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レポート:京都レインボープライド2026

4月18日、今年で第6回を数える京都レインボープライドが京都市の梅小路公園で開催され、7000名以上が来場し、500名以上がパレードに参加しました(主催者発表)。VENさんによるレポートをお届けします

レポート:京都レインボープライド2026

 2026年4月18日(土)、京都レインボープライド2026が梅小路公園で開催されました。今年で6回目となります。今年のテーマは「おかえり、ただいま~そしてあたたかい光をはなとう~」でした。 
 スタートの11時にはたくさんの人が集まっていました。雲はあるものの、時折日が差し、日焼けしてしまうほどでした。

 まずはブースの紹介をします。今年もたくさんのブースが出展されていました。


















 ほかにもkeiko-Style、イーアイ・ネイル、サンマルベリーのブースやキッチンカーなどもありました(取材できず申し訳ありませんでした)

 
 ステージイベントがスタートしました。
 最初に代表のLOYさんと司会のしまぢりさんによる開会宣言が行なわれました。

 最初の演者は、書家まろさん。音楽とともに行なわれる「筆文字パフォーマンス」は迫力がありました。完成した作品は温かな優しさを感じさせる仕上がりでした。

 続いて、団体の活動紹介のコーナーです。JAPAN PRIDE NETWORK、学生ジェンダーサミット、PLANETなどが活動を紹介しました。PLANETは第34回エイズキャンドルパレードを5月16日に開催するそうです。


 続いて、男装アイドルOttoによるステージです。名古屋を拠点に活動していますが、京都レインボープライドではおなじみのみなさんです。

 続いて、だまれ屋つばきさんによる落語。昨年の札幌に続き、京都のステージにも登場。クスっと笑える癒し系の落語でした。

 続いて、京都は初登場となる虹組ファイツのみなさん。全国から駆け付けたメンバーが元気なパフォーマンスを披露してくれました。

 続いて、mariPanさんによるエレアコ弾き語り。九州や大阪に続き、京都にも登場。心地よいゆるさのステージでした。トレードマークのパンダのかぶりものも一緒でした。

 続いて、H-Pag!のハロプロダンスパフォーマンス。今年で結成21年を迎えるそうです。相変わらずのキレッキレで楽しいダンスを見せてくれました。

 前半ステージのトリはPRISMIXのパフォーマンス。プリンセスプリンセスの「Diamonds」などポップな曲に合わせてかわいいダンスを見せてくれました。


 いよいよパレードスタート時間が迫ってきました。
 今年は最初に集合写真を撮りました、たくさんの方がステージ前に集合しました、
 パレードのコースは昨年に引き続き、京都梅小路公園駅→七条通→西本願寺→堀川通→塩小路通→京都駅前・京都タワー→烏丸通→東本願寺→七条通→西本願寺→京都梅小路公園というコースでした。

 汗ばむほどの陽気のなか、14時にパレードがスタートしました。
 先頭を代表のLOYさんや三觜なつ美さんらが横断幕を持って歩きます。その後に実行委員のみなさん、Ottoのみなさん、新宿エイサー「新虹」のみなさん、JAPAN PRIDE NETWORKのみなさんが続きます。その後ろの1台目のフロート(トラック)には、アロムさん、ラビアナ・ラベイジャさん、Ottoの方が乗っていました。その後ろには、accentureのみなさん、三洋化成のみなさん、かずえちゃんも歩いていました。
 2台目のフロートにはMarriage For All Japanのみなさんが乗って同性婚実現をアピール。「結婚の自由をすべての人に」関西訴訟原告の坂田さんとテレサさん、IKEA、大丸百貨店、髙島屋、Hilton、KYOCERAなどの企業のみなさんが続きました。島本町議の河上りささんも歩いていました。TransGenderJapanの村田さんは「NO WAR」と書いたTシャツを着ていました(沿道では「Queer For PALESTINE」「イスラエルは飢餓作戦を継続中」など戦争に心を痛める方々がプラカードを持って立ち、パレード参加者や街を歩く人に向けてアクションしていました。「婚姻/戸籍制度解体」というプラカードもありました)。その後ろには、ハピネスお茶会、岡山レインボーフェスタ、エースホテル、佐賀から駆け付けたSOiGIEsの方、虹組ファイツのみなさん、チェリオ、大垣プライドマーチ、ALLYES、性善寺のみなさんなどが歩いていました。






 京都駅前では、観光客の方や買い物客の方たちがたくさんいらっしゃって、パレードに注目していました。声をかけてくれる人もいましたし、バスや車から手を振ってくれたり、笑顔を見せてくれる方もいました。沿道のお店からも窓を開けて応援してくれる方もいました。事前に実行委員から沿道の店舗などへのあいさつもあったとは思いますが、お店などの反応を見ていると、このパレードが街に受け入れられ、すっかり定着してきたことが感じられました。京都駅前を巡る約1時間ほどのパレードは、梅小路公園でゴールしました。先に着いた方々が両サイドに並び、帰ってくる方たちとハイタッチしていました。みなさんの笑顔が印象的でした。








★パレードのフォトアルバムはこちら

 帰着後、程なくして後半のステージが始まりました。
 Albaのみなさんのストリートダンスと京都朝鮮中高級学校のみなさんの吹奏楽&朝鮮舞踊が行なわれましたが、間に合わず、写真がありません。申し訳ありません。
 続いて、ラビアナ・ラベイジャさんと三觜なつ美さんによるレインボー性教育の時間。ふだん性教育に携わっていらっしゃるお二人によるトークがさえわたりました。

 続いて、新宿エイサー「新虹」のみなさんによるエイサー演舞。ファンの方たちも集まっていました。迫力あるステージにみなさん魅了されていた様子でした。

 ステージのトリは代表のLOYさんがつとめました。一青窈さん「受け入れて」のカバーやオリジナル曲「なないろ」「ニライカナイ」を歌い上げました。

 そして閉会式です。実行委員のみなさんがステージ上に並び、毎年恒例となった「ただいま」「おかえり」で締めくくるフィナーレとなりました。


 今回は、主催者発表でフェス来場者が7000名以上、パレード参加者が500名以上となり、大成功を収めました。1回目と3回目が雨となり、京都のパレードは天気が心配、というふうにも言われてきましたが、4回目からは晴天が続き、今回の6回目も見事に晴天でした。これからは日焼け対策も必要と言われそうですね。
 これから各地でプライドパレードやレインボーフェスタが開催されます。興味のある方は、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

(取材・文・写真:VEN)

VEN
岐阜県在住のゲイ(50代)で、1994年の日本初のプライドパレードから現在に至るまで、全国で開催されるプライドパレードのほとんどに参加し、自身のPRIDEを示しながら地方のパレードも応援してきた方で、その参加回数は100を超えています(おそらく日本一)。2006年の第10回レインボーマーチ札幌のステージでは、全10回に参加したとして「皆勤賞」を授与されています。「愛知・岐阜にパートナーシップ制度を求める会」や「性別や性的指向・性自認に基づく差別を根絶する愛知アクション」にも参加しています。2023年6月21日の朝日新聞「ひと」にも登場しました。

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