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サッカーのスター選手フレドリク・リュングベリがゲイの噂を「光栄だ」と語る

 世間がワールドカップで盛り上がる中、全く興味を示さない人も多いことと思います。ゲイのサッカーへの無関心は何も日本に限ったことではなく、アメリカの『Advocate』誌も同じことを言っています。「ゲイがW杯を観る15の理由」という記事では「全世界がW杯に注目する中、それを無視するのもいいけど、W杯を楽しむ理由を考えてみました」として、15個の理由を挙げています。たとえば「みんなクリスティアーノ・ロナウドに夢中だから」「南アフリカは数少ない同性婚が認められた国だから」「サッカー選手の肉体は理想的」「 ShakiraのW杯応援ソング『Waka Waka』が素敵」「あまりにもゲイゲイしいレフェリー、知ってる?」などなど。


 人種差別を克服し、多様な民族構成に配慮して公用語が11もある南アフリカは、「虹の国」を自称し、アフリカで唯一、同性婚を認めています。
 しかし、2008年、レズビアンであることを公表していた女子サッカー代表選手、ユーディ・シメラニーさんが、「性の矯正」だなどと言われてレイプされ、拷問を受け、顔や胸、足を25回も刺されて殺されるというひどい事件もありました。同性愛者への憎悪犯罪(ヘイトクライム)は今も続発しているといいます。

 また、オリンピックでは、性感染症予防のため、選手村にコンドームがたくさん置かれているのに対し、今回のW杯ではそうした取り組みがなく、南アフリカのエイズ関連民間団体はFIFAを批判しているそうです。
 

 しかし、サッカーに関する素敵なニュースもありました。 
 ニューヨークタイムズによると、スウェーデンが誇るサッカーのスター、フレドリク・リュングベリが「ゲイではないか」という噂を「光栄だ」と語っているそうです。
「ずっとゲイだっていう噂があった。全然気にしてないよ。光栄なくらいさ」
 彼はその噂を「お世辞」とまで表現。しかし、セクシュアリティについて尋ねられると、答えることを拒否しました。
 リュングベリはスポーツ選手でありながらファッションにも関心が高く、ゲイピープルを「驚くようなスタイル」を持っていると評価しています。
 スウェーデンを代表する選手だった彼は、ロンドンのアーセナルに引き抜かれましたが、2008年、欧州を去り、カルバンクラインが彼を下着モデルとしてリクルートしました。
「カルバンクラインにオファーされたのは光栄なことだった。何ヶ月かタイムズスクエアのビルボードにデカデカと出ることが僕のイメージにどんな影響を与えるのか、悩んだけど。でも、実際はとてもプラスだった。いちばん予想外の反応は、アンダーウェアにサインしてって頼まれたことかな」


 
15 Gay Reasons to Watch the World Cup(Advocate.com)
http://www.advocate.com/Sports/15_Gay_Reasons_to_Watch_the_World_Cup/

南アフリカW杯 犯罪の背後に貧困と格差(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100609-00000531-san-int

エイズ関連諸団体がFIFAを批判、南アフリカ(AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2733331/5845323

Soccer Star Proud of Gay Rumor(Advocate.com)
http://www.advocate.com/News/Daily_News/2010/06/14/Soccer_Star_Proud_of_Gay_Rumor/

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