した状況を吹き飛ばして欲しいもの」という趣旨だそう。他の作家さんたちも、お相撲さんだったり、男性の姿を描いた作品が多く、MALEアート展の趣です。会場は銀座1丁目の「柴田悦子画廊」というギャラリーです。銀座をブラブラしながらのMALEアート鑑賞、素敵な休日を過ごせそう。
 
稀人展(まれびとてん)VOL.2
会期:2021年9月27日(月)~10月2日(土)
会場:柴田悦子画廊(東京都中央区銀座1-5-1第3太陽ビル2F)
開廊時間:12:00-19:00(最終日は17:00まで)
会期中無休
出品作家:奥津直道、勝連義也、木村浩之、佐々木英俊

 

 




開催中〜10月3日 東京
IWAKAN MAGAZINE 3rd EXHIBITION −政自−

世の中の当たり前に“違和感”を問いかけることをコンセプトに、”違和感”を抱く人たちに寄り添う雑誌『IWAKAN』。第3号の特集は、政治におけるジェンダーギャップのみならず、法律や制度を決める場所に男女以外のジェンダーや立場をもつ人々が参画できていない現状を問う「政自」で、このコンセプトに共感する国内外のアーティスト、クリエイターたちが参加し、共に雑誌を作り上げました。この展覧会では、本誌に登場する作品の原画、会場でしか見ることのできない映像作品や本誌アザーショット写真などが展示されます。ハスラーアキラさんの作品も展示されます。

IWAKAN MAGAZINE 3rd EXHIBITION −政自−
会期:2021年9月17日(金)- 10月3日(日)
会場:タタ bookshop / gallery(東京都杉並区高円寺北2-38-15)
営業時間:13:00-21:00
(※緊急事態宣言の延長に伴い、営業時間が短縮する場合がございます。ご理解ご了承いただけると幸いです)
休廊日:月・火・水曜日 
無料





開催中〜10月17日 京都
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021

 日本を代表する国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」。「ECHO」をテーマに、京都文化博物館や京都BAL、建仁寺山内両足院、琵琶湖疏水記念館など、10を超える会場で展示が行われます。そのなかにはいくつかLGBTQに関連した展示もあります。
 河原町のフライングタイガーの3階スペースでは、西アフリカのシエラレオネ出身の写真家、ンガディ・スマートの展示「多様な世界」が行われていますが、ドラァグクイーンや異性装をテーマにした作品が展示されているそうです。「アビッサの顔」「バビのクイーンたち」「Metamorphosis(メタモルフォシス=変身)」「まず、私」の4つの展示で構成されていますが、「アビッサの顔」では、コートジボワールで「寛容と再生」をテーマに開催される同名のお祭りに出演している女装した男性や男装した女性の姿を写しだした作品が、「バビのクイーンたち」ではコートジボワールのドラァグクイーン文化を被写体とした作品が展示されていて、いまだにLGBTQ+への風当たりが強いことについても問いを発しているそうです。(美術手帖「KYOTOGRAPHIE 2021が開幕。響き合う写真表現を京都の街で」より)
 それから、三条高倉の旧日本銀行京都支店の建物である京都文化博物館別館では、オランダのゲイのフォトグラファー、アーウィン・オラフによる「アヌス ミラビリス─驚異の年」が開催されています。今回は気候変動により住む場所を追われた人などを中心に撮影されたポートレート作品からなる「Im Wald(森の中)」シリーズや、パンデミックによる自主隔離の様子をとらえた写真と映像作品「エイプリルフール」が展示されます。そういう意味では、作品のテーマがLGBTQというわけではないのですが、ポートレートのなかには男の子や、オラフ自身の姿も見られます。(展示作品がTRILL「「KYOTOGRAPHIE 2021」、写真家アーウィン・オラフの展示空間は遠藤克彦建築研究所がデザイン」でご覧いただけます)

KYOTOGRAPHIE
会期:9月18日〜10月17日

ンガディ・スマート「多様な世界」
会場:フライングタイガー コペンハーゲン 京都河原町ストアー3F
開場時間:11:00–20:00 ※入場は閉館の30分前まで
無休
料金:一般¥1,000、学生¥600(要学生証提示)

