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ゲイに捧げられたガガの『アレハンドロ』、マスコミでも話題に

 レディ・ガガの最新シングル『アレハンドロ』のPVが日本でも公開され、マスコミでも騒がれはじめました。

 尼僧の衣装でロザリオを食べるシーンが米国の宗教団体から非難されたこともあり、「問題作」だと書かれたりしています。が、どの記事でも、スティーヴン・クライン監督が「あれは宗教への冒涜ではなく、自らの内に“聖なるもの”を取り込むことの象徴だ」と説明していることも同時に紹介し、フォローする形となっています。
 また、「これは私とゲイの友達とのピュアな友情についての歌なの。この友情は決してストレートの男性との間には築くことができないわ。私のゲイへの愛情の歌よ。また、男どうしが一緒になることの勇気への礼賛でもあるの」というコメントを筆頭に、スポーツ新聞でさえもこれが「ゲイへの愛情の歌」であると紹介。このPVが、物議を醸すことで話題作りをねらうようなタイプのものではなく、ゲイへのエールである(ある意味、崇高な表現である)ことがすべての記事できちんと伝えられていることは、スゴイことです。
 公開わずか2日間で1,100万ビュー以上という驚異的な視聴回数を記録している話題曲だけに、ガガの「ゲイへのシンパシー」が世界的に伝播していくことは容易に想像できます。『アレハンドロ』のPVはゲイ史に残る作品になったと言えるのではないでしょうか?



Alejandro the Remixes

LADY GAGA /
Interscope Records(輸入盤)

 ちなみに、この映像を監督したスティーヴン・クラインは、マドンナとの仕事で有名なファッション・フォトグラファーですが、今まで「ミュージック・ビデオを撮らないか?」という数々のオファーを断り続けてきたそうで、今回「ガガのためなら」と、初の監督を快諾したとのこと。「さすが、ガガの人徳である」と評されています。

 随所にマドンナへのオマージュが見てとれる映像作品ですが、それだけでなく、ダンス・シーンはミュージカル『キャバレー』とその振付師Bob Fosse(ボブ・フォッシー)へのオマージュなんだそうです。
 パッと見ではわかりませんが、実に奥の深い、素晴らしくゲイテイストな作品なのです。(後藤純一)

 

 

ロザリオ食べちゃった…ガガの問題作PV解禁(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/06/16/15.html

レディー・ガガ、米で物議巻き起こしたPV、日本上陸公開(日テレNEWS24)
http://news24.jp/entertainment/news/1612433.html

レディー・ガガ、話題の最新ビデオが到着!(MTV JAPAN)
http://www.mtvjapan.com/news/music/17895

レディー・ガガ、アーティストとしての誇り高き「アレハンドロ」PV(MSN産経)
http://music.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=308111

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