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レポート:三重レインボーパレード in 津まつり 2026
10月11日(日)に三重県津市で開催された「三重レインボーパレード in 津まつり 2026」。みえレインボーフェスタから数えて今年で10周年。見事な晴天に恵まれました。VENさんのレポートをお届けします

390年を超える歴史あるお祭り「津まつり」の中で開催される大パレードに参加するかたちで三重レインボーパレードが開催されるようになってから今年で8回目を迎えました。2016年、日本で初めて県議会で「性的少数者に対する差別の解消と共生社会を実現するための法整備を求める意見書」が全会一致で可決された三重県。伊賀市では全国で3番目に同性パートナーシップ証明制度も実現しました。そんな三重県の伊勢市で「みえレインボーフェスタ2016」が初開催され、2017年には津市で2回目のみえレインボーフェスタが開催され、それだけでなく、津まつりに参加するかたちの「みえレインボーパレード」も開催されるようになりました。その後も(コロナ禍の間はお祭り自体が中止となったため、2年ほど中断を余儀なくされましたが)毎年開催され続け、今年はレインボーフェスタ初開催から数えて10周年のメモリアルイヤーとなりました。そして、この節目を機に、今年で一旦、みえレインボーパレードはファイナルとなります、とアナウンスされていました。2016年から開催に関わってきたELLYの山口颯一さんは、Threadsで「こういう線を引く人生の瞬間って、寂しいようで大事だと思う」と綴っていました。パレードに参加してきた私としては、寂しい気持ちもありますが、ありがとうございますという気持ちも同じくらいあります。
そうして2026年10月11日(日)、三重レインボーパレード in 津まつりが開催されました。
10時過ぎに集合場所の津市役所前に行くと、すでに先導するワゴンカーに飾り付けがされていました。三重でよく使われている「素自 SOGI」と書かれたステッカーや、高校生が作成したレインボータオルなどが飾られていました。快晴の下、準備が進
められていました。
参加者も続々と集まってきました。今回は事前申込みで定員に達しており、沿道から応援に回る方もいらっしゃいました。三重県内だけでなく、東京や岐阜などからも参加していました。
また、今年もチェリオさんからたくさんの方が参加していました。毎回、天然水とLIFEGUARDを差し入れしてくださり、ありがたい限りです。感謝です。いつも全国のプライドイベントにご協賛くださり、本当にありがとうございます。

出発時間が近づいてきて、パレード出発地点に移動しました。三重レインボーパレードで恒例となっている、伝統色を使った長いレインボーフラッグも用意されていました。海外のパレードで見るような長いフラッグを参加者みんなで持って行進する、個人的に大好きな光景です。この光景が見られなくなるのは本当に寂しいですが、しっかり目に焼き付けたいと思いました。
いよいよ出発です。先導カーの後ろには、3名の実行委員の方たちがついて、それぞれがマイクでアピールしました。LGBTQ+のそれぞれのセクシュアリティについて解説したり、「HAPPY PRIDE」とかけ声をかけたりしながら、楽しく進んでいきます。
チェリオのみなさんは、LIFEGUARD40周年のTシャツを着て歩いていました(おめでとうございます)。高砂熱学のみなさんもフラッグを持って参加していました。ALLYESのつーさん、るーさんは東京から参加。地元のお祭りに参加するかたちのパレードは初めてということで楽しんでいました。前日から三重入りし、観光もされたそうです。大垣プライドパレードのヒロさんも初参加していました。
そして、その後ろに長いフラッグを持ったみなさんが。天気も味方し、とてもきれいで映えていました。沿道の方々も笑顔で見ていました。
交差点にさしかかったとき、来場者に呼びかけえをしていたDJポリスの方が「HAPPY PRIDE」と声をかけてくれて、盛り上がりました。ありがとうございます。
パレード後半でもアピールは続きます。沿道で見ているみなさんにミニフラッグを配ったり、声をかけたりして進んでいきます。
そして、ゴールに近づいてきました。最後は10年の思いを込めてみんなで「HAPPY PRIDE」で締めくくりました。
ゴール後は、集合場所の津市役所へ戻り、恒例の記念撮影をしました。本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。










★三重レインボーパレードのフォトアルバムはこちら
私は個人的に、2017年から開催されてきた三重レインボーパレードにすべて参加することができ、とてもよかったです。全国のプライドイベントの中でも、独自の展開をしたパレードだったと思います。毎年10月が楽しみでした。快晴の中、雨の中、強風の中といろんな年がありましたが、どの年のこともいい思い出です。
今後の三重レインボープライドの活動については検討中とのことですが、形を変えて始まる可能性もあるそうです。今後の展開も楽しみです。
今回、三重レインボープライドの公式Tシャツが販売されていました。売上げはすべて熊本地震の被災地に寄付されるそうです。10年前の熊本地震の際には、代表の山口さんは現地へ移動式の風呂も持ち込み、避難所で大浴場へ入れない人たちの支援も行なったそうです。こういったことを即行動へ移すこと、素晴らしいと思います。そういった思いが三重レインボープライドに受け継がれていると感じました。

なお、11月以降もまだまだプライドイベントは全国で開催されます。特集をチェックし、ぜひお近くのイベントに参加してみてください。
(取材・文・写真:VEN)
VEN
岐阜県在住のゲイ(50代)で、1994年の日本初のプライドパレードから現在に至るまで、全国で開催されるプライドパレードのほとんどに参加し、自身のPRIDEを示しながら地方のパレードも応援してきた方で、その参加回数は100を超えています(おそらく日本一)。2006年の第10回レインボーマーチ札幌のステージでは、全10回に参加したとして「皆勤賞」を授与されています。「愛知・岐阜にパートナーシップ制度を求める会」や「性別や性的指向・性自認に基づく差別を根絶する愛知アクション」にも参加しています。2023年6月21日の朝日新聞「ひと」にも登場しました。
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