アーウィン・ オラフ「アヌス ミラビリス─驚異の年」
会場:京都文化博物館 別館
開場時間:10:00–19:00  ※入場は閉館の30分前まで
休み:9/21、9/27、10/4、10/11
料金:一般¥1,200、学生¥900(要学生証提示)






開催中〜10月17日 東京
映画『TOVE/トーベ』写真展

 あの「ムーミン」の原作者として知られるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』は、トーベ・ヤンソンが同性愛が禁じられていた時期も同性パートナーとの関係を公にしていた先駆的な存在であったことも描いているクィア作品です(『トム・オブ・フィンランド』的な意義が感じられそうです)。そんな映画『TOVE/トーベ』の公開を記念した写真展が、銀座YOSEIDOで入場無料で開催中です。劇中で使用された実際の小道具や特別パネルなどが展示され、映画の世界観を存分に体感できるものとなっています。

映画『TOVE/トーベ』写真展
会期:2021年8月29日(日)〜10月17日(日)まで
会場:銀座YOSEIDO(東京都中央区銀座4-5-1 聖書館ビル)
無料
主催:YOSEIDO、クロックワークス
後援:フィンランド大使館






10月7日~10日 大阪
shinji horimura個展 エスニック ジャパン vol.2

 7月の「MALE ART 2021 男のフェチズム展⁠」にも参加していたshinji horimuraさんの個展です。shinji horimuraさんは、ルールが多く、右へならえ的な日本が嫌いで25歳の時に単身ニューヨークへ渡り、ディスプレイデザイナーとして働きながら独学でアートを始めた方。11年間のニューヨーク暮らしを終えて帰国すると、嫌いだったこの国が、実はインスピレーションの宝庫だということに気づき、それ以降、日本をテーマに制作活動を続けているそうです。日本男児のカッコよさを日本人に気づいてもらいたい!という思いで1年ぶりに開催する個展では、「日本画材を使って無骨で雄臭い男たちを繊細かつ大胆に描きあげました」とのこと。関西の方、ぜひ!

shinji horimura個展 エスニック ジャパン vol.2
会期:2021年10月7日(木)~10日(日)
会場:ギャラリー1616(大阪市浪速区恵美須東1-16-16)
開廊時間:11:00~19:00 ※最終日は17:00まで




10月9日〜10日 石川県
「MISIAの森」レインボー展示

 「MISIAの森」は、アーティストや俳優スポーツ選⼿など様々な分野の著名⼈が社会貢献活動を⾏う窓⼝の役割を担う「mudef」が手がける、石川県森林公園で森の保全活動を通じて生物多様性の保全の重要性を訴えるプロジェクトです。アートを通じて子どもたち自身が未来を考えていくきっかけとなるような「豊かな森」作りを行ないます。その「MISIAの森」が金沢レインボープライドとコラボし、10月のパレードの期間、レインボー展示を行ないます。LGBTQ+プライドフラッグ、トランスジェンダーフラッグなど性の多様性を象徴するカラフルなフラッグや写真・メッセージなどを「MISIAの森」に展示し、自然のなかを散策しながら、多様なあり方、生き方を発見できる体験を提供します。

「MISIAの森」レインボー展示
会期:10月9日(土)〜10日(日)
会場:石川県森林公園 MISIAの森(石川県河北郡津幡町津幡14)
開場時間:9:00〜17:00​
自由観覧
無料




10月12日〜11月3日 埼玉
「美男におわす」展

 近世絵画、浮世絵、近代日本画、雑誌の表紙や挿絵、現代芸術、漫画など、時代やジャンルを超えて「美しい男性」の姿をテーマに表現した作品約190点を紹介する展覧会です。人々の理想が投影された多様な男性像を、「美人画」ならぬ「美男画」として提示することで、男性を美しいものとして表現すること/見ることに光を当てます。前期(9月23日〜10月10日)・後期(10月12日〜11月3日)に分かれていて、一部作品の展示替えがある模様。「伝説の美少年」「愛(いと)しい男」「魅せる男」「戦う男」「わたしの『美男』あなたの『美男』」の5つのパートに分かれ、高畠華宵さんや山本タカトさんの美男画、森栄喜さんの写真、竹宮惠子さんやよしながふみさんの作品、市川真也さんの作品など、ゲイの方もそうでない方も含め、美男を描き続けてきた多彩な作家の方たちの作品が展示されます。

