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レポート:「愛と結婚を考えるパーティー in 新宿二丁目」第二弾
Marriage For All Japanが「愛と結婚を考えるパーティー in 新宿二丁目」の第2弾を10月8日(木)に開催。とても楽しく、意義深い一夜になりました。レポートをお届けします!

今年2月にMarriage For All Japanが開催した「愛と結婚を考えるパーティー in 新宿二丁目」は、台湾やタイでいろんな人にインタビューした新作映画の上映や、素敵なゲイカップルのトークなども楽しめるイベントとして盛り上がりを見せましたが、その第2弾が10月8日(木)夜、二丁目のAiSOTOPE LOUNGEで開催されました。「世界の同性婚ができる国に行ってみた!」オランダ編の上映、ハウラブのGOさんとSEYAさんのトークショー、そして『RENT』に出演する加藤潤一さんと坂口涼太郎さんによる歌とトークなどで盛り上がり、本当に楽しく、素晴らしい一夜になりました。レポートをお届けします。
(後藤純一)
19時半過ぎにAiSOTOPE LOUNGEに着くと、すでにたくさんの方がいらして、にぎわっていました。GOさん&SEYAさんに会いたい方、『RENT』のファンの方、そして婚姻平等(同性婚)実現への思いを熱くする方など、いろんな方たちが来られていたように思います。
20時、八方不美人のエスムラルダさんとちあきホイみさんが総合司会をつとめ、Marriage For All Japan共同代表の松中ゴンさんがご挨拶し、イベントがスタートしました。
最初に、Marriage For All Japanが昨年製作したカミングアウトの実話に基づく短編映画『誰も悪くないのにね』が上映されました。なんと、今年の9月29日に開催された企業のブランディング映像のアワード「Branded Shorts of the Year 2026」で、国内外の645の作品の中から選ばれ、国内部門のグランプリを受賞したんだそう。スゴい!
「世界の同性婚ができる国に行ってみた!」オランダ編は、オープンリー・ゲイのロブ・イェッテン首相にインタビューしているのがまずスゴいし、世界で初めて法的に正式に同性結婚したレズビアンカップルや子育てしているゲイカップル、オランダに移住して同性結婚して幸せそうな日本人の方などにもお話を聞いたりしていますし、25周年に合わせて開催されたワールドプライドの華やかなパレードの模様も描かれているし、本当にキラキラで眩しくてハッピーな、結婚の平等は基本的な権利だと、これ以上ないくらいの説得力で伝えてくれる動画になっていました。いいなあ、早く日本でも結婚できるようになってほしいなぁとみなさん感じられたことと思います。
上映後、司会のエスムラルダさんが、国境を越えて連帯していく様はマイノリティならではかもしれないですね、と語り、ホイみさんが、自分自身の体験として8ヵ月同棲した人が突然消えてしまってショックを受けたということを明かし、もし結婚という枠組みがあればそういうことは起こらなかったのではないか、恋愛とは不確実な関係であり永遠へのチャレンジだが、そういう願いを持てることが基本的人権だと語っていました。
続けて、ナイモンの「Howling Love(ハウラブ)」で話題を呼んだGOさんとSEYAさんが登場。フロアの方たちがにわかに色めき立ったような気がしましたが、お二人とも本当に若くてキレイ…というと月並みですが、キラキラな眩しさを放っていました。同性婚の話に行く前に、司会のお二人が、GOさんはなぜ太郎さんをフったのか、SEYAさんの「キャラ変」はガチだったのか、これまで何人とつきあったのか(なぜ別れたのか)といった質問をどんどん(容赦なく)して、ハウラブファンのみなさんを喜ばせました。そして、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の最高裁判決に期待することは?という質問に対して、GOさんは、どんな判決であれ、いい結果になれば、と語り、SEYAさんは、ぜひ認められてほしい、同性を好きだということが認められる世の中になったらうれしい、と語りました。
GOさん&SEYAさんと写真を撮る方が列をなした休憩時間を挟み、(こちらでも紹介していたように)10月15日から上演が始まる『RENT』でコリンズ&エンジェルのカップルを演じる加藤潤一さんと坂口涼太郎さんが登場しました。エスムラルダさんがレントヘッド(『RENT』ファン)としてグイグイ今回のコリンズ&エンジェルの魅力を引き出しつつ(もう一人のエンジェル役の髙橋颯さん(WATWING)のキャラクターにも言及しつつ)、加藤さんと坂口さんもノリノリでいろいろ話してくれて、本当に楽しいトークになりました。特に坂口さんが、ドラァグの先輩やトランスの先輩を見習いながら自分なりのエンジェルをやりたい、今日このイベントに参加できて本当にうれしい、応援・エンパワーメントとして「愛とユーモアを込めたデモ」をやっていけたら、と語っていたのが素敵でした。そして最後に、加藤さんと坂口さんが、コリンズとエンジェルが出会うシーンの「I'll Cover You」を歌ってくれて、会場も大いに沸きましたし、感動的でもありました。
無料なのにこんなに充実した、素晴らしい時間を過ごせてよかったと思った方は本当に多いと思います。主催のMarriage For All Japanのみなさん、出演を快諾してくれた出演者のみなさん、会場提供してくれたAiSOTOPE LOUNGEさんにも拍手!
「結婚の自由をすべての人に」訴訟の最高裁判決は、早ければ今年度中に出ると見られていましたが、その後、判決前の弁論の期日についての連絡がまだなく、おそらく今年度中には間に合わないだろうとの予測です。が、来年度にはきっと出るはずですし、必ずや違憲判決がでることと信じます。高裁判決が出揃ってから時間も経っていて、世間から忘れられてしまったりするかも…なので、このように継続的に婚姻平等実現への気運を高めるようなイベントを開催することはとても大事だと思います。今回のイベントは、婚姻平等が実現した未来から振り返ったときに、あのときあんなイベントがあったよね、素敵だったよね、と言われるようなものになったんじゃないでしょうか。
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