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レポート:レインボーフェスタ和歌山2025(2日目)
11月29日・30日に開催されたレインボーフェスタ和歌山2025の2日目、和歌山城砂の丸広場でのレインボーフェスタ&パレードの模様をVENさんがレポートしてくれました

2025年11月29日(土)・30日(日)、レインボーフェスタ和歌山2025が開催されました。2017年から始まり、今年で9回目の開催となりました(パレードは2022年から開催されています)。今年は、1日目がイオンモール和歌山を会場に「私たちだって“いいふうふ”になりたい展」をはじめ、県内企業の取組みの紹介や、ヒューマンライブラリー(当事者が自身の経験を語り、対話を行なう)などを行なうかたちのイベントとなりました。「私たちだって“いいふうふ”になりたい展」では前日の「結婚の自由をすべての人に」東京二次訴訟高裁判決について思いを共有する場にもなったそうです。2日目は、昨年同様、和歌山城砂の丸広場でレインボーフェスタ&パレードが開催されました。2日目のほうをレポートいたします。
雲ひとつない晴天となった11月30日(日)の和歌山市。イベント開始前に和歌山城砂の丸広場に着くと、みなさんがブースの準備などを進めていらっしゃいました。
まずはブースの紹介からさせていただきます。





11時30分になり、ステージイベントがスタートしました。MC初挑戦のおっきーさんと、当日までシークレットだったゆいにゃん・サルヴァトーレ・忍者さんがMCを務めました。おっきーさんは緊張気味でしたが、ゆいにゃんさんがさりげなくサポートし、いい感じのコンビになっていました。
最初に実行委員長の安西さんが登場し、開会のごあいさつ。「快晴でよかったです」と安心した様子でした。
続いて、アドベンチャーワールドのすみれが登場!(「すみれ」と呼び捨てにしてほしい、とのことでしたので、敬称なしで書かせていただきます)
そして、恒例となった和歌山弁ラジオ体操が始まりました。FMわかやまのご協力で毎年行なわれています。すみれも一緒に体操しました。

続いては、関西を中心に音楽活動をしいてるトランスジェンダーの魔梨威さん(かずえちゃんのYouTubeチャンネルにも登場してます)によるライブパフォーマンス。これまでの葛藤やとまどい、思いがこめられた歌詞に感動させられました。
櫻ジャンベチーム「アボロッサム」のみなさんによるジャンベ演奏。ジャンベは西アフリカの伝統的な太鼓です。「ジャンベでHAPPY & SMILE」を合言葉に、豊かでパワフルなリズムを会場に響かせました。
よさこいの「喜笑花」「めぐり」の2チームが演舞を披露。それぞれの演舞、合同演舞、旗の共演などもありました。迫力ある演舞でした。


チーム紀伊水道の倉嶋麻理奈さんによるトークショー。2025年を振り返り、世界陸上にトランスジェンダー選手が出場できなかった件、映画『ブルーボーイ事件』、東京高裁判決についてお話しました。東京高裁判決については予想外で、「この期に及んで」と思ったそうです。「私はこんなことではへこたれません。打たれれば打たれるほど、闘志が湧いてきます。最高裁があります。あきらめずに頑張りましょう」と語っていました。
パレードのスタートが近づいて、参加者の方々が並びはじめました。コースは昨年と同じく、和歌山城砂の丸広場→県庁前→三年坂通→屋形通→けやき大通→和歌山城砂の丸広場和歌山城でした。
14時30分、パレードがスタートしました。先導車の後ろでは東郷潤さん&結香さんが「HAPPY PRIDE」と盛り上げ、明るいムードにしてくれていました。その後ろには、チーム紀伊水道のみなさん、全国のパレードに参加している野本さんカップル、岡山レインボーフェスタのみなさんが続きます。産婦人科医の藤田さん、Marriage For All Japanの方、アドベンチャーワールドのみなさん、よさこいのみなさん、チェリオのみなさん、ゆいにゃんさんらも参加していました。ゆいにゃんさんはメガホンを忘れてしまったそうですが、メッセージを伝えながら歩いていました。毎回、感動させられます。




みなさんが持った様々なフラッグが快晴の青空に映えてきれいでした。
すれ違う車から手を振ってくれる人もいたりして、温かかったです。パレードは今年で4回目ですが、回を重ねるごとに街の人たちの反応が良くなっている気がしました。
けやき大通では、観光客などで人通りも多くなり、笑顔でパレードを見送ってくれる方もたくさんいらっしゃいました。温かい雰囲気でした。
パレードは約1時間ほどで砂の丸広場にゴール。ステージからはおっきーさんが出迎えてくれました。





★パレードのフォトアルバムはこちら
少し休憩をして、ステージをバックに記念撮影をしました。みなさん素敵な笑顔を見せてくれました。
ステージではエンディングイベントが始まりました。代表の安西さんからのあいさつがあり、おっきーさんやゆいにゃんさんも感想を述べていました。来年は10周年のメモリアル開催なので、早くも準備に入るとのことでした。
そして(レインボーフェスタ那智勝浦でもちほりをしているような感じで)フィナーレの「菓子まき」が行なわれました。東郷潤さん&結香さんらが景気よくたくさんのお菓子を撒いて、広場にいた方たちが手を伸ばして受け取ったり拾ったりしてお菓子をゲットし、盛り上がっていました。
その後、ステージ前では、すみれとの撮影会が行なわれていました。パンダはいなくなってしまいましたが、すみれは健在です。

悪夢のような判決の翌日から始まった今年のレインボーフェスタ和歌山。どこへぶつけてよいのかわからない思いを抱えて参加した方も多かったのではないでしょうか。私もその一人です。トークショーで倉嶋麻理奈さんがおっしゃった「私は、打たれれば打たれるほど闘志が湧いてきます」というメッセージに元気をもらえました。ここであきらめるわけにはいかない、との思いを胸に、帰路につきました。
2025年のプライドパレードはまだ続きます。12月30日には「レインボープライドひたち」が開催されます。年末ですが、お近くの方、茨城に帰省する方など、よろしければご参加ください。
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