「美男におわす」展
会期:2021年10月12日(火)〜11月3日(水祝)
会場:埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1、JR京浜東北線「北浦和駅」西口から徒歩約3分)
休館日:月曜
開館時間:10:00~17:30(展示室への入場は17:00まで)
観覧料:一般1200円、大高生960円




11月1日〜30日 東京
大塚隆史作品展示@タックスノット

 大塚隆史さんが1年以上かけて制作してきた『タロット大アルカナシリーズ』が完成し、全22作品が揃った形でご覧いただきたいとのことで、バー「タックスノット(Tac’s Knot)」で展示が行われています。今月いっぱいで展示終了になります。「全作品を一度に見ていただける機会はもうないと思いますので、ぜひこの機会にどうぞ!」とのこと。まだご覧になっていらっしゃらない方はぜひ、ご覧ください。 

大塚隆史作品展示@タックスノット
会期:〜11月30日
会場:バー「タックスノット(Tac’s Knot)
営業時間:土17:00-20:00、日15:00-20:00、月水金17:00-20:00、火木14:00-20:00 ※酒類販売は19:00まで
料金:お通し500円+ドリンク1杯800円~1000円





11月2日〜7日 東京
JIRO-ART EXHIBITION

 ポップでカラフルでゲイテイストなグラッフィク・アートで人気のJIRO-ARTさん(以前Rainbow Arts展に参加したり、二丁目のバーBridgeやakta、大阪のdistaで個展を開いたり、東京レインボープライドにブース出展したりもしています)のアート展が11月に開催されます。「深まりゆく秋から冬のはじまりの時期、クリスマスの雰囲気もプラスして、楽しい展示を目指します」とのこと。新キャラクターのグッズなども販売されるそうです。

JIRO-ART EXHIBITION
会期:2021年11月2日(火)~11月7日(日)
会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST203(渋谷区神宮前3-20-2)
開館時間:11:00-20:00(最終日は17:00まで)
入場無料




11月2日〜14日 東京
Taka Nomura個展『公然で猥褻でない唯そこに或る私』

 先に二丁目の「ALAMAS CAFE」でギャラリーレンタル料無料キャンペーンを展開中とお伝えしましたが、その第一弾として油彩画家・Taka Nomura氏の個展の開催が決定しました。Taka Nomuraさんは、二丁目を拠点としている油彩画家、アーティストです。幼少期は祖父の精神科病院で寛解となった人々数十名と共に山口県下関市の実家で共同生活を送っていたそうで、知的障がいのある弟をもち、障がいにきょうだい児として向き合い、幼少期より社会に無視され取り残されてしまう人々と生活を共にしたことにより、誰かを置き去りにする社会に疑問を抱くようになったといいます。Taka Nomuraさんは作品を通して「誰かを受け入れない社会をアイロニックに、また逆境の中に生きる人々を力強くユーモラスに描く」ことを追求してきました。(今年の4月、aktaで開催された個展「SHOCKING PINK DISCRIMINATION」のレポートをこちらに掲載していますので、ご覧ください)
 今回の個展に際し、Taka Nomuraさんはこのようにコメントしています。「私たちがかつて経験してこなかった脅威が訪れました。それぞれの正義や考えや思惑が交錯する中で、私はこの街が唯そこに在り続けただけで今があるとは思いません。セクシュアルマイノリティというだけで性行為や性的嗜好を真っ先に連想する人々が未だいる中で、公然で猥褻でない私が恐怖心を持たずに唯私でいられる場所、新宿二丁目。この街が消えないようにそれぞれの方法で明かりを灯し続けた人々。2021年、確かに或るこの街の風景の一つとして、私の作品が参加できることを何より嬉しく思います」
 Taka Nomura氏のアート作品を通じて、二丁目という街の魅力を感じていただけたら幸いです。二丁目にお立ち寄りの際はぜひ「ALAMAS CAFE」で豊かな時間をお過ごしください。

