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中国で女装アイドルがブレイク

 今年5月、中国の男性アイドルを選出する人気オーディション番組「快楽男声」の成都地区予選に女性の姿で登場したのが劉著(リウ・ジュウ)さん。審査員が「本当は女性なんでしょ。身分証明書見せてよ」とからむほど、その美貌は視聴者の度肝を抜きました。次の予選では、一転して男物の衣装で登場。成都地区トップ50への進出を決めました。
 劉著さんは「偽娘」(女装した男性)とか「著姐(著ねえさん)」と言われ、「普段から女装しているのか?」「同性愛者か、異性愛者か?」「性転換手術はしないのか?」といったインターネット上の書き込みや報道が加熱、中国中の話題となりました。 

 別の「偽娘」、劉剛(リウ・ガン)は、日本アニメの影響を受けたと語ります。大学時代に面白半分で女友達から洋服を借りて女装したところ、驚くほどの美しさで、すっかりはまってしまい、今では本格的な「偽娘」へと成長。「偽娘」を続ける理由は、自分に合った美を追求したいからだといいます。

 中国の新人オーディション番組では近年、こうしたトランスジェンダーなアーティストがブーウムになっているそうです。劉著さん以前にも、「超級女声(スーパーガール)」という女性のオーディション番組では、ボーイッシュなクリス・リー(李宇春)さんの登場が話題となり、大変な人気を博しました。

 こうした風潮に対し、シンガポール華字紙『聯合早報』が30歳前後の男女10人に感想を聞いたところ、「賛成」が1人、「反対」が7人、「どちらとも言えない」が2人だったそうです。賛成派は「どんな格好をしようが個人の自由」と擁護している一方、反対派は「男は男らしくすべき」と、中立派は「他人に迷惑をかけなければ良いのでは」との意見でした。 

 中国では1999年に性別適合手術を受けた寒冰冰(ハン・ビンビン)さんがタレントとして活躍しているほか、2003年にもタレントの陳莉莉(チェン・リーリー)さんが性別を変更し、「中国のハ・リス」として話題を呼びました。(ハ・リスさんは韓国で有名なトランスジェンダーのタレント)

 昨年更新された中国保健当局発表の性別適合手術のガイドラインによると、少なくとも5年間連続で反対の性別としての生活を送り、なおかつ、最低1年間は心理療法を受けた人に限り、性別適合手術が認められます。また、精神科医の推薦状も必要で、手術前には身分証明書の性別変更について警察の同意を得る必要があるそうです。(犯罪歴のある人は性別適合手術を受けることが認められないという内容が問題視されています)

 中国の国営英字紙『チャイナ・デーリー』によると、公式の統計は存在しないものの、中国では2000人ほどが性別適合手術を受けたとみられ、1040万人が手術を検討しているそうです。

 

中国で増加する女装男性に賛否両論シンガポール華字紙(レコードチャイナ)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=42757

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