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米国パスポートの性別変更、性別適合手術の証明不要に

 CNNのニュースによると、米国務省は9日、パスポートの性別変更手続きを改定し、性別適合手術を受けていなくても、主治医の証明があれば性別変更を認める新方針を発表しました。10日から適用されました。
 これまでの手続きでは、性別適合手術を受けたことを証明する外科医の診断書を提出しないとパスポートの性別欄を変更できませんでしたが、改訂によって、主治医の診断書によって性別変更の療法を受けている最中であることさえ証明できれば性別変更を申請できるようになります。最中の場合、効力限定のパスポートが発行されるそうです。
 国務省は、ゲイやトランスジェンダーの権利擁護を訴えるプライド月間である6月に合わせ、今回の発表を行ったということです(素敵です)


 ひるがえって日本では、性同一性障害特例法により、戸籍上の性別変更が完了しないと、パスポートの性別欄も変更できません。
 2009年、性同一性障害の上田地優さん(松江市の市民団体「紫の風」代表幹事)が、パスポートの発給申請書に記載した性別と戸籍謄本の性別が異なることを理由に県知事がパスポートを発給しなかったのは違法だとし、処分の取消しを求めて外務省に審査請求を行いましたが、請求が棄却されたというニュースがありました。
 裁決書によると、上田さんは「容姿や服装と旅券に記載された性に差異があるため、渡航先で不利益を被る」と主張していましたが、外務省は 「現行の法制度を前提とすればやむをえない」などとして請求を棄却しました。上田さんは 「性同一性障害者特例法が足かせになっている。性別適合手術ありきの現行法を撤廃し、新立法する必要があるのではないか」と訴えました。 
(後藤純一) 

 
米国パスポートの性別変更、性別適合手術の証明不要に(CNN)
http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201006100010.html

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