Taka Nomura個展『公然で猥褻でない唯そこに或る私』
会期:2021年11月2日(火・祝前)〜2022年11月14日(日)
会場:ALAMAS CAFE (東京都新宿区新宿2-12-1 ガーネットビル1F)
営業時間:
 水木 18:00 - 2:00
 金土祝前 18:00 - 5:00
 日祝 16:00 - 24:00
(ハッピーアワー
 水~土 OPEN~21:00
 日曜 OPEN~19:00)
定休日:月・火 ※11/8(月), 11/9(火)は定休日
[注意事項]
・作品にはお手を触れないでください
・ご入店の際にバーカウンターにて、1オーダーをお願いいたします




11月3日〜 東京・大阪
「This is Me~Rainbow~」ポートレート展

 Gapはがレスリー・キー氏とのコラボレーションで展開するダイバーシティプロジェクト「This is Me~Rainbow~」。ドリアンさんやゲイカップルも出演しているオリジナルのMVもリリースされましたが、これに参加した日米総勢80名のポートレートがGapフラッグシップ銀座、Gap新宿フラッグス店、Gapグランフロント大阪店の3店舗と、ギャップジャパン本社で展示されます。この3店舗ではプロジェクトのカタログを無料で配布するそうです。

「This is Me~Rainbow~」ポートレート展
会期:11月3日〜
会場:
◎Gapフラッグシップ銀座(東京都中央区銀座4-2-11)
◎Gap新宿フラッグス店(東京都新宿区新宿3-37-1 新宿フラッグス1階/B1階)
◎Gapグランフロント大阪店(大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ショップ&レストラン 北館2階 B201-211)





11月4日〜21日 東京
S.オニクボ写真展
きみはだれ・whoareyou

 二丁目のコミュニティセンター「akta」で開催される写真展。ここ1年の間に撮影した写真展です。早い時間は作家さんがおられます。とのことです。そこはかとなくエロティシズムを感じさせる写真のような気もします。ぜひ「akta」で確かめてみてください。

S.オニクボ写真展
きみはだれ・whoareyou
会期:11月4日(木)〜11月24日(日)
会場:コミュニティセンター「akta」
開館時間:15:00〜21:00 
定休:月・火・水曜
入場無料
 



11月12日〜2022年2月13日 東京
QUEEN 50周年展 -DON’T STOP ME NOW-

 クイーン(QUEEN)の結成50周年を祝し、輝き続ける活動の軌跡を彼らの音楽と共に辿る『QUEEN50周年展-DON’T STOP ME NOW-』が開催されます。クイーンがクイーンであり続ける理由を未公開写真、貴重映像、メンバー本人と重要関係者のコメント、楽器関係、ゆかりの品々の展示等、様々な要素から紐解きます。クイーンのヒット曲が鳴り響く中、クイーンがどこで生まれ、伝説のロックバンドとなり、未だ世界中の人々から愛され続けるクイーンの特別な50年をご堪能いただきます。フレディ・マーキュリー没後30年ということで、映画では描ききれなかったライヴエイド以降のフレディの生き様にもスポットをあてて紹介します。会場は、2つのフロアを使用予定ですが、上階では、大画面でライヴ映像を映し出す体感型マルチ・スクリーン・シアターが登場。まるでライヴ会場にいるかのような臨場感あふれるクイーンのライヴ上映をお楽しみいただきます。また、会場内には、クイーンとの思い出を共有できるクイーンファンなら誰もが撮影したくなるようなフォト・スポットも設営。あなたも一瞬にして、フレディ・マーキュリーになってしまうかも……

QUEEN 50周年展 -DON’T STOP ME NOW-
会期:11⽉12⽇(⾦)〜2022年2⽉13⽇(⽇)
会場:⻄武渋⾕店モヴィーダ館 6階・7階
開催時間:11:00-21:00(12月31日は19:00まで、1月1日~3日は20:00まで)
日時指定チケット:当日(窓口購入)平日 一般2,000円、学生1,400円、土日祝 一般2,200円、学生1,600円ほか





11月16日〜11月30日 東京
若林佑真 企画 no.////(ナンバーフォー) フォトエッセイ「Complex」

 11月20日のトランスジェンダー追悼の日に合わせてプライドハウス東京レガシーでトランス男性10名のコンプレックスに焦点を当てたフォトエッセイ「Complex」が展示されます。仕事も住む場所も性的指向も全く違う10名の出演モデルたちがそれぞれのコンプレックスを写真と文章で表現した一冊です。

