g-lad xx

　2月25日（土）は雪もチラつく寒さ厳しい日だったのですが、二丁目はけっこう賑わっていて、以前のような活気を取り戻した感がありました。
　23時半頃「D-light, Tokyo」に到着すると、なんと、30人くらいの方たちの待ち行列ができているではありませんか。何度となくここに来てますが、こんな行列は初めてでした。


　今回、164cm以下ちび割：身長×10円（paypay払い限定）という料金設定があったため、入口に短躯な方のための身長測定器が置かれ、我こそはという方が身長を測っていて、面白かったです（小学校の健康診断を思い出してほのぼのしました）。この世界がっちび系は大人気なのでみなさんあまり感じないかもしれませんが、もしかしたら低身長にコンプレックスを持ってる方は、このように背が小さいほどお得に入れるというアドバンテージをうれしく感じたのではないでしょうか。
　
　さて、行列ができるくらいの激混みイベント、中に入ると、過去最高レベル（当社比）のギュウギュウ感で、身動きがとれないくらいでした。フロアはもちろん、見渡す限りのラブリー短躯（がっちび）たち。身長171cmの私でも、サバンナのキリンかドリアン・ロロブリジーダさん（2m級クイーン）になったかのような気分です。どなたかも話していましたが、あまり二丁目のクラブイベントで見かけない方たちもたくさん来られていて、聞くと、大阪だったり、博多だったり、全国各地から来られていたようです。

　DJのPOPPOさんはいつも以上に自由に、ディスコ系とかもかけていてフロアもハッピー感ありましたし（後半はDJ GAKKIEさんが盛り上げてくれました）、オーバーオールを着たスタッフのがっちびくんたちがお客さんをおもてなししたりわちゃわちゃしてましたし（「推しーる」という推しメンへのチップとなるシールがたくさん貼られていました）、みんなパンイチなので、すれ違うときにもお酒を買おうと並んでいるときにも否応なしに股間（やお腹）が当たるし、あちこちでイチャコラが繰り広げられ（イケオジながっちびさんと若くてデカめな方がデキてたりという素敵な光景も）、二階ではさらにムフフな夜の大運動会が…。ひとことで言って「天国」でした。

　24時過ぎ、ショータイムとしてがっちびポールダンサーのKEIさんが登場（2017年ポールキングジャパン・アマチュア部門優勝者だそう）。あの混雑の中でよくやったなぁと感心するのですが、天井のミラーボールに届く勢いの高い所で素晴らしい技の数々を披露し、拍手喝采を浴びていました。ショーは3時頃にも行なわれました。


　時間が深くなるにつれて、お酒もどんどん飲まれ（どこかのお店のコールも聞かれました）、シャンパンも5本以上開いてましたし、クライナーを大量に買ってみんなに配るクレイジーな方もいたりして、なんとも景気のいいパーティでした。

　外の寒さがウソのような激熱イベント（冬のせいにしてあたためあおう的な）、がっちび界（？）のパワーのスゴさを再認識させられる一夜でした。
　
　吉野さんがプロデュースするイベントは、巨根を愛でたり（「巨根伝説」）、チョ根を愛でたり（「ウルトラ粗！」）、ガタイが大きい人を愛でたり（「CHUNKS」）、がっちびを愛でたりという「愛」にあふれたパーティばかり。そこがいいですよね。（ちなみに次回の「CHUNKS」は3月11日（土）開催だそうです）
　また、次々に素敵なセクシーイベントが繰り出される「D-light,Tokyo」のもう1つのパワーワードイベント「よつんばいナイト」のオーガナイザー・とがしさんも、新たなfetishパーティ「CHAOS」をリリースします。第1回は3月18日（土）。「体毛」をフィーチャーし、毛深い人、体毛好きの人のためのcruising nightです。「よつんばいナイト」らしく、エロスだけじゃない、おかしさ（いろんな意味で）を感じさせるイベントシリーズになりそうです。乞うご期待！