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レポート:CHAOS vol.3 feat.ガチムチ熊でべそ

たぶん史上初の「でべそ」をフィーチャーした奇跡のパーティが二丁目で開催されました。3人のGOGO BOYSは全員ガチムチ熊でべそ!! ハッピーでセクシーな一夜をレポートします

レポート:CHAOS vol.3 feat.ガチムチ熊でべそ

 「よつんばいナイト」がプロデュースする新たなフェティッシュパーティシリーズとして今年3月にスタートした「CHAOS」。1回目の「体毛」は行列ができるくらいの大盛況となり、2回目の「雄っぱい」も「雄っぱい」自慢なみなさんと「雄っぱい」好きなみなさんが愛を交歓する素敵な一夜になりました。
 そんな「CHAOS」の3回目のテーマは「ガチムチ熊でべそ」。3人のGOGO BOYSが全員でべそ!というのがウリで、かなりのでべそ推しでした(なので、事実上「でべそイベント」と言ってよいでしょう)。え…そんなに「でべそ」って需要あるの?と驚いたりもしたのですが(意外と熱いみたいです)、もともとでべそフェチなオーガナイザーさんの鉄の意志で企画され、course Kさん、Bamseさん、MITSUさんというガチムチ系イケメンでべそなGOGOさんが奇跡的に揃ったことで、開催が実現したようです。
 こうして2023年10月21日、おそらく史上初となるでべそイベントが、二丁目の「D-ligit,Tokyo」で開催されることになったのでした。
 
 ちなみにフライヤーに書いてあった「VIVA LA OSA DE BESO」というスペイン語は、「美腹 おっさん でべそ」って読めるね、という言葉遊び(ダジャレ)。一応ちゃんとスペイン語の意味も通じていて「キスの熊(正確に言うと雌熊)バンザイ!」という意味でした。



 10月21日(土)夜。渋谷では大人気パーティ「VITA」の8周年パーティが開催され、大阪ではガチムチ勢がこぞって行きそうな「堂山六尺男児」が開催された日でもあり、本当にお客さんが来るかしら…と一抹の不安も覚えましたが、フタを開けてみれば結構な盛況ぶりで、しかもハイクオリティなガチムチ・熊さんが大勢来られて、たいへん景色がよかったです。


 前半のDJはPOPPOさん。安定のゴキゲンなプレイでフロアを盛り上げました。
 11時、ラッセラーじゅんの1回目のショータイムは、某演歌歌手のポップな名曲「VIVA LA VIDA」。「美腹美だ」というダジャレだったのですが、美腹なお客さんにステージに上がっていただいたりもして、喜んでいただけたかと(曲もなかなかいいんですよ。皆様のご発展と世界平和を願ってパフォーマンスさせていただきました)
 続けて「美腹コンテスト」を開催。無駄な脂肪のないシックスパックの腹筋から、へそ毛がセクシーな太鼓腹まで、よりどりみどりな美腹がステージに登場。見事なでべそさんもいらっしゃいました(この世界では有名なあの方だったのですが、お名前は?と聞くと、間髪入れずに「ジュディ・オングです」と笑顔でお答えになり、さすがだと思いました)
 MCで「みんな、でべそは好きかー?」と聞くと、会場じゅうが「イエーイ!」とリアクションしてくれたので、でべそファンは多いのだなぁと実感。そんな熱気のなか、史上初!でべそGOGO BOYSが熊のお面をかぶって登場。今回は推しのGOGOさん目当ての方も多かったので、事前に、チップをご購入のお客様にGOGO応援用の特製うちわをプレゼントしていたこともあり、チップもたくさん飛び交い、うちわを振る光景もアイドルのライブ風味で、たいへん盛り上がりました。


 1時からは、ラッセラーじゅん&course Kによるトレンディドラマ風シチュエーションコメディ「シンジュクコイ物語」を上演。「腹踊り」という二丁目ではまず見ない(たぶん恥ずかしくて誰もやらない)芸を披露しました。犬歯氏に描いていただいた絵が絶妙で、素晴らしかったです。
 1時半からはDJがSAT-Cさんに交代。そして2回目のGOGOショーがスタート。ネオンカラーに光るハロウィン的なマスクで登場しました。
 2時半からは恒例のお客様参加型ゲームが開催。推しのGOGOと合法的にハグできる「お腹で風船割り競争」だったのですが、みなさん一瞬で割ってしまわれるので順位がわからず、もう一回やることに…。そうして見事1位となった方には、協賛の「TaRiss's」さんの特大ディルドが贈られました。
 その後ももう1回、GOGOショーがあり、朝までパーティはハッピーにセクシーに盛り上がりました。
 


 でべその方は入場無料ということもあり、でべそ自慢の方が何人も来られていましたし、たぶんこういう脱ぎ系イベントに来るのは初めてじゃないかというハイレベルなガチムチさんも多数ご来場されていて(なかには、あの、今話題の、そうです、あれです、あれに出演されている方も…思わず握手してもらっちゃいました)、たいへん眼福でした。「クマ耳」を着けたキュートな2人組のクマさん(韓国から来られたそう)がパンダさんと交流している様子はまるで「あつまれどうぶつの森」みたいでほっこりしました。
 スゴイと思ったのは「でべそが性感帯なんです」というおしゃれなイケメンマッチョ兄貴。触らせてもらったのですが、本当によがっていて…人体の神秘と性の奥深さをまざまざと見せつけられました。
 
 「CHAOS」は割と正統的な工口イベントだと思うのですが、何しろよつんばいナイトの兄弟イベントなので、(しょーもない)ショーもあり、笑顔あふれるハッピーなイベントです。和気あいあいとした空気感で、そこかしこで笑いが起こり、そこかしこで工口いことも起こっている(事件は現場で起こっている)という、しかも「TaRiss's」と「THRUST」のイベント会場だけの割引クーポンも公開されていたり、景品(主にディルド)もたくさんプレゼントされて、お得感もあるという、本当に夢のように楽しいイベントです。できればお客として参加して遊びたい…。
 
 今までやってないテーマって一つも残ってないんじゃないかと思うくらい、ゲイシーンでは実に多彩なイベントが開催されてきましたが、今回、このような「全くあたらしい」テーマを開拓したのはスゴいことだと思います。ひとえにオーガナイザーさんのフェチ性とそれを貫き通す強い意志の賜物です。そして、その実現に手を貸してくれる「D-light」というハコの懐の深さのおかげでもあります。何か新しいテーマでイベントをやりたい方、「D-light」に相談してみてはいかがでしょうか?
 
(文:Junchan / ラッセラーじゅん)
(写真提供:CHAOS)

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