若林佑真 企画
no.////(ナンバーフォー)
フォトエッセイ「Complex」
会期:11月16日(火)〜11月30日(火)
会場:プライドハウス東京レガシー
開館時間:月火金土日13:00-19:00
定休:水木
無料、申込み不要




11月19日〜12月25日 東京
いいふうふの日イラスト展

「ふたりの人間が、お互いを信じ、寄り添いながら、晴れの日も雨の日も長い道のりをともに歩いていく姿は、なんて美しく愛おしいのだろう。
 愛し合うすべてのふうふを祝福するために、私たちは11月22日を「いいふうふの日」と名付けました。
 2021年は、日本における「同性婚の実現」に賛同してくださるイラストレーターや作家の方々に、「いいふうふの日」を感じさせる人々や日常の暮らしをテーマに作品を描いていただきました。
 性的指向や性自認に関わりなく、「LOVE IS LOVE」。私たちが気づいていないだけで、この国には実は、たくさんのふうふが暮らしています。」
「Marriage For All Japan -結婚の自由をすべての人に」が主催する「いいふうふの日イラスト展」では、網中いづるさん、加藤大さん、川崎由紀さん、小池アミイゴさん、Jonathanさん、中村珍さん、林克彦さん、ミヤタタカシさん、millitsukaさん、山中正大さんの10人の作家がこの国に暮らす多様なふうふの日常や暮らしをテーマに制作した作品が展示されます。併せてイラストをプリントしたオリジナルTシャツを期間中オンラインにて販売、また11月21日(日)にはいいふうふの日イラスト展トークイベント(30名限定、参加費無料)も開催します。
 
いいふうふの日イラスト展
会期:2021年11月19日(金)~ 12月25日(土)
会場:東急プラザ表参道原宿店 5階 スペース(Tシャツ10種)、6階 おもはらの森 (ポスター10種)
営業時間:11:00-20:00  ※最新の営業時間は東急プラザ表参道原宿のHPをご覧ください
無料

 


11月22日~24日 大阪
私たちだって“いいふうふ”になりたい展


「同性カップルは今の法律では同性婚ができないため、暮らしていくうえでさまざまな問題があります。この展示会では同性婚の必要性を知ってもらうことで同性婚法制化への社会の理解を促すとともに、現在法律婚ができない同性カップルの皆さんに安心して暮らすために「今できること」をお伝えします」
 同性カップルが生活の上で何に困っているか、どんな状況で生活しているかをパネルで展示し、現状で同性カップルが安心して生きるための方法や、同性カップルからのメッセージなども紹介しているそうです。

私たちだって“いいふうふ”になりたい展
会期:2021年11月22日(月)~24日(水)
会場:大阪市 ギャラリーMAGATAMA
開場時間:10:00-17:00(全日最終入場16:45)
無料
主催:LGBTQ+アライ相互支援団体・特定非営利活動法人カラフルブランケッツ





12月4日〜26日
SIN5 EXHIBITION「100characters」

 今年4月、個展のレポートをお届けしたYAGUY SHINGOさんが、二丁目のコミュニティセンター「akta」で「SIN5 100characters展」というイラスト展を開催します。東京都のエイズ月間に合わせて「検査に行こう」パンフレットの世界観で展開する、楽しくカジュアルな展示会だそうです。ポスターには「WE'RE ALREADY LIVING TOGETHER」のメッセージも。ゲイバーやイベントなどで二丁目に行かれる際など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

SIN5 EXHIBITION「100characters」
会期:12月4日(土)〜26日(日)
会場:コミュニティセンター「akta」
開館時間:15:00〜21:00
定休:月・火・水曜
入場無料






12月10日〜12日 東京
moriuo exhibition 2021 「IN MY LIFE -In WINTER-」

 moriuoさんのイラスト展。今年は3回展示の機会があったということで、その総集編として、未展示の過去の原画作品、依頼を受けて描いた作品なども展示するそう。「皆様への感謝の想いを直接お伝えさせていただきたい」という思いも込めて開催するそうです。

moriuo exhibition 2021
IN MY LIFE -In WINTER-
会期:12月10日(金)〜12日(日)
会場:Shinjuku dialogue(新宿区新宿3丁目1−32 新宿ビル1号館 3階)
開場時間:11:00-18